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結局 人生って何だったんだろう? 70年生きてきても、わからないんだよなあ?(私の人生遍歴迷走日記より)

作者: 舜風人

老後人生極まった感もある?

70歳の老人


いまや65才では老人というのが

はばかられるという

長寿社会日本ですが


まあ70才といえば

立派な老人といっていいでしょうね?


70年生きてきて

いや

生かされてきて

それでも結局

人生って何だったのかが

わからないのです


それってさあ

お前が愚かで人生について真剣に考えてないからじゃあないのか?


うーーーん

そうでしょうか?

わたしなりに人生について深く考えるところもあるし


それを纏めたこともありましたけどね。


でも?

それでも

よくよく考えてみると

やっぱり人生って謎なんだよなあ



なぜ私がこの場所にこの時代に生まれたのか?

他の時代でも、、、ほかの国でもよかったのに??



なぜ私はこの両親のもとに生まれたのか?

他の両親でもよかったのに??


そうしてわけもわからずに、たどった70年の人生は

気が付けばあっという間でしたね


思い起こせば

あれもあった

これもあった

出会いもあれば

別れもあった

仕事もしたし

泣きもしたし

笑いもした

幾つかの大きな病気もしたし

入院手術もしたが

幸い生きながられてきた


その間

友人や親族の死にも出会った


親しい友人は15才で急性心不全であっけなく去っていった

其の後職場での親友は

ある日宴会帰りに酔ってけつまづいて

縁石に頭を強打して即死だった


わたしの父母は80歳以上生きたが

最後の1年はほぼ寝たきりで

意識もおぼろで世を去っていった


義兄はある日散歩に行ってくるよと公園に行ったが

スマホで電話が姉に来て「

胸が苦しいから来て」というので駆けつけると

すでに急性心不全で亡くなっていた、

人の死に方は様々だが


思うに

10年寝たきりでなくなるよりは

急死の方が

幸せだと

最近思っています。



死に方が選べないからどうしようもありませんけどね。


いつかは訪れる死の時


その瞬間人は何を思うのでしょうか?


聞くことはできませんから自分で体験するしかないのでしょうね


おもえば遠くまで、きたもんだ


故郷を離れて50年


いま故郷は生まれた家は跡形もない


何も残っていません

そして私は何の誼か

こんな見知らぬ街の

大規模建売分譲住宅団地の

一角に

老骨を横たえているのですね


仕事を求めてさまよい

たどり着いたのがこの町だったからです

そこで定年まで働き

そして今

余生をその街で過ごす私

いまさら引っ越しですか?

出来ませんよ

ここで終わるしかないんですよ


振り返れば

いろんなことがあったなあ


あれもあった

これもあった

出会いもあれば

別れもあった

仕事もしたし

泣きもしたし

笑いもした

幾つかの大きな病気もしたし

入院手術もしたが

幸い生きながられてきた


その間

友人や親族の死にも出会った


こんな繰り返しの思い出回帰が


日がな毎日続くのは

ある意味

幸せなんでしょうね?



でも

結局

人生って

何だったのでしょうか?


いくら考えても

わたしには

明確な答えが出てこないんですよね



あなたはどうですか?


あなたの人生って結局何だったのでしょうか?


結局


人生って


自分の思い通りにはならないしね?


え?それって


お前が怠慢で人生を切り開く努力をしなかったからだろ??




うーーん


でも私なりに努力はしたつもりですけどね


まあいろいろあってなかなか思い通りにはなりませんでしたよ




つまり


断言しちゃうと




「人生ってなるようにしかなならない」




んですよね




おいおいそんなあなた任せだからダメなんだろ?




ちょっと待ってください




人生ってどうにもならない場面が多すぎるんですよ


そうでしょ?


努力だけで大成功?なんて子供の夢でしょ?




いくら努力してもなるようにしかならないってことが多すぎるんですよ




だから


「まあ人生はなるように任せるしかない」




って、70年生きてきて


わたしはさいきんそう




おもうんですよね






で、、




じゃあ老後人生もそうなのか?




まあそうでしょうね


70年生きてきてもう先は見えています




より一層




これからの残された人生は


なるようにしかならない、、と、、思いますよ




そんなああなた任せでいいのかなあ?




でもしょうがないでしょ。




ここまで来たら


もう




全てを




神に




全託すするしかないでしょ。






そうして


なるようになったら


その時はそれを


まあ


楽しんじゃうしかないでしょ?




ボケる、、、楽しみましょう




マヒする、、、楽しみましょう




寝たきりになる、、楽しみましょう




そうするしかないでしょ。




そうなっちゃんただから




それが人生




それもまた人生の




成り行きなんだから。



そうするうちにも



やがて

お迎えの時が


やってくるのですよね


そうして


あなたは


わたしは


老体から解放されて


冥途へと


旅立ってゆくのですね。



そうです


それが、、、、


人生なのですからね。



だれでも

権力者でも

庶民でも

いつかは終わる人生と知ってはいても

一抹の

寂しさはありますよね



人生の終わりって一体どんな感じなんでしょうか?



死んだ人に聞くわけにもいきませんよね。



それは自分で体験してみるしかありませんよね








曙の


光に眠りを覚まされて


いま


辿り行く


死出の坂路








もう2度と


戻ることなど


ないと知り


命の糸の


切れる瞬間








忘られぬ


命の時を


生ききって


今辿るのは


最後の山道








現世の


形見に置きし


物などは


ありもしないと


告げる旅立ち




この世をば


カゲロウとだよと


悟っても


冥途の旅は


やっぱり寂しい

























































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