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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の始まりのラシッピ山脈
26/54

26話、感謝と決意

頑張った、、今日はここまでです、、泣

俺は駆け出した、何か肩の荷が下りた気分だ


けどまだ頭はぐちゃぐちゃだ、結論が出ない


出るまでは自分で未来を変えるわけにはいかない、わけもわからず闇雲に変えたくない


けど自分の気持ちに嘘はつきたくない


なんて考えてたら


レインさんの家の前に着いた、人がまばらにいてインティアムが神妙な顔をしている


悲鳴が聞こえない、、まさか!?


急いで家に駆け込む、そこには


寝転ぶレインさんと愛おしそうに見つめる先には赤ちゃん2人がいた


「きたのぉ、空真殿」


産婆が喜びながら話しかけてきた


「我が娘、レインを助けてありがとう、、」


泣きながら感謝をされた


「気にしないでください、俺はレインさんを助けたかったんです」


「その気持ちが嬉しいのですじゃ、、お産も素晴らしいほどスムーズにいったんじゃよ」


ありがたやとお産道具を片付ける老婆と俺を止めた方が綺麗に身の回りの世話をしてる


「空真さん、、ありがとう、、」


レインさんも息絶え絶えで感謝をしてくれた


「気にしないでくれ、もし感謝してるなら精一杯赤ちゃんを愛してあげて」


はい、、と言った後にレインさんは目を閉じた


「空真さん、、」


「うわぁびっくりしたぁ!?」


真後ろにトーマさんがいた、気配殺しまくりやないかい!


振り返るといきなりトーマさんから手を握られた


「ありがとう、ありがとう、、レインを助けてくれてありがとう、、」


トーマさんが泣いてるや


「気にしないで、僕に感謝する気があるなら全力で家族を守ってね」


感激したのかさらに涙を流してる、、さっきまで涙を流してた俺は思わずトーマさんに細剣を刺して泣き腫れを回復しようとしてしまった


危ない危ない


家を出て、インティアムがまだ座っていた、


俺も横に座る


「どうしたの?インティアム」


何をしてるんだろう?


「ん、ああ、、」


「女性とは、大変なのだなと思ってな、、」


ああ、、なるほどな。俺は頭を肩まで落としてインティアムを見る


「だな、そんな彼女たちは俺たちで守ってやらないとな、、それが俺たちのやる事だよな。相棒」


俺はインティアムに左手をグーにし向けた


インティアムはそれを見てふっと鼻から息を出した


「そうだな、相棒」


インティアムは右手をグーにして俺の拳と合わせる


俺は、俺を信じてくれている人の為に頑張ろう


俺は俺のできることをして事実を受け入れる


見捨てることもしない、これが俺の決意だ


「後、寝てた家は空真の家にしたから好きにすると良い」


「わかった」


ふと周りの視線を感じたので周りを見たら、、


みんなからの視線が痛かった、、


一部からきゃーやら美しいやら聞こえるし流石兄貴たちっす!なんて聞こえもした、、


なんか、恥ずかしいな


インティアムも恥ずかしいのか顔が赤くなってきてる


インティアムが拳を下げて、いきなり立ち上がり


「見世物じゃないぞ!」


人払いに必死になってるや、俺はこそっと立ち去り


「俺は俺が寝てた家にいるからなー!」


インティアムに叫んで人混みを避けて帰った


部屋に戻ると人気はない、部屋の物は朝に出たままだ


ふと思った、、服、どうやって洗濯しよう、、


収納魔法、あるなら覚えないとな、、まぁ気長にやるかな


水を飲みに水瓶を覗きに行くと、精霊が嬉しそうに水瓶にいた


「そういえば、精霊って呼ぶのもかわいそうだよな」


精霊が水瓶から出てきてどうしたの?って顔をしてる


「精霊、いや、、今日から君の名はアクアだ」


、、水の中で出会ったから安直だったかな?


けど精霊が嬉しそうに俺の周りを回り、、そして中に入っていった


俺は水瓶から水をコップですくう


そして飲み、、ここでのながい生活を始めた






始まりのラシッピ山脈は次で終了です


そろそろ時が少し加速します

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