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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
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2.敬遠

王宮で働く騎士の仕事は、外部から見れば華やかなものらしく、女性たちからにこやかに挨拶されるのが日常だ。だが実際には地味な作業も多いし、自分のように無骨な者もある。



「こんにちは、騎士様」


その日、回廊で挨拶をしてきたのは、たまにすれ違う侍女だった。きれいに三つに折られた白い靴下と長いスカートの間、少しだけのぞく足首はとても細く、うかつに触れたら折れそうで。うっかり傷つけてしまわないように、あまり近づけないでいる。


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