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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
リョウの学園生活編!
45/54

45話(裏)、空真と観測

今回は空真の回です

僕は不可抗力とは言え、僕は人を殺した


トムニアさんを助けるためとはいえ、あの酒場で手がかりを知る奴が武勇伝みたいに話す奴がいると聞いたので


行って問い詰めたら最低な回答をされたのでブレイカーで真っ二つにした。周りにいた奴も皆殺しにした


ダメだ、殺した人達の顔が浮かぶ、、消えろ!消えろ消えろ!


「貴方はもう手遅れなのよ?」


僕はエルとパートナーになれない、手が汚すぎて、、手遅れだ


あれ、ブレイカー?なんで、、なんで、、、喋らないの?


僕は気づいたらちょっと怒るだけで人を殺してる、だってうるさいんだもん、、あれ、、?なんでエルさん血塗れで倒れ、、胸にマリンが刺さって。。。ピクピクしてる


もういいや、好き勝手生きようとっと


気付けば僕の頭には、、ヤギの頭が付いていた


ーー


「うわぁぁぁ!」


「レナード!大丈夫!?」


思わず飛び起きた、とんでもないのを予知してしまった。横に寝てるミストがビックリして声をかけてきた


「うん、、リョウが大変な事になる予知を見たんだ」


「な、なんですって?」


ミストもビックリした、と思ったらベッドから起き上がって抱きつかれた


「どうしたんだよ?」


「私も不安になったから抱きつきたくなった」


「仕方ないなぁ、、ありがとう」


ミストの頭をヨシヨシしてあげると嬉しそうに頭を体にくっつけてきた


しばらくしてたら、流石にそろそろ行かないといけない


「ごめん、そろそろ行くね」


「むー、、仕方ないなぁ、、」


2人で立ち上がり、着替えた後に皆の元へ向かった






今回はエルダーや女性陣まで参加をして賢人会議が始まった


そして、レナードが夢で見たことを皆に話しだす


「しかも、どうやらリョウの街にターニングポイントを変えるくらいひどいのがいるみたいだ」


インティアムがレナードの発言にピクリとした


「そうか、、なら俺が変えてくるか、、」


俺は怒りを抑えながら発言した、すると、、横にいたエルダーも発言しだした


「私も行きます、リョウに危害があるなら守りたいです」


「なら、付いてきてくれ」


「はい、、」


俺はエルダーの願いを了承したら、インティアムが疑問に思ったことを聞いてきた


「ちなみにそいつの特徴はわかる?」


「どうも金貸しみたいだね、酷いことしてるみたい」


「金貸しの裏にはなんか闇が見えるけど、、これはエルが立ち向かう闇の末端だね、、」


レナードが肩を落とした


「空真、闇も払いに行くのー?☆」


「いかない、そこまで干渉したら歴史に悪い」


「本来の最悪な歴史に戻そうとする力を最小の干渉で変え、リョウを助ける」


クロノスの発言に俺がきっぱりと答えた


「じゃあ、僕と兄さんはお留守番だね」


「そうだな、、特徴がわかるようなものが欲しいな」


「多分アナライズアイでわかるよ☆」


「あ、なら良かった」


「レナード、いつその惨劇のキッカケは起きる?」


「え、今日」


「え?」


「え?」


「だから今日」


俺とエルダーが突然の日にちに思考が一瞬置いてかれた後、エルダーが真っ先に思考が戻った


「なんで今日なんですか!20年先はわかるのに!?」


「僕の予知は歴史が変わった瞬間からその未来が辿る世界しか見えないんだよ、、エルダーさん、、くるしい、、」


エルダーに掴みかかられてレナードが苦しんでる


それを見てミストがオロオロしてる、珍しいな、、


俺は俺で母怖し、、なんて考えてしまった


「え、エルダー?」


「はい!?」


俺が呼びかけたら殺意を込められた声をかけられた!


