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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の全ての始まりとライムリアの森
4/54

4話、エルとココの実

今回は更新早くできました

そういえばバッグがあったな、中身を見て見よ


バッグを開けると、俺が入れてたものは一切入ってなかった


おい、クソ神出てこい


ークソ神ってひどくない!?


お前に対する俺の中の評価はクロノスじゃなくてクソみたいな言動をする神だからクソ神だわ


ー助けるために要望通りしただけだよぉ?


、、、何割楽しんでた?


ー魔石の時以外は9割、、かな、、ってあっ、、、


覚えてろよ?絶対忘れないからな?


で、本題だが、、これは何だ?入れたことないのばかりなんだが


ー君の世界から使えそうなのを拝借して入れたんだよ、まだ君は収納魔法を覚えてないからね


そこ最初に覚えさせて欲しかったなぁ?


ー嫌だよ、チートは不老だけでも充分チートでしょ?これから覚えて☆


なんでだよ!?


ーそりゃあ、空真には苦し、、色々体験してもらわないとだからね☆


今苦しんでもらいたいって言おうとしたよな!?


ー大丈夫、気のせいだよ☆


あったらほんとに覚えとけよ?


眉間に青筋を立ててバッグを凝視しながら脳内会話をしてたらエルが怖がりだした


「クーマ?どうしたの?すごい怖い顔してましたがなんかエルが悪いことしました?」


「いや、ちょっとこれに入れたことない物ばかりで犯人を考えてたんだよ」


「そうでしたか、、私たちじゃないですよ!?」


「大丈夫、それはわかってる」


驚いたエルが俺の表情が落ち着いたのを見てホッとしてる


まずバッグの中を見ようか


中には、、ナイフ、収納式じゃないサバイバルナイフで刃の裏にギザギザがついているやつ


皮のカバーと砥石が何個かある。これはありがたい


あとは、炭4本、木の器にスプーンにフォーク


替えの服1着、、と2冊の本に、雨風を凌ぐための包まれる位の布が一枚


本を取り出すとタイトルには馬鹿にでもわかるサバイバルの仕方と書いてあった、、なんだろ、タイトルに殺意が湧くな


もう一冊は、剣術指南書が入ってた

こっちはまだわかる、もしファンタジー異世界を生き残るなら多分必要だ


おいクソ神


ークソ神じゃないってば!


非常食は?入れてないの?


ーははは!この世界に悪影響を及ぼすものなんて入れるわけないじゃないか☆


くそがっ!なんで人体に必要な栄養素をガン無視してんだよ!?行き倒れたらどうすんのさ!?


ーだって容器が悪影響でるかもだし、、何より

現地調達、、っていい言葉じゃない?


その好きなフレーズでこの先が恐怖に染まった俺の顔を見てみろよ?どんな顔してるよ?


ー頑張れ☆


おれは記憶するからな、、、また恨みが一つ増えたわ


とりあえずパラパラと本を見ると頭に全て内容が記憶された


ん、これはどゆこと?


