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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
リョウの学園生活編!
41/54

41話、身体強化とパートナー

体力が戻り、運んでくれた人に礼を言った後にブルーとマリンを腰に戻してバッグを持ちコロッセオから出た。ちょっと寝たせいか体がバッキバキになってるや


「本日の試験は終わりです、合否は明日の朝からしますので朝に集合して下さい!」


あ、試験が終わったんだね


みんなが帰路につくみたい、僕も細工屋トムに帰ることにした


なんか、めまぐるしい一日だったな、、って、エルさんにメルさんだ


みんなに囲まれてるが2人の反応は対照的だ


「もー、さっき君コロッセオで風の踊り子っていったでしょ!恥ずかしかったんだからねー!」


「でもあれのおかげでテンションが上がったよ、ありがとね!」


笑いながらみんなに明るく一人一人にちゃんと接するエルさんに


「近寄るな下衆野郎達」


氷の微笑を浮かべてバッサリ切り捨てるメルさん


なぜか切り捨てられたお兄さん達が嬉しそうなんだけどなんでだろう?


「エル」


目の前には凄い大きな斧を構えた大柄な男の人が来た、エルは真面目な顔をして対峙をするがエルは相当見上げてる


「バルディッシュのマルミイさん、ですね」


「今日こそ返答を、エルのパートナーに選んでもらいたい」


「ごめんね、マルミイ!私パートナーにしたい人ができちゃった!」


手を合わせてごめん!をするエルさんに周囲が凍った


数秒後にえぇー!とみんなに質問責めをされてるエルさん、、、の周囲の地面が物理的に凍り出した


「皆さま、私たちは帰りたいのです」


「だから、、道を開けてくださいな」


あ、氷の微笑に怒気が混じってる


皆が散った、ああなったらなんかあるみたいだね


、、なんでかエルさんが頭を抱えてるけど


そだ、言わないといけない事あった


「エルさん」


「あ、リョウくん!身体は大丈夫?」


エルさんが心配して寄ってきた、僕は身体バッキバキだけど見栄を張った


「大丈夫だよ、エルさんこそ大丈夫ですか?」


「大丈夫、私は元気が取り柄だから!」


エルさんも笑顔で返してくれたけど


つん


「ひやぁぁ!」


メルさんがエルさんの脇をツンツンしたら可愛い悲鳴があがった


真っ赤になったエルがもおー!って笑いながらメルさんに言ってるのが面白くて笑ってしまった


少しして、本題を切り出した


「あ、そうだ。メルさん」


「あら、私?」


「案内してくれてありがとうございます。」


「えっ?、、ああ!気にしないでいいわよ」


顔を伏せた、なんでか悪戯心がむくむくと立ってきた


「あれ?照れてるのですか?」


「っ!う、うるさいですわ!」


顔を隠して少し可愛いな、メルさん


もしかして朝のは、、感情的にならない為の予防線だった?


なんて思って少し近づいたら


つん


「わひゃい!」


横からエルさんに脇をツンツンされた、思わず変な声が上がった


なんだろ?ニコニコしてるエルさんが怖い


「な、なんでツンツンを?」


「、、、?なんでだろ!わかんないや!」


動揺する僕に笑顔で笑うエルさんをメルさんがクスクスと笑っているや


「じゃあ、帰りますね」


「わかった!またね!」


「おやすみなさい」


2人は学校内に入っていった、


僕は振り返ってバッキバキになった身体を鞭打って細工屋のトムに帰った


中央の大通りを通り、噴水のところにある細工屋トムに入った


「ただいま!」


「おかえり」


おばちゃんがいつもの席に座って無愛想な振りをした挨拶をした


「おばあちゃん!今日僕頑張ったよ!」


「そうかい、なら二階にあがりな」


「わかった!」


勢いよく登って、昨日止まった部屋に行くと


昨日と同じように食事に着替えの服が置いてあった、僕は服を着替えて食事をした


白い液体に野菜や肉が煮込まれてる料理だったけどすっごい美味しかった


そして食事がひと段落して椅子に座って


ある疑問を聞くためにブレイカーを呼んだ


(ブレイカー、聞きたいことがあるんだ)


(どうしたんだ?)


(エルと戦った際に異常に疲れたんだけどなんで?普通ならあの程度は大丈夫のはずだよね?)


(あー、それ多分、、2人して魔力のブーストをつかったからだ)


(魔力のブースト?)


