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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
リョウの学園生活編!
38/54

38話、爆発と火炎放射

僕は屋外の実技会場に向かいました、なんか看板には魔法射的場と書かれた場所です


「じゃー!番号順にならんでね」


みんな列を作ってる。番号、、番号っと、、


ここかな?列にならんだ、なんか肩を落としみんな出て行く。何の魔法を使うんだろ?


次は僕の順番だ


中に入った、中は手前、中間、奥になんか人?みたいな鉄の防具?を付けた人形が見える


横には年上のお姉さんが居た


「やぁ、まず番号を見せてね」


番号を見せた


「リョウ君だね、じゃああの3つの的を好きな魔法を使って思いっきり壊してくださいね」


「わかりました」


思いっきりやって良いんだね、さぁ壊すよ!




ーーーーー


「なぁ、エルダー」


「空真、どうしました?」


「リョウが魔法の練習してたけど何の魔法を教えたの?」


「まず土と無属性魔法、魔力を集めてぶつけるシンプルな魔法と相手を労わるための治癒魔法です」


「リョウは魔力が多すぎて逆に制御が難しいと感じましたからこの3つにしました。」


「なるほどなぁ、、」


「空真は教えたの?」


「ああ、火魔法だけなんだが、、けど、、」


「けど、、、?はい、あーん」


「はむ、エルダーの作る料理はやっぱ最高だなぁ」


「ふふっ、けど何ですか?」


「着火しようとしたら制御が下手だから出力を少しでもあげたら大火力の火炎放射になるんだよ」


「あらら、、」


「あと、エルダーが教えた魔法に火属性を混ぜて放つ魔法の名前もフレイムボムって名付けてたな」


ーーーーー



僕は右手を的に向けて、親指を立てて人差し指を的に指差して後はグーにした


人差し指に力を込めて無属性の力に火の属性を織り交ぜる、濃縮させて、、、!


丸い玉は拳大になったしあの的を壊すならそろそろかな?


「行け、フレイムボム」


拳大になった赤い玉は


目に見えないスピードで飛び


奥の的にあたり


怒号と共に大爆発を起こした


もちろんそれは外にも聞こえ、大人の人がなだれ込んできた


「な、なにがあった!?」


あ、お姉さんが腰を抜かして軽く漏らしてる。目も虚ろっぽい


僕は状況が読めず立ち尽くしてる


「大丈夫か!?なにがあった!?ってなんだこれ!?」


入ってきた人は奥にある的を置いてるはずの土がほぼ抉られ出るのを見てびっくりしてる


「そ、、、こ、、そ、、、」


呼吸が荒い、ってよりあれは呼吸しすぎて息が吸えないのかな?


「怖がってるじゃないか!、、、大丈夫、なにがあったの?」


「そこ、、、男の子、、、、しら、、知らな、、いまじゅ、つを、、しだし、、、て、、まるいた、、まがで、、きたと」


「大丈夫、深呼吸して」


お兄さんがお姉さんの背中をトントンしてる


「はぁ、、はぁ、、丸い玉が、、できたと思って、、いきなり小声で何か言ったら、、爆風、来て、、凄い怖かった、、怖かったぁぁぁ!」


泣きながらお姉さんがお兄さんに抱きついた。抱きつかれた人はお姉さんをよしよししてる


ほかの大人たちが僕を凝視する、大人の1人が声を出した


「君、何の魔術を使ったのだ、、、?」


「え、僕はフレイムボムと呼んでます」


あれ、、?みんな首を傾げたぞ?


「詠唱は?」


「何ですかそれ?」


「「「は?」」」


「詠唱無しでどうやって魔術を使うんだ?」


「こうやって」


僕は今度は拳大よりも小さい指先くらいの小さい玉を作り


「いや!いやぁぁぁぁぁぁ!!」


あれフレイムボムを見てお姉さんが錯乱しだした


「行け、フレイムボム」


真ん中の的目掛けてフレイムボムを放った、真っ直ぐに的にあたり


先程よりも小さいが爆風と怒号と地面に穴を作った


あれ、、みんな固まってる。お姉さんはお兄さんに抱きついてプルプルしてる?


「えーっと、、、?君、その魔術はどうやって覚えたのだね?」


「えっ?父さんと母さんの魔法を合わせて自分で作りましたっ」


「は?作った?」


また目を白くされた


「ちなみにどんな魔法を、、?」


「父さんのはこんな魔法です」


近い的に向かい、指を合わせ


「フレイム、レジエイション」


指先から等身以上の炎を大出力で出した、父さん曰く火炎放射器って言ってたなぁ、、意味は分からなかったけど


炎は10秒以上燃焼し、指から出続けた


指先に魔力の蓋をして火を消すと、目の前には周りの土は黒いが炎が通った後は赤褐色になり


火が通った跡がわかる、的は、、、鉄は無事だが中の人形は消し炭になってる


あれ?みんな固まった?ってかお姉さん、気絶してる


みんなから質問責めをされた、とりあえず母さんの魔法は見せずに終わりました


色々大変になりそうなので、とりあえず終了にサインをして


その場を立ち去って剣術実技試験に足早に行きました


「ねーねー、今さっき魔法射的場で大事件起きたらしいよー?」


「えっ、さっきの爆発?」


「うん、なんでも受験生が知らない魔術を使って壊したらしいよ」


「こわっ!?魔物じゃないの?」


「人間らしいけどどうなんだろうね?魔物だったら怖いね」


「しかも指先から火柱を出すんですって」


「ごめん言ってる意味がわからない」


「私もわからないけどそうらしいよ」


「関わりたくないなぁ、、」


「ね、怖いし」


なんか、人間扱いされないかも、、


だいぶやらかしました、次剣術でかなりやらかします

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