「今日がそうなら今から行かないか?」


「そうですね、わかりました!」


「クロノス、頼んだ」


「仕方ないなぁ、じゃあ行ってらっしゃい☆」


僕たちはクロノスが作ったゲートをくぐり、街の城壁の上に降り立った


さて、、、あ、、リョウがいた


「酒場に超スピードで走ってやがる、、」


「リョウがあんなに怒るのは初めて見ました、、」


「酒場に入ったな、俺たちはとりあえずマクヒが頼んでたっいうトム細工屋に行くか」


「そうですね、、でもどうやって?」


エルダーを無言でお姫様抱っこして靴に魔力を込める、行くぞ


「いけ、なびくそよ風靴、、改めて風渡りの靴」


僕は風の地面をつくり、歩く


「わぁ、、凄い景色!」


知らない景色にすごいエルダーが興奮してる


そんなエルダーを見ながら歩きながら空中を降りて、トム細工屋に着いた


「ごめんください、って大丈夫ですか!?」


エルダーが階段で怯えてる人を介抱しだした


俺は周りを見ると、紙が置いてあるのに気づきそれを読んだ


合否発表の時にお前の店で下宿してる奴を学園に向かわせるな、じゃなければ人質にしている在学中のお前の息子の右腕と首を頂く、、か、脅迫文だね


酷いな、、リョウじゃなくても怒る、、ってかこれ、エルダーには見せれないな、、


「エルダー、元凶の足跡がわかった。行くぞ?」


「ま、待っておくれ!」


介抱されてた女性が慌てて俺を呼び止めた


「どうか、その男の近くに居るミーチちゃんは殺さないでおくれ!あの子は悪くないんだよ!」


「なんでそんなことを言うんだ?」


「犯人は金貸し屋のサラスじゃ!あいつが、、あいつが今回の元凶だよ、、」


「そんな酷いのですか?」


「私の息子のトムニアと幼馴染なんだが、彼女は両親の店の借金と学費を盾に良いようにミーチは利用されてるんじゃ、、恐らく攫われたのは彼女が手引きしたんだと思う」


、、、昔アディスタに言われた質問に似てる気がする


彼女を助けていいのかな、、


あ、外にリョウが来た


外には男の子がいて、中に入ってきた


「ただいま」


「トムニア!大丈夫だったのかい!?」


女性がトムニアに抱きつき泣き出した


「大丈夫だよ、僕は、、」


、、、そうだ、もしトムニアの並行世界を観測して彼女を引きずってるなら助ける、幸せな未来なら助けない


「トムニアさん、ちょっと失礼」


「えっ?」


俺は右手でトムニアを撫でると、観測が始まった


ーーー


「ミーチ、何をしてるの?」


彼女をずっと探して見つけた、思い出の品を売って彼女を助けようとしたら彼女は街にもう居なくて


学校にも来なくなってずっと彼女を探した、手がかりは南西の森で目撃されたって言ってたから南西方面の街を探して


噂を辿って見つけたんだけど彼女は、、、


「あはっ♪、、、え?なにしてるの?トムニア?」


綺麗な顔は頬がこけて、亜麻色の髪は入浴を何ヶ月もしてないのかボロボロで


彼女はぼろぼろの服で、、右手には赤いものがついたナイフを持ってて


足元には倒れた男、、の財布を左手に持ってた


「いや、違うの、これは、、」


ミーチがすごく動揺してる、けど俺は奥にいるやつの発言で動揺した


「そいつを殺せ」


「えっ、、?」


「聞こえなかったか?お前がそいつをころせ」


「い、、いや、、」


「なら、この薬を大量にあげようと思ったけど要らないな」


「いや!クスリは欲しい!」


「なら、、わかるよな?」


「はぁい♪」


ミーチが明らかに人格が変わった、、!?


、、ふざけるな!


「ふざけるな!ミーチ!クスリに負けるな!」


奥の男が高笑いをしだした


「無理無理!こいつは薬がなければ生きていけない体なんだよ、そうそう、、これはすごい助かったぜ?」


袋から男は、、、僕が彼女を助けるためにお母さんから貰った宝石杖の、、残骸を取り出した


「サラスきさまぁぁぁ!」


「いい金になったよ!君は本当に馬鹿だなぁ!えーっと、、トムニアだよね?」


「僕が杖を構えると、彼女は僕に斬りかかってきた」


ダメだ、、、彼女を攻撃できない、、


僕はなんとか杖で彼女の腕を弾いたら噛み付いてきた


まるでその顔は獣で、、彼女とは思えなかった


「ミーチ、、ごめん、、助けれなくて、、」


「私もごめ、、クスリ欲しい!ごめんな、、さ、、!」


僕はナイフで彼女の胸を刺した、それと同時に、、僕は彼女のナイフで首を刺された


お互いに見つめ合いながら倒れた。


「ミーチ、、ずっと、、あい、、あいし、、あい、、」


「私に、そんな資格ないの、、に、、」


最後の一言が出ない、彼女はぼろぼろ泣き出し、僕の言葉を待って、、


「あーあ!使い物にならなくなっちまった!せっかくいい金ヅルだったが、、まぁ新しい代わりを見つければいいか」


僕は後ろからサラスに蹴られて首が折れ、最後に聞こえたのは彼女の悲鳴だった


ーーー


次回まで空真回

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