33話、斬撃と訓練
やっとこの章の主人公参上
ふっ、、ふっ、、
縦一線の斬撃がくる、木の剣とはいえ目の前の人の斬撃は鋭い
僕の両手に持った木のナイフじゃ受け止めきれないから左手で受け流す
けど相手は普通に受け流してくるのをわかってるから僕が受け止めれないギリギリを狙ってくる!
僕は態勢をワザと崩して関節狙いの足払いを仕掛けた!とった!
と思ったら後ろにひかれて避けられた!
僕は距離が取れたと思い一回転して態勢を整えたら
目の前の人が視界を外した瞬間近づいて右なぎ払いをしようとしてた
反射的に両手のナイフ2本を剣に対して構えて当たる刹那に少しジャンプをした
5メートルくらいワザと飛ばされた所で再度構える
僕は接近を少しして目くらましで土を蹴り上げた
相手は目を瞑った!今だ!土を這うように、蛇のように地面から思いっきり目を瞑った相手にナイフを突き立てようとする、、
「がっ、、、!?」
声をあげたのは僕、右手で思いっきり空中で脇腹を殴られた
思いっきり転げてナイフを落とした
「そこまで!」
終了の声がした
「うぐ、、ぐ、、」
「リョウ、相手が目が見えないからって油断するな」
「自分のされたら嫌なことを想定しろと言ったはずだ」
目の前の黒髪の人が手を差し出した
「敵から視界を外すな、気配を読め」
「ありがとう、お父さん、、、」
「空真、本当に息子には容赦ないな」
「本当にね、、」
「うるせー、俺はリョウに身を守る術をつけてもらいたいだけだ」
「じゃあ次は僕とやるかい」
目の前にレナード兄さんが来た、レナード兄さんの戦いかたは僕の戦いかたの元の形なんだよね
「やるに、決まってるでしょう!」
「回復はしないの?」
やり始めた最初の頃はそれをしてくれてたけど今は
「知らない人は、、万全の体制になるのを、、待ってから、、戦って、、くれる、、の?」
ナイフを構えた、レナード兄さんは手甲鉤を両手につけて構える
兄さんは基本獣みたいな動きをするから避けるのが大変なんだよね!
「始め!」
この声で兄さんがまず俺より速い速度で積極してくる、まず右の爪で胸を突き刺そうとしたから腕の部分を狙う!いやまて!左の爪はどうしてる!?
明らかに右腕を狙いにきたら左手で迎撃する構えだ!
僕は左のナイフで爪の右側を叩き横にずらした
左手が飛んでくる、左手は今は使えない!右手でナイフを叩けない!これは罠だと踏んだ
右手で叩いたら多分蹴りと受け流した両手をいつ隙を見て引き裂きしてくるかわからない状態に追い込まれて絶対に攻撃出来ない
なら僕は!あえて左手をなんもせず背中を仰け反らせた、俺の視界に兄さんの爪が見える
このままだと左手を振り落とされておわ、、らない!
地面に落ちて、バウンドする刹那
腕の力だけで兄さんの足に向かい体を滑らせた
狙い通りに両足を滑らせて俺に倒れこもうとするので剣を突き立てる
けど兄さんは最初に弾かれた腕を地面にさして支柱にし僕から見て回りながら左斜めに倒れこんだ
僕はナイフを兄さんに向かい投げた!
兄さんは避けられないから支点にしなかった爪でガードする!
「ぐ、、当たったと思ったのに」
「いいよリョウ!前より強くなってていいよ!」
僕は左手のナイフを右手に持ちかえた!
左手で地面に落ちた小石をとった
指弾、僕が父さんから教えてもらった技の一つだ!
打つのは今じゃない、これを知ってる兄さんにあえてわかるように拾った
相手に警戒させないと手数で負ける、、なら!
駆けて相手に攻撃をさせないように連打する
相手が攻撃しようとしたらあえて指弾を見せる
すると相手は警戒をし攻撃ができない
僕は力の強弱を変えたり変則的に戦ったりして攻めるが攻めきれない、、何しろ
相手の目が死んでない
爪でガードされてるので右手でガードを崩し左手で拳打を試みた
だけど、悪手だった
砂がないってわかられた瞬間に爪で肩を当てられ反動で崩れた時に反対の手で頭に爪を当てられた
悔しい、、また負けた!
「そこまで!」
「ありがとう兄さん、やっぱ凄いね」
倒れこんで笑う俺に兄さんも手を差し出す
「倒れ込まされた後の投げナイフは見事だった、あれの練度が高かったら俺が負けてたよ」
差し出した手を握って起き上がった
「ねね、そろそろリョウに専用の武器を召喚させてみたら?☆」
クロノスさんに変なことを言われた気がする
「そうだな、リョウ、、明日武器を作るぞ」
「!兄さんたちみたいな武器が手に入るの!?」
「そうだ、それよりそろそろお母さんが心配するから帰るぞ」
「うん!わかった!」
「インティアムおじさま、レナード兄さん!また明日に来る!帰るね!」
「また明日ー!」
「おう、またな」
父さんと歩く、今日のお母さんの料理は何かな?すっごい楽しみだ!
学園編と銘打っててまだ学園にいけなくてごめんなさい




