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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
リョウの学園生活編!
52/54

52話、自己紹介とお披露目

案内された教室に着いたら、案内の人が好きな席に座ってと言ったので窓際の席に座った


3人が席に座ると、ぞろぞろと生徒が来て座りだした


席が満席になりだし、僕の横に女生徒が来た


「隣いいですか?」


「どうぞ」


教壇には女性が1人居た、全員好きな席に座ると女性が生徒を見た後に喋り出す


「みんな来ましたね、ではミーティングを始めます。まず私はアマリア、貴方達の担当になります」


「貴方方はAクラスとSクラスが合わさったクラスですので喧嘩や身分差別がないようにお願いします」


「では、自己紹介をそちらから順にしていってください」


指さされたのは僕とは真逆の位置の人、、、この順番で行ったら僕は1番最後じゃないか!?


立ち上がって自己紹介を始めた


「俺はクレスタ・アグリヌス。クラスはA-Aで得意な魔法は火の魔法です。」


ふむふむ、、こうやって自己紹介していけばいいのかな?


似たような自己紹介が続いて、Sクラスの人の順番が来たみたい


女生徒が立ち上がって自己紹介をする


「わ、私めの名前はミナ・ペインです。S-Aクラスです。」


皆がオォッと声をあげてる


「趣味は人間観察、得意な魔法は、、火と水魔法です」


みんながざわざわしてる、、なんで


「あと、錬金も練習してます、よろしくお願いします、、以上です」


周りからすげぇって言われてる!


順番が周り次のSクラスの男子生徒の番になった


「俺はセンライト・マササリス!S-Sクラスだ、得意魔法は雷を使う魔法、趣味は熱中できるならなんでもだ。よろしく頼む」


また周りから雷とかヤバすぎると声が上がってるよ


あ、次に僕の隣に座った子が立ち上がった


「私はマリアナ・サーティ、A-Bクラスです。得意魔法は、水の魔法で趣味はお裁縫です。よろしくお願いします」


育ちが良いんだろうなぁ、凄く綺麗な姿勢だった


あ、最後僕の番になった!立ち上がった


「僕はリョウ・タカシロ、クラスはS-Xクラスで」


みんなが二度見ししてきたよ!?Xナンバーって初めて見たぞなんていったりざわついてる


「得意魔法は、、得意ってわけじゃないですが土魔法と」


土か、なんだ、、って声が聞こえるけど気にせず続ける


「治癒魔法と」


皆の頭に!が着くくらい驚いてる


「火と無属性の融合魔法です」


みんなの頭に!?が出てきた


時空魔法は言わない方が良いかな、クロノスさんが作った魔法だしね


S-Xヤバすぎる、、なんて聞こえたが気のせいだと思いたい


「では、紹介終わりましたね。明日から本格的に授業を始めますので明日の8刻には来てくださいね。それまでは皆様交流をしてください、ちなみに魔法訓練場や鍛錬場は解放しますが、、」


