37話、メルと試験開始
今日はここまでです
んー、、気持ち良くねたぁ!
なんかこの布団フワフワしててすごい気持ちいいんだよね
起きた、日差しが暖かく室内を照らしてる
テーブルには朝食が、床にまるで汚れないように布の上に服が置かれていた
僕は食事のスープを飲んだ、うん!優しい味で身体がポカポカする!パンも美味しい!
僕は服を着替えた、腰にソードブレイカーとグラディウス、、パパが教えてくれた名前は長かったんでブルーとマリンって僕は呼んでる
ブルーとマリンを腰につける前に、二本をカバーから出す
ブルーの頭身を出して挨拶をする
「おはよう、ブルーにマリン」
挨拶をしてカバーに戻す、そしてブレイカーを出し挨拶をする
(おはよう、ブレイカー)
(おはよう、相棒)
(じゃあ、戻すね)
(ほんと、挨拶だけなんだよな)
ブレイカーを空間に戻し、服を整えバッグを持った
さぁ、行こうかな!
僕は階段を降りる、昨日と同じ席におばさんがいた
「はやいねぇ、おはよう」
「おはようございます」
丁寧に挨拶返しをしました
おばさんは相変わらず無愛想なフリをしてるよ、照れ隠しみたいでなんか笑っちゃう
「おばさん!すっごいスープ美味しかった!」
「そうかい」
おばさんにストレートに美味しかったっていったら俯いた顔が更にそっぽを向いた、嬉しかったのかな?
なんて考えてたらカランカランとドアを開く音がしました
「おはようございます」
僕が見ると、エメラルドグリーンの綺麗なロングヘアーの女の子がきました、黒を基調とした父さんが言ってた学制服?を着ています
「おぉ、メルちゃんきたかね。相変わらず制服がにあっておるの」
「ありがとうございます、そちらの綺麗な黒に青が混じった髪色の方が、、?」
僕の方にはにかむ彼女はまるで太陽のように輝いている。落ち着いた口調で僕に話しかけてきた
「ああ、そうさね。名前は知らぬが旅人の子供らしいぞい」
「そうなのですね、よろしくおねがいします」
「ちなみに名前は結構ですよ。私が学園に案内をする以外にあなたには要はありませんので」
ぐ、、冷たい人だ、、なんかいらっとした
「わかりました、僕も案内の礼以外は必要ありませんね」
「可愛くありませんね」
失礼を失礼で返した、するとむっとされた
けどいいよね?言ってきたのむこうだし
「では、行きましょうか」
メルさんが店を出た
「じゃあ行ってきますね!」
僕はおばさんに元気よく言って扉から十字路に出た
扉を閉まる直前を後ろを見たら、、おばさんがにこやかにしてた
やっぱり優しい人じゃないか
思わず笑みがこぼれてしまいながら出た
十字路について、僕はメルさんについていく
、、、
、、、、、
、、、、、、、、、
無言、、
何も喋らずか!
まぁ、、そういう人なんだよね?
、、、、
、、あ、あそこにパン屋があるんだ、美味しそうだな
あっちのは花屋かな?落ち着く匂いがするんだろうなぁ、、、
なんて見ながら着いて行ったら目の前には大きい家が見えてきた
「着きましたわよ、ここがイーサント学園よ。あそこが受付ね、じゃあね」
メルさんが口を開いてくれたかと思ったらこの言葉を皮切りにどこか行こうとする。
「えっ?あっ、、」
「なにか?」
動揺する僕に冷たくメルは言い放った
「私は案内はしました、あとのことなんてどうでもいいです」
「ああ、わからなかったらあそこの警備兵に聞きなさいな」
まるで氷の微笑をし僕を置いて建物内に入った。あ、案内してくれた礼すら言えなかった!
とりあえず警備員さんの所に行こうかな!
「警備員さん、入学希望者なんですが」
「そうか、まずはあそこで手続きをしてくれ」
「わかりました、いってきます」
僕は人混みもまだらな受付に向かった、受付は仮設らしく当日登録用と書かれた場所があったのでそこに向かいました
「入学希望者ですか?」
受付の方は丁寧に僕に言ってきた。はい、そうですと答えました
「ここにサインと、住んでた村をお願いします」
これは、父さんが見せてくれた紙とペンですね!
