36話、解体と試験前日
大変申し訳ありません、、投稿を急ぐあまり構成が甘すぎてすみませんでした、、、
街に着いた、あれから何もなく平和だったよ。
ちょっと長旅だったから夕方になっちゃってるや
入り口には門がある、段々としっかりとした石造りの地面になってきた、壁も石造りだね
なんか鉄をまとった人が門前にいるな、門兵かな?
「止まれ、身分証又は書状を見せよ」
「はいよ」
おじさんが門兵になんか渡したぞ?
渡したものを見て、ふむ、、と答えた
「よし、いいぞ!後ろのやつの身分証をみせろ」
なにそれ?知らないんだけど
「ごめん、持ってないんです」
「じゃあ書状はあるか?」
「これですか?」
マクヒさんが渡してくれた書状を渡してみた
「ふむ、どうやら君は細工屋のトムのところにこんばんは泊まり、学園の試験を受けるみたいだな。保証金はあるか?」
「金はないけど当てはあるぞ」
おじさんの自信満々の解答だが、、
「ならん、今すぐ出せ」
んー、、そだ!
「父さんからもし、門兵さんにお金を要求されたらこれを渡せと言われたよ」
バッグから真っ青な透明度の高い1番小粒な石を取り出し、渡した
あの石は確か僕が普段は使えと渡されたちょっと長い幅広ナイフとソードブレイカーと同じ材質の鉱石だ
同じってより父さん曰くナイフとソードブレイカーにはアダマンタイトが少し混じってるらしいけど
門兵さんは直径が人差し指サイズの石をまじまじとみたあと、、
冷や汗をかき出した
「きみ、、これをどこで?」
「親から渡されました」
「親から!?君の親は貴族か何かかね?」
「き、、ぞ、、く、、、?」
「ああ、この子箱入りだから知識がないんですよ。すみません」
「そ、そうか、、じゃあようこそ、イーサントへ」
通行を許可されたみたいだね、街の中に入ったよ
馬車から降りて街を歩く、村よりやっぱ人が多いや
わからないのでおじさんに着いていく
「あの石ってそんな価値があるのかな?」
素朴な疑問が浮かんだのでおじさんに聞いてみたらすごい顔をされた
「あれ、ミスリルだよね?あのサイズでも一等地にまぁまぁでかい家が建つぞ、、?」
「えっ、じゃあこの剣は?」
ミスリルのナイフを見せたら失神しそうになってたのですぐになおした
周りの人もすんごい凝視してたよ
ナイフを直して、おじさんに着いていくと
多分これは屠殺場かな?村でいう精肉場みたいだ
おじさんに着いて行き中に入ると、頭がツルツルのおじさんが出てきた。出てきた相手におじさんが声を出した
「よう!ロバーツ!」
「生きてたか、ブルーム!どうしてここにきた?」
軽く抱擁をした2人は話し出した
「実は今すぐ解体員を20名ほど見繕ってくれないか?あと使ったことないグレートカウ用の解体場も」
「は?何でだよ?」
そりゃそうなるよね、、こっちも仕事あるのにって顔されたね
「今からグレートカウを解体するからだ」
「はっはっ、、マジ?」
「マジ」
すっとロバーツさんが真面目な顔のブルームさんに本当の事と理解したね!
「今から腕利きを集める、あの場所に行ってくれ」
「わかった、着いてきてくれ」
僕はブルームさんに着いていくと、かなり大きな倉庫にきた
中はすごい寒い、何で寒いんだろう?
僕がなぜ寒いか考えてるあたりでロバーツさんが20人くらい連れてきた
「で、グレートカウは何処だ?」
ブルームさんが僕に出してくれてといってきたので真ん中にカウを入れた袋を口を緩めて真ん中に投げた
すると目の前に死んだ直後のカウが出てきて、皆が現実逃避をしてた
「ははっ、、、これは夢か?」
なんて言ってるロバートさんに現実だと伝えるのは大変でした
「しかし、、見事だな、、」
「ああ、、脳だけをピンポイントで突き刺してる。」
解体員が真面目に傷口を見て賞賛してる!
「よーし!始めるぞお前ら!」
「「おぉー!」」
ロバーツさんの声で号令で解体し始めた
皆が手際良く、徐々にグレートカウを解体していく
「えっとー、、」
「名前は涼だよ」
「涼か、代金はどうする?」
「代金、、ブルームさんに渡したので別に要らないです」
「は?」
皆が固まった、なんか言った?
「いや、要らないってどういうことだ?」
「言葉通りブルームさんにあげたから興味無いから要らないって意味だったんだけど、、」
「いやいやいや!?お前これすごい値段になるんだぞ!?10年間は豪遊して遊べるぞ!?」
ロバーツさん、そんな血眼な目で言われてもなぁ、、
「と言われても、、」
「ならさ、入学金と学費分だけもらったらどうだ?」
ブルームさんの助け舟が来た
「え、入学金と学費分?」
「、、、まさか知らないのか!?」
こくこくと頷くし無い僕をロバーツさんとブルームさんが頭を抱えてなんかを考え込んでしまった
とりあえず、入学試験用から一式の勉強道具等を揃えるお金だけもらった!なんでみんな教えてくれなかったの、、?
ブルームさんもこんなにもらったら人間が腐る!なんていう言葉を言い放ち半分くらいを夜に解体させるのはかわいそうだからと後は解体に関わった人にボーナスとして渡すようにしたみたい
関わった人からなぜか死ぬほど感謝されたよ、、なんで僕に来た?
とりあえずしばらく見た後に解体場をでて、ブルームさんと細工屋のトムの店に向かうことになった
日が落ちて、、周りが暗く人通りが無くなってきた
なんか大きな十字路に着いた、真ん中には噴水がある一角に石造りで木の看板にトム細工店と書いているお店があった
木の扉を開けると、中は歯車がカチカチと回るのが見える時計や綺麗な音を鳴らす
「来たねぇ、いらっしゃっい」
カウンターに居たのは40代くらいの女性が何かをカチカチ鳴らしている
「来たね、まぁガラクタしかないけど明日までゆっくりしていきな」
目も合わせず言ってきた、なんか体調が悪いのかも?
「じゃあ、後は任せた。涼、頑張りな」
「はい、わかりました。ありがとうございます!」
ブルームさんが
「明日迎えの女の子が来るから、それまで二階にいな」
「わ、、わかりました、、、」
こんな無愛想な方、初めて見ました、、
二階に上がりました、必要最低限はない寝るだけの部屋です
けど、テーブルには
初めて入った人を歓迎するみたいに食事が置かれてました
あ、いけない忘れるところだった
「父さんはオーラで食事が悪いかわかると言ってたけど本当かな、、」
僕は目に魔力を集中して色を見る
「色は、、村で食べてた青色だね」
僕はスープを一口澄んで野菜が浮かんだスープを一口口に含んだ
うん!すっごく美味しい!
無愛想でも僕の体調を気を使ってくれてるおばあちゃんか、初めての人だけど優しいな
いつもの甘ったるい声がないからなんか寂しいな、自分が出たがってたのに
12歳まで母さんにぎゅーしてたせいかな、夜は近くにいなくなるとぎゅーしたくなってしまうっておかしいかな、、
寂しいけど寝ようかな、、、
学園がやっと参上します