(ああ、多分お互いに気付いてなかったろうがね)


(リョウはおかしいと思わなかったか?足に飛んだナイフをなぜ避けれた)


(たしかに、重心が足にあるのに避けれてた)


(無意識に足に多量の魔力を集中して無理矢理動かしたんだ、しかも初めてだから筋肉にも過度に負荷が掛かってるんだ)


(しかも2人とも初めて楽しいが先行して全身に魔力をブーストして使ってたぞ?)


(なるほどね、だから2人して倒れ込んだんだね)


(よし、わかった!今からこれを身体強化って名付けるよ!)


(わかった、難しいだろうが頑張るんだよ)


(わかったよ、ブレイカー!)


たしかに、父さんと戦っても楽しいより強すぎて必死だった


けど、、エルさんと戦ったらすごい楽しいと感じた僕がいた、、なんでだろ、、


ブレイカーを帰らせ、パンフレットを見てパートナーの説明を探す


「あった、、えっと、、」


我がイーサント大学校特有のパートナー制度について


パートナーとは卒業するまで研鑽と私生活を共有することのできる制度、これには科目は関係ない


パートナーになると、課外授業で優先的に一緒になったり魔力を共有化と感覚強化ができる


パートナー成立方法は立会人と、教員の前で誓いを立てて、体の部位に、、キスをして誓いを立てる


誓いの場所により力が変動する。顔に近ければ近いほど誓いの力が上がる


パートナーの呼び出しは受ければ授業中でも行くことが可能


呼び出しに行きたくないなら別に行かないでも良い


もしパートナーが傷ついたりすると部位により片側も痛みも共有してしまう


もしパートナーが死んだら痛みも共有されるが


パートナーの魔力は一時的に増大する、ただし時間を置いたら消えてしまう


卒業後は、パートナー解除するかは自由判断とする


在学中のパートナー解除は基本的に認めてはいない


解除の例外は、入学時に渡す規約による


なるほど、、、つまり魔力が弱い人と強い人が組んだら弱い人は強くなるけど強い人は得はない、かぁ


難しいなぁ、選ぶ人は慎重、、にかぁ


、、でも、パートナーがエルさんなら楽しそうだなぁ


横になったらいつの間にか寝てしまった


ーーーー


私たちはイーサント大学校、戦闘剣術科の会議室で頭を悩ませます


「ふむ、、困ったな、、」


「ああ、、困った、、」


頭痛の種はもちろん


「タカシロ リョウ君、、絶対英雄になれる」


「もちろん戦闘魔法学科も、、賢者にするために手を挙げるはずだ」


「しかも学科も目の付け所が良いわ魔素とか知らないワードが出てきたしな、、」


「しかも知らない魔術を使って射的場が凄いことになってたもんね、、」


「あの女生徒は大丈夫だったか?」


「戦闘魔法学科の子か、、パートナーのおかげでなんとか正気にもどったよ。けど、、恐怖はしばらく抜けないかと」


「噂でしか知らないんだがそんな凄かったのか?」


「ええ、下級魔術の速度より早く、、ってより詠唱無しで上級魔術の全てを合わせても2倍近い出力でしたね、、」


「え、それ、、戦闘魔法学科は絶対取りに来るだろ、、」


「しかも10秒以上、大量の貴重な油に火をつけたような魔法も出してたわよね、、」


「それはすごい、、けど、、こちらも欲しい理由はある」


「ああ、槍術もさることながら、、」


「ああ、中級学生のエルが本気で戦っていた。初めて入学して見たな」


「鍛えれば絶対誉れ高い卒業生になれるな」


「でも、もしそうなどのクラスに入れる?」


「決まってる、Sクラスだ」


「じゃあタカシロリョウは合格だな、意義はあるか?」


周りは手をあげませんでした


ーーーー


こちらは戦闘魔法学科、事務的に合否を決めてます


「さぁ、次の子の合否は?」


「番号0758だ」


「タカシロリョウか、、みんな、この者に意見は?」


「絶対欲しいです、戦闘魔法学科のどのクラスに入れても最高の力を出せますよ」


「ただし、我らの魔法とは系統が違います」


「心構えをしてなきゃ大変なことなりますね」


「そうだ、ミーチさんの様子は?」


「報告書の通り、少し幼児退行しましたがパートナーのおかげで回復傾向です」


皆がほっと胸をなでおろすが1人が手をあげた


「それよりも魔素って何か気になる!詳しく聞きたいよ!」


魔力研究の先生が飛びついてるや、、


「ちなみにこの子をどのクラスに、、ってすみません。蛇足でしたね」


「当たり前だ、Sクラスだ」


「では、合否は合格って事で」


「ただ、、戦闘剣術学科も黙ってはおらんな」


「やれやれ、、頭が痛くなるわい」

身体強化の始まりです

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