、、、文字は、ルーメン村と一緒です。助かりました、、
えっと、、名前にはタカシロ リョウっと
住みは、、ルーメン村、、っと!
「書きました!」
「はい、、あら?」
受付をしていたお姉さんが目を丸くした
「聞いたことない村ね?」
「えっ?」
「ルーメン村ってどこにあるの?」
あ、疑いの目を持たれてる
「ルーメン村はラシッピ山脈にあります」
「らしっ!?あそこはドラゴンが住んでて人は住めないわよ?」
あ、疑いに怒気が混じってる
あ、そだ!確か巻物!
「証明になるかはわかりませんが、、」
マクヒに渡された巻物を出した、受付は疑いながら中を見ると、、
「ああ、なるほどそうでしたか!」
「確認とれました、頑張ってください。これが受付証明の証とパンフレットです」
「ありがとう」
満面の笑みで受付のお姉さんにお礼を言ってしまった
お姉さんはなんか顔が赤くなったが風邪かな?
僕はパンフレットを見ながら最初の集合地点に向かった
場所は室内で、30人くらいは入れそうだ
周りにはたくさん同じくらいの歳の子が居るや、なんか緊張する
えっと、パンフレットに書かれてる内容によれば
この大学校は科目があって戦闘魔法学科と戦闘剣術学科ってのがあるみたいです
試験内容はまず筆記をするって書かれてる
その後に魔法実技、戦闘実技試験をするって書いてるね
合否はどちらかの学科長が入れたいと合否掲示板に書いてたら合格だそうです
「はい、番号順に並んでなー!」
剣を持った人が整列させてる、僕もそれに並んだ
「君、番号みせて」
もらった番号札を見せました
「あー、君はあそこの部屋に入ってね!机に同じ番号があるからそこに座って!」
「わかりました、ありがとうございます」
僕は言われた室内に入って、席に着いた
僕はまわりを見る余裕がないや、大丈夫かなとかそんな事ばかりぐるぐるしてる
外が静かになった、時間かな?
目の前の、1番注目を浴びる席に大人の女性が入ってきた
「全員席にいるな?じゃあみんな試験を始めるよ!カンニングや周りに迷惑をかけたらダメだからね?」
「終了の合図はこの砂時計が終わるまで!開始!」
砂時計がひっくり返った瞬間みんなが机の上にある目の前の紙をひっくり返して、ペンで書き始めた
僕も習ってやってみる
えっと、、、名前書いて
問題は全部で5問の文章問題と魔法と剣術問題かぁ
1.なぜ魔力がなくなってもしばらく魔術が使えるのか
2.魔術が使えなくなったらなぜ魔物が増えるのか
3.1対1で人間と敵対した際にまず何を考えるか
4.偶然知らない魔物を見つけた際に討伐をするならどうしたら良いか
5.サバイバルする際には道具以外で何が必要か
むー、、、なぜって魔力の代わりに魔素を使うからでしょ?魔素を補完するために魔物が来るって言ってたし
敵対したらまず武器と相手の性格、自分がされたら嫌なことと相手がされたら嫌なことを考え対策を考えるし
サバイバルするならまず知識でしょう、なければ水も確保できないし毒かもわからない
とりあえず書いて、魔法と剣術はわかる範囲で書いた!
少ししたら終了ー!って合図きました!
ーーー
「なぁ、空真?」
「どうした?インティアム?」
「魔法とか教えたのか?」
「軽くだがな、後は寝てる間に書を頭に入れてサバイバル術とか剣術や動物の解体術を学ばせてた程度か、、」
「なんか僕は無自覚でとんでもない事をしそうな気がするよ、、、でもサバイバルさせるような外出とかはさせてないよね」
「うん、流石にサバイバルをさせたらエルダーに殺されるよ」
思わず本当にキレたエルダーを思い出し頭を抱えた
「「ああ、、納得した」」
エルダーさんは空真が居ないとちゃんとママしてます