ー空真の固有能力みたいなものだよ、瞬間記憶能力だから本を読むだけで全て記憶するんだ。


ーそしてそれを忘れない


なるほどな、、


もう一冊も読み、完全に記憶する


「あっ!あれ!」


読み終わると同時にエルが突然と声を出したので驚き見た

何かを見つけ指差した方向には、果物がなっている


「あれは食べれるの?」


「うん、ココの実だよ!中に美味しい水が入ってるの!」


俺の世界にあったヤシの実に似てるけど

木の高さは俺のいた世界の半分ってとこかな、多分あの実がヤシの実なら中の液体は確実に毒なしで美味いな


あ、エルもよだれが少し出てドリップしてる、相当やみつきなんだろうなぁ


「けど落ちてるのがないと高くて取れないし殻が硬すぎるのです、、」


どうやら成熟したやつしか食べたことないようだな


なんか周りにあるかな、周囲に長い手頃な木の棒が近くにあった、多分雨かなんかで流れてきたみたのだろう


とりあえず立ち上がりちょっと太い木の棒を拾う


木の棒の先端をサバイバルナイフと近くにあった石で少し割り、ココの実に木の棒が届くか試して見た

お、ココの実にまで届いたし茎が太くて長いから先端の割った部分が挟まった


ごねたらいけそうな気がする、木の枝を振る


エルは目を輝かせてこちらを見ている


あ、実が取れた、木の棒の割った部分に茎がうまい具合に挟まってる


それを見たエルが目を輝かせながらこっちに寄っていく

俺も木の棒を置いて実を先端から外し拾い上げた、実を振ると中に大量の水が入ってるのがわかるくらい一杯に入ってる


確かヘタを切るんだよな、サバイバルナイフで落ちた身を地面に置いて端側をナイフで切りつけた


実は案外と簡単に切れて実に飲み口が出来た


「はい、どうぞ」


実を渡されたエルは尻尾が付いてたらぶんぶん振るくらい嬉しそうにしてる


エルが一口飲んだ、すると目を閉じて勢いよく飲み出す


小さい口を総動員させて飲み続け、半分くらい飲んだとこで一度口を離すと頬の筋肉が緩みっぱなしで親しい人以外は見せたらダメな顔をしてた


ハムスターかな?


よっぽど美味しいんだな、まぁ俺は別のを取れば良いしエルに全部あげるか


「うまそうで良かった」


エルの頭を左手でポンポンとしてやったらエルが一気に顔が真っ赤になった


これはアルコールでも入ってるのかな?麻薬みたいな中毒でもあるのか?


「ひ、ひゃい!美味しいですっ!」


片言のエルが必死に言葉を発した、やっぱりアルコールが強いのかな?


あ、流石に全部飲むのはきついのかも?


「ちょっと飲ませてな?」


「あっ、どうぞ」


俺はココの実を渡され、一口だけ口に含んだ


水はもう滝でたらふく飲んだから含む程度でいいと感じたからだ


「えっ、あっ、その箇所は私が口を、、」


ココの実はやはりヤシの実みたいだ、スポーツドリンクのように甘くて美味しい。


多分アルコール特有の感覚がないからアルコールは入ってないみたいだな、麻薬とかは、、わからないな、、


「あぁぁぁぁぁぁぁ、、、、、」


さらに顔が真っ赤になるエル、なんでだ?渡したのはエルなのに


「ごめんな、返すよ」


ココの実を返されたエルはさらに俯向き何かを考えてる


「うぅぅ、、、よしっ」


何かが決まったのかココの実を飲み出した

顔の熱さをココの実で冷やすみたいにがぶ飲みだ


「やっちゃった、、私やっちゃった、、、」


飲み終わり、なんだか悶々としてるエルを見つつ


俺はさっきのココの実を取った木の棒の先端を割った部分を切りナイフで先端を削り槍にした


目的はもちろん、魚を狩るためだ


俺は読んだ本を頼りに川の上にある岩を伝い川の真ん中へ


まず周囲に魚影があるかを確認、近くに居る


相手に悟られないように気配を消して、、後ろを向いた瞬間、、一気に槍で襲いかかった


魚は逃げようとしたが間に合わず槍に刺される


おっし、昼飯ゲット


形からしてアユかな?初めてなのにうまく行く、あの本のおかげだな


魚を左手に持ち、右手に槍を持ってもう1匹狙う


、、、片手は狙いにくいけど腹減った執念で疲れとか痛みをアドレナリンを使い無視をする


いまだっ!魚がまた背を向けた瞬間に槍を放ち魚に刺すことができた


さて、エルのとこに戻るか


槍を横にしエルのとこに戻ると、なんかこっちを見てぼーっとしてた


なんか病気になったのか?優しく聞いてみよっと


「大丈夫?」


「は、、はい、、大丈夫、、です、、」


苦しいのかな?熱があるのかも、槍を捨てて川の水で手を洗ってエルに近づいた


「ちょっと失礼」


「えっ?あっ、、」


デコを合わせる、んー、、やっぱあつい、、ってかさらに熱くなってきてないか!?


おーい!クソ神ー!


ーどうした?天然タラシ


誰が天然タラシだクソ神


ーいや、天然タラシだよ!?エルちゃん絶対落ちたからね?


落ちた?まだ子供だし熱じゃねーの?だから呼んだんだが


ーはぁ、、、とりあえず、面倒ごとはもうそっちに任せるよ、、


え、おーい?


、、、反応が無くなった、仕方ない自力でなんとかするか


「大丈夫、、?」


無意識に魚を触ってない右手で頭をポンポンとしてあげた瞬間、頭の中で今とは全く違う風景の平行世界を観測がはじまった


クロノスは本当に無邪気な子供がベースです


ーから始まる発言をクロノスの発言にしようとして付けたら文の最初に一騎当千とか一のつく文字を使いづらくしてしまった私は本当に馬鹿

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