一日目…
私が住んでいる所は不思議なとこだ。
手伝いはしないわ、やることもしないわ、
ましてはルールを守らない
そこで注意する人が居ないのだ。
だから私が毎日この村を綺麗にしてる。
私はあまりホコリとか虫とか得意ではないけど、
友達に頼まれて、断ることができなかった、
自分の意見が言えなかった、
まあ、よくある事だ、、
そして私は今ここに引っ越してきた
警察はまともじゃないし、
近くに病院はない、
消防署もないし、
学校もない、
住むにはとても効率の悪い村だ
少し隣町まで行ければ
色々あっていいのに
何故みんなここを好むのか、、
そこも依頼に含まれてる
私の叔父は探偵だ、
私がこの村に引っ越すようになって
この村の依頼は全部押し付けられた、、
信用されてるって喜んだらいいか、
めんどくさいって悲しんだらいいか、
私には分からなかった。
でもやっぱり依頼は大体同じ内容で
ほぼ変わらない。
だからこそこの村を責任もってよくしていこう!
私はそう思った、!
けど、初めはキツかった、
引っ越してすぐの人の言ってることはまるで聞かなかったり、ましては睨まれる、、
こんな苦痛な人生送ってられるか!って思って
叔父に連絡した。
この話をしてもいつも、
大丈夫〜!慣れれば慣れれば!
大体こう言われた、、
絶対こんなの無理に決まってる、
頭がおかしいのではと私は疑った
でもここはまるで、
子供もいないし、年寄りもいない、
不思議でしょうがなかった
でも恐らく、子供がいない親が来て、、
住みづらくなったら引っ越すてきなシステムなのだろう、
ちょっとめんどくさいと思ったが、
流石に引っ越してしまったが最後、、
もうやってやる!!!
私は気合いをいれ、
今日も頑張ろう!!
と声がけをしてった。
私が見た中で唯一最年少と言えるくらいの男の子がいた
見るからに…小学生くらいだろう
僕、?何歳?
と聞いたらその子は15という。
ろくな生活を送ることが出来なかったのだろう
15の割には
痩せ細くて、ヨボヨボで
そう考えると老人の体のようだった、
親と一緒に歩いてないから、
世話もろくにされなかったのだろう。
流石にそれは可哀想だなって思って
私が話を聞いた、ここの村は食物があまりとれなくて、お金が無いから買いにいける人がいないのだという。
きっと私も買わせに走らされるのだろう、
そう考えると無性に怖いと感じた
子供に隣町まで走らせて大人は仕事をしない、
そんなのいいのか、、と深く考えてしまった
私は仕事があるからいいけど仕事がない家庭は節約人生で、悲しいと思った
でも私も今年成人したばっかで助けられる程
金は持ってないんだ……ごめんな、、
私は少し罪悪感を持ちながら仕事へ行った、
ここの電車は空いていて、運転手と気まづくなるくらいだ。
この仕事も楽じゃないなって思った
お仕事日記
1日目
今日のやること
・声がけ
・ポスター
・援助
・広める
は!?なんだこれ!?なんかきた、、
ポスターなんてしらないよぉ!
叔父に連絡したところで変わらないだろうと思って、
もう無視しておいた、、
そして、、実家に帰る時、
やることが終わってないため、村からは出れません
と表示されていた
なんてめんどくさい事を。と思いつつ、
やるしかないかと、やっていた
ポスターなんて書けないし、援助なんて知らないし、
むむ!?広めるってなんだ!?
叔父(通話)
叔父「あら、村から出れなかったようだね」
「別に教えて上げてもいいよww」
笑ってるのに、苛立ちがあったが、無視して続けた
私「広めるって何?」
叔父「信用出来そうな友達を1人作って、
自分の役割について、話そうという物だ」
なんだそれ、って思いながら通話をきった
もう友達なんていないし、いなくても、
って思ったけどぐっと堪えた。
同世代の子じゃなくていいから
良さそうな子居ないかなって思っていた
そしたら男だが、同世代っぽい感じの雰囲気の人だった。
しょうがないからその人に話した。
そして、無事に実家に帰れた、
着いた時にはもうここに住むって言って戻んなくても…
と思ったが、その時は叔父とかに殺されそうなのでやめておいた。
私の唯一の友達、大和、、
大和も最近引っ越してきたらしい
大森家、、、
どっかで聞いたんだよなー、
どこだろ、、まいっか!!
そのうち思い出せるっしょ!そんな感じで一日目は終わった、、