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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の全ての始まりとライムリアの森
2/54

2話、異世界でいろんなものに追われてたり魔石をみつけたり

すみません、遅くなりました

骨組みはできてるのですが内容を濃くしようとしたりこうしたら面白いかもとか思いついたり話をまとめようとしたら紆余曲折してました泣


なるべく早く投稿します

う、、ここは、、?


太陽の暖かい光と樹々の新鮮な空気に包まれて意識が戻った、正直寝心地がびっくりするくらいよかった


そして状況を確認するために上半身を起こす、服はいつもの服でバッグを右手に持ってる


そして俺は森の中にいた、ここが異世界かな?


寝ながら周りを見てみるが一帯が森だ


耳を沢山の樹が風でなびいたり鳥が合唱するみたいに楽しそうに鳴る森の声で気分をさらに心地よくしてくれる


「ああ、色々あったからもう一眠りしたいなぁ。」


仰向けに倒れた瞬間に真上に見えた、あれは、、蜂、、かな?


黒と黄色の警戒心をくすぐる色に強靭な顎と脚に針が出るように作られたお腹、、間違いない、、スズメバチかなぁ、、、あれ?スズメバチってあんなサイズがあったっけ?50㎝くらいあるぞ、、?

なんかこっちを向いて、、近づいて、、近づいてる!?


この時、俺の人体の不思議機能が炸裂した、身体が頭で考えるよりも早く身体を起こし、、全速力で走る!そして思考が追いつき逃げるべきと判断した


学校の制服で走るのは慣れてるんだ!こっちは万年寝坊して全速力ダッシュを毎朝してるんだからな!

殺意の高い羽根音が追いかけてくる


「うっそだろおぃぃぃ!!!」


スズメバチらしき物も全速力で羽音を立てて追いかけてるみたいだ、だって何匹も来てる音が後ろからするんだもん!


着実に近づかれてる!走る足場も道無き道で悪いし色々不味い、異世界転生して即死とか洒落にならねぇよ!


誰か助けてくれー!


ーや〜、大変みたいだねぇ?


さっきまで話してたクロノスの声が響く


お前何してくれてるんだよ!?この状況をみて大変だねで済むならほぼ全てが些細なことだよ!ただ今絶賛蜂の美味しい昼飯の材料まっしぐらとかないからな!?


ーいや〜、確かにそうだね☆


あ、殴りたくなった、、あったら絶対殴る


ーこっちにも落ち度があったし助けてあげようと思ったのになぁ?殴られたくないしなんかスズメバチが捕食してるのがみたくなって来たよ


すみません前の発言はなかったことにするので助けて下さい!


ー仕方ないなぁ、なら、、今走ってる方向から真左に走ると良いよ


俺は即進行方向を左に曲げ全速力をする


なにがあるんだ!?


ー理由は行ってのお楽しみさ!


ダメだ、明らかにこいつは楽しんでる!?声が常時に笑い声だもん!顔見なくても嬉しそうなの隠せてないよ!


ー楽しんでないよ?とりあえず頑張って


「ふざけろぉぉぉ!」


持ってくれ俺の脚ぃぃ!


どうやって逃げる?近づく羽根音、まっすぐは森、右には湖、左には洞窟

どっちもリスクある、けど・・・なんか漫画で見たことある!

俺は湖に入って、虫を退けるぞ!

洞窟は熊みたいなやつがいたら餌エンドだし森もこのままなら餌エンドだわ

だから、俺は!湖に飛び込む!


ばしゃん!


・・・ふくらはぎ位までしか浸からない浅さ


っすー・・・終わった


死を覚悟して後ろを振り返る


湖前でホバリングする蜂、なぜか引き返していった


「・・・」


周囲の湖を見渡す、なぜか頭の中のデンジャーランプが止まらない


そりゃそうだよね?なぜならここがやばいから逃げた可能性しかみえない


急いであが・・体が痛い、締め付けるように水がまとわりついてきてる


あ、、これ・・・スライムだ


あああああ!・・・湖を直感で殴った、弾力があるがそこまで拘束力がないようで足は上がった


急いで湖、もといスライムの池から逃げた


こういう時自分のジャンプ力のなさに感謝をした、出た後に悲しくなったけどな!


死ぬかと思った


ーね、間違いはなかったでしょ?


ああ、確かにそうだがせめて何があるかくらいは言ってくれ?


あれ?なんだろ、まだ第六感ともいうべき本能が逃げろと行ってる


デンジャーランプがさらにけたたましく鳴ってるから思わず周囲を確認してみる


、、、、周囲には何もない、、はずなのにざわざわして冷や汗が止まらない


地面に落ちた草を何かが踏む音と羽音がしたので振り返る


すると目の前にはさっき去ったはずのスズメバチがまるで俺を待ってるように地面に降りてこちらを向いてた


何故だ、何故こいつらはこれ以上こっちに来ない?


羽音を鳴らしてるがこれは、、怯えてるのか?



「ひひっ、、ヒヒッ、、ひははは、、」


後ろの方から不気味な、金切り声がする、まるで心を引っ掻くような、不味い、本能が、全力で逃げ出せって叫んでる、けど理性がどこに逃げるか迷っててわけがわからず立ちすくんでる


残った絞りかすのような勇気で振り返る


目の前には、黒い何かがいた


死を迎えるような、身体の芯が寒くなる感覚 元の世界で感じた突き落とされた時の諦めの感覚よりさらにタチが悪い、まともな死に方ができないとわかる


黒い、黒い、人の形をした何か、怖い、逃げたい、足が動かない、影は動かない


クロノス、助けてくれるか?あれはなんだ?