僕を見て先生が


「くれぐれも、、爆音を鳴らしたり壊さないでくださいね?」


釘を刺してきたよ、、、気のせいか気持ち青筋が立っているよう、、


「先生、訓練場や鍛錬場は壊すこと出来るのですか?」


男子生徒がアマリア先生に聞いてきた、それをアマリア先生は返すのだけど


「ふ つ う は出来ません、普通はね。ただ、、試験中に施設をぶっ壊した人がいますからね?」


なぜか普通を強調された


誰だそいつ、、なんて周りはいってるが僕だから手をあげるわけにはいかない


「ちなみにそのぶっ壊した人は合格しましたか?」


「えぇ、まぁ、、しましたね」


口を濁したが皆は僕を見る、特定されましたよ、、、


「その魔法、見てみたいのですが許可下さい!」


「、、、構いませんが、試験官の生徒を1人病院送りにするレベルですよ?」


「えっ?」


「挙げ句の果てには油を撒き散らしたような見たことない炎を出して標的を丸焦げにしますよ?」


「えぇ、、、」


「そ、それでも!見てみたいです!」


「わかりました、、、なら止めませんが、、壊したら治しなさいね?」


「あと、、、その子が異常なだけですからね?」


その一言に皆がざわざわしだした


「行きたい人はいっていいですが、精神的によろしくないので自己責任で」


そう言い残し先生は教室から出たあと、皆を見ると表情が違った


先生の置き言葉で皆の性格がわかった、怯える人、迷信だと思う人、自身の向上のために頑張ろうとする人


それをみて観察をする人、見下す人


色んな人がいるなぁ


「で、誰なんだ?」


察しはついてるみたいで皆が僕の方を向いた


「リョウくん、、だよね?」


マリアナさんは、、怯えてた


「う、、まぁ、、そうですね」


なんて言葉しか返せなかった


「じゃあ、皆で行こう。訓練場に!」


1人が音頭を取り、立ち上がると皆が立ち上がり歩き出す


「僕も行かないといけない流れかなぁ、、」


仕方ない、行くかぁ、、気乗りはしないけど


怯えてた人たち全員も、マリアナさんも行くみたいだしね


僕たちは教室を出て訓練場に向かった




訓練場に着いたみたいだけど、学園の真裏の門を出た先のだだっ広い荒野だった、境界近くには水が流れている、的らしき丸太が何本も立てかけられてる


一応看板と、なんか仕切りはあったが、、、気持ち程度のものだった


皆で的を3つ設置して、、準備が整った


「よし、じゃあリョウ君打ってくれないか?」


僕はふと閃いた、他の人の魔法をみたいと


「いいですが、まず皆さんの魔法を見せて欲しいです」


みんな苦い顔をする中、Sクラスの2人が手を挙げた


「俺たちのが先行してやれば後もやりやすいだろ、やるよ」


「そ、、そうですね、、私もやります」


周りがSクラスの魔法が観れるのかと言ってるのが聞こえた、意義はないみたい


「まず私から行きます」


荒野と学園の境界に立ったミナは杖を持ち、魔力を込め出す


「来て、アクアスリッパー!」


水が空中に浮かび、お皿みたいな形になり的に飛んでいき


当たった的を切り裂いた


みんな目が点になってる、僕もあれはできないなぁ、、、、


「すごいや、あんな水魔法は僕にはできない、、」


なんて呟いたらふふっと自慢気な顔をしミナさんがしてる


それをみてAクラスの人達は目がキラキラしてる


「じゃあ、次は俺だな」


センライト君が次に境界に立った


辺りでばちばち音がなっている、これは、、光りとは似て非なる存在みたいだ


「行け、ライトニング・スピード!」


雷が空気を伝い的に行く、少し離れた的に伝わると的は真っ二つに裂けピシャーン!と甲高い音がなった


みんなおぉー、、と感嘆の声を上げる


「お、俺だって!」


1人、Aクラスの男子生徒が境界に立った


みんなやれやれーと言ってる


「行くぞ、サンド・ショット!」


土が上がり、塊にして飛ばした、、あれ?


これ体内の魔法じゃなくて周囲の魔素を使った魔術だね、これ


塊は凄いスピードで飛び、的を吹っ飛ばしたが魔素がめちゃくちゃ薄くなってる。


マズイ、僕は構えて周囲を警戒する


「なんで構えてるの?」


ミナさんに言われて、僕は警戒しながら答える


「、、、僕の予想通りなら、、あっちから来る!」


的の裏から遠くから魔物がくる、、あれは、、馬?


「あれは、ブラックホースだ!」


「そんな、、あれに対抗できるのは上級生と熟練冒険者くらいよ!?」


皆が浮き足立ってるけど、僕はフレイムボムを打つ構えを取った!


指先に力を入れて拳大の玉を作る


「え、杖無しで何を、、?」


マリアナさんがキョトンとした顔で見たあと、僕は御構い無しで放った


「行って弾けろ、フレイムボム」


玉は土煙を上げながら飛んでいき、ブラックホースに当たった瞬間


爆音と共に大爆発を起こした


あ、やらかした。すっごい爆音が鳴った


皆が目を点にして爆発を凝視してる、爆心地には何もいなかった


あるのはクレーターのみ


「今、何をしたので?」


ミナが聞いてきたので疑問に答えようかな


「僕の無属性魔法に火の魔法を混ぜて爆発させたんだよ」


皆がざわついてる


S-Xクラスだけあって規格外と声が上がってるよ、、、


それからはAクラスの皆の魔法を見せてもらってわかった、僕の魔法と皆の魔法は違うのと


みんなは魔術と魔法の違いに気づいてないってことに


みんなの魔法の見せ合いが一通り終わったあと、帰ろうとしたら、、


先生が青筋立てた笑顔で出迎えてくれた


「こんの、、、お馬鹿たちがぁぁぁ!」


笑顔が凄い顔になってる、、


先生の胃薬が止まらなくなります

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