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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の始まりのラシッピ山脈
20/54

20話、宴と妊婦

すみません、ストックがもう無く、見直す時間があまり無かったのですごく質が悪くなってるかもしれません、、泣

夜は祭りだった、レナードはインティアムと皆の中心で食べている


俺は知らない人ばかりで肩身がせまい、クソ神は色々な人を観察してる


しかし食べ物が美味い、だってこの世界に来てから魚と川の水しか飲んで無いもん!


村の人々がなんかアルコールの匂いがする飲み物を勧めてくるが正直困ってる


だって病院の消毒液の匂いがするもん、間違いなく飲んだら急性アルコール中毒になって死ぬわ!


当たり障りなく何とか断ったが、なんか進めてきた酒を一気飲みした村人の何人かはぶっ倒れてまとめて寝かされてる



ぶっ倒れた人が飲んでた転がってる飲み皿に残った酒であろう何かを指につけて舐めてみ、、るまえに考えた


アルコールは揮発性物質のはずだ、さっきまでこの飲み皿には三分の一くらい入っていた


なのに今はあまり無い、、つまり、、


残ったのを指ですくい、少し見ていたら気化した


これ、スピリタスをストレートに飲むくらいのレベルで人体を悪くするやつだ、、


もう消毒液じゃ無いのかなこれ、、ってかどうやって作ってるんだろ?製造法が気になる


ふと席をみたらレナードはそこには居なかった


色々な同年代の子たちと仲良くなり囲まれて笑ってる


「やっぱ子供は笑顔が1番だなぁ、、」


年寄り臭いが素直に羨ましく思う


「よう、相棒」


インティアムが来た、酒は嗜む程度に呑んでるみたいだ


ただあのお酒で嗜むっておかしい気もするが


「やぁインティアム、もう大丈夫なのか?」


「うむ、我はあまり囲まれるのに慣れてないからな」


「なるほどな、しかしこのなんの肉かわからないが骨つき肉はうまいね」


俺は右手に持ってる食いかけの骨をインティアムに見せた


「うむ、それはスモールマトンの肉だな。それも人気だ」


料理を褒められて鼻を高くするインティアム、お前が作ったわけじゃないんだろうが


山羊のようなやつかな?


「なるほど、、インティアムのおすすめの料理とかある?」


「まってろ、ビッグマトンの串焼きを持ってきてやる。その骨を渡せ、捨ててきてやる」


「ああ、ありがとう」


スモールマトンの肉を渡すと骨を集めてる場所に捨ててから焼かれた肉を取りにインティアムがいった


クソ神はレナードに巻き込まれて子供達と遊んでるみたいだ、触れれるようにできたのか


ふむ、、周囲を見渡すとふと端に1人で居た妊婦が気になった


近づいてみるか


「こんばんは」


「こんばんは」


挨拶をすると女性は丁重に挨拶を返してくれた


「竜族は人間型で出産するんですか?」


「ええ、そうなんです。竜型だとどうしても栄養や場所を取りますから」


効率を考えたらそうなるよね!


「でもこの子達を生む際は難産になるんじゃないかなと私は思います」


「なぜですか?」


「このお腹には、、2人いるのです。まだ誰も双子は出産したことありません」


確かに、俺の世界では双子は帝王切開が大半だと聞いたことがある


この時代にそんな技術があるとは思えない、、


「あの方と名前も決めたの」


「なんて名前にするのですか?」


「ふふっ、、アリナとミストよ」


、、、今なんて言った?アリナ?ミスト?


インティアムに関わるキーパーソンじゃないか

!?


この人の本来の未来が気になった


「ちょっと失礼」


「えっ?」


右手で頭を触り彼女の未来を見た


ーー


今日が出産日です、あぁ、、楽しみです


家で必死に頑張りますが、大変なことが起きました


「ダメだ、逆子じゃ、、出産時間も長い」


産婆が焦り出してる


「このままじゃ3人とも死んでしまいます!」


手伝い人がヒステリックな声を上げた


「なんとか、なんとか両方の命は、、」


旦那様も焦ってます


「もうこうなったらどうしようもないですじゃ、レインか子供のどちらかを選ぶしかなかろうて」


産婆が諦めの声を出しました


「子供の命を、、お願いします」


「良いのかえ?」


「構いません」


息も絶え絶えですが私の命よりも大事なものがあります


「すまない、、俺にはどうすることもできなかった」


「いいわよ、、その代わり、この子達をお願いね」


「ああ、わかった、、」


泣く旦那様に最後の頼みをし、私は産婆にナイフでお腹を切られて


力を全て出し切りました、、


生き絶えた後、魂になって赤ちゃん達の無事なのを見届けて、天に上がりました


立派に生きてね、アリナ、ミスト、、一緒に行きれなくてごめんね、、トーマ、、ごめんね、、任せましたよ、、


ーー


正気に戻った俺は右手を話した


「ごめんありがとう。レインさん、出産予定日はわかる?」


「わかりますよ、明日ですもの」


「マジか、、、」


「あれ?なんで私の名を、、?いってないはずなのに」

竜は肉食です

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