ーあれは、魔石から出て来る悪意の塊だよ


ー近づかなければ大丈夫


近づかなければ大丈夫なのか?悪意の塊?


ーうん、落ち着いて


ーあれはあの地点から動かないし動けないよ、悪意の塊ってのは正確に言えば悪意を魔石が吸って形になったんだ


悪意を魔石が吸う?


ーうん、魔石は周囲の邪な感情を吸い取る性質があるんだ。そしてその濃度が高くなるに連れて力も増す


ーそのおかげで魔石を手に入れたら強大な力を手に入れれるが使用者は精神をあの塊に侵食されて自滅に持ってかれるんだ


ーそして普通の人には姿と声は認識できないし魔石を多様されない為にあの塊は居る


ーそうじゃないと、、魔石は力は強大だから使い過ぎたら世界が大混乱になるからね


要は強い力には跳ね返りがあるってことだね


ーうん、まぁ普通は空真みたいに本能が怖がって魔石までは近づかないんだけどね


そうか、大分落ち着いた。けどなぜか俺は目の前のやつに恐怖を感じるのに逃げたくなかった


それはまるで、逃げないでと言ってるように感じたから


俺は周囲を確認し、大体30歩の位置を目標にする


息を吸い、嗅覚を感じないよう息をしない


口と目を閉じて歩く、視覚を閉じる


ー空真!?なんで近づいてるのさ!?


「うぅあぁぁ、、、」


左前から声がする、聞かないように聴力を閉じる


寒気がする、皮膚の感覚を感じないように意識をなくす


五感をシャットアウトして足先すら無にして


一歩一歩数を数えるように、呼吸も忘れただ歩むロボットになる


意識を深部感覚に移す


12.13.14


21.22.23


27.28.29


30


歩数が30になった時、俺は息を吐き出し深呼吸する


周りの木々がせせらぐ音で聴力を復活させる


皮膚の感覚で少し冷たい風を感じる


鼻と口で息をしたので森の匂いや嗅覚と味覚を起こす


そして、目を開けと視覚をおこした


後ろからあの金切り声が聞こえるが問題ない、遠い


クロノス、俺は大丈夫か?


ー無茶するなぁ!?大丈夫だけどめちゃくちゃし過ぎだよ!普通は五感を感じなくするとか無理だからね!?


多分あれくらいしないときついと思ったからさ、それに昔っから死にたいと思った時にやってたからそれが役立ったし


深部感覚と平衡感覚は残したぞ?


ー、、、、まったく、あまり無茶しないでね?


わかった、スズメバチは、、居ないな


で、だ、、あの魔石が言ってみたらわかるって言ってたもの?


ーうん、あそこまで無茶されるとは思わなかったけどね


もしかしてだが、あんなことしなくても助かる方法はあった?


ーうん、もちろん


五感を一時的に閉じた反動かすごい腹立たしくなる


なぁ、、おま、、!?


あれ?俺の目の前にある茂みがガサガサ言ってる


一般的な王道ストーリーだとヒロインか獣が出るはず


前者なら逃げたら恥ずかしい、後者なら確実に死ぬ


恥より死が怖いわ!とりあえず音を出さずに木の裏に隠れる顔を半分出して見てみると


出てきたこれは、、ヤモリか?


トカゲ、、?


、、ドラゴン?


いや、これコモドオオトカゲだ


、、、口からよだれが出てるけど草が変色してる、、?


空気をクンクンと匂い、目の前のそれがこちらを向いた


瞬間俺は後ろに逃げた


「キシャァァァァ!」


こっちに向かって突進してきた!


まずいまずいまずい!


反対方向に全力疾走する!


たしかあのサイズのコモドオオトカゲは時速20kmぐらいで走るはずだ!


それと比較し、、想像以上に早い!


直線距離の追いかけっこは絶望的、なら木を盾にしながらいくしかない


待って待ってまーって、インパラ対ライオンみたいな構図になってるよ!体力持たないわ!


こんな何度も短距離スプリントなんてしたことないから脚が子鹿に退化しだした


捕まるまずい


右には木、左には拓けてるのかわからないが木が無い


本能が右に行けと言っている


ー木のない方に行って!


なんでだよ!?


ー行ったらわかる!確実に逃げられるよ!


信じるぞ!左に舵を取り、全力疾走で走る


視界が開けてきた!本当に大丈夫なんだよね!?


ー大丈夫!思いっきり飛んで!


後ろのドラゴン?がスピードを落としたようだ


水の音がすごいから飲み水も確保したのか!クロノスいい仕事した!


クロノスを信じ思いっきり跳んだ!そこには草原が広がってると思ったから


宙を浮く感覚が襲う、あるはずの地面がない、、真下にあるのは、、10mくらい下にある滝壷


右には先程から聞いた水音は滝壷へ勢い良く流れる滝の音、、、俺は本心を叫ぶために息を吸い準備をした


「覚えてろよクソガキがぁぁぁぁぁ!!!!」


滝壷に落ちながら奴に聞こえるように、全力で怨みを口に出す


自然のフリーフォールを体験しながら滝壺に飛び込んだ

ザ、ベター

魔石は呪いのアイテム

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