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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の始まりのラシッピ山脈
16/54

16話、溶岩剣とそよ風

「どうした?」


インティアムが頭に置かれた手を振り払った、観測してた俺は驚く


いま名も知らない神のダンジョンなら、、まさか!クソ神!


ーうん、間違いないね!予想外なことだけどありえないは無いから急がないとまずいよ!


「今!このダンジョンに潜ってどれくらい経つ!?」


「我か?時間感覚がないからわからないが1か月くらいか?わからんが」


「くそっ!早く戻らないとアリナとミストが大変な事になるんだぞ!?」


「、、、誰だそれは?ルーメン族にそんなのは居ない」


「、、、え?」


「我はそんな名前は記憶にない」


どういう事だ、、?クソ神、意味はわかるか?


ー ん〜多分今回のダンジョン踏破じゃないのかもね?


もしくは、別の種類の龍なのかもな。なら大丈夫か、、?ふと閃いた


ここで踏破させたらさっきの未来は無くなるんじゃないかなと


とりあえず場を落ち着かせる


「ああ、大丈夫だよ。俺の気のせいだったから先に進もうか」


「そうか、なら先に向かうとしよう。後あの剣なんだが使わないなら使ってみても良いか?」


「いいよ、使ってみて」


インティアムが溶岩剣に向かい烈火剣を握ると急に光り出した


光が収まると、インティアムは剣を持ちじっと見つめてる


俺は片眼鏡を出し


意識を集中し、インティアムが持つ剣に焦点を合わせると頭に情報をガツンと入れられた



名前は業火の溶岩剣、インティアムに帰属


周囲の岩を溶岩化、黄色の炎を纏った刀身にすることができる、周囲に黄色の炎を撒き散らせる


刀身に精霊が宿る


まーたすごいのができたな


インティアムは使い方を剣から聞いたのか上機嫌だ


「その剣はあげるよ」


「本当にいいのか?こんな素晴らしい剣は見たことないのに」


「ああ、剣がインティアムを選んだんだ」


インティアムがぼーっとしてる、どうやら精霊と会話してるみたいだ


その後にわなわなと震え、、


「うぉぉぉ!」


歓喜の雄叫びをあげた


雄叫びにビクッとしたがなんとか持ちこたえた


「よし、行くぞ!」


「わかった、ってかちょっと待て!」


インティアムの強いし呼びかけに俺は応え呼び止める


行く前に問題を解消しようか


「インティアム、服を着ないのか?」


「なぜ着る必要がある?」


「その服はマグマを出したり高温を出すんだぞ?もしマグマが股間に当たったらどうなる」


「ふむ、、たしかに、なら我も着てみるか」


インティアムが気合を入れると、光がインティアムを包み込み


布の服を着た姿になった


魔法少女の変身シーンをみるが如く冷めた目でずっと見てしまっていたがインティアムは我関せずみたいだ


「よし、改めて行くぞ!」


布の服なら燃えるんじゃないかという疑問は喉に押し込んだ



鍾乳洞の奥は階段になっており、階段を降りる


俺は白焔の細剣を持ち付いていく


下の階層に着いてから殲滅が早かった、不快害虫の群れはインティアムが武器を試すために犠牲になり直ぐに敵が全滅する


今はいいけどでかい敵が来たらまずいかもなぁ、、


そだ、クソ神


ーなんだい?


他の神からの加護は念じたらもらえるのか?


ーん〜貰えるけど、、オススメはしないよ


なんでだ?


ー今生きてる神じゃないと呼べないんだよ、例えばアポロンとカイロスの加護は少なくても時空を曲げなければ1000年経たないと生まれないしそれより前の神は限られているからね


想像神は?


ーしても良いが新しく想像神を作って責任持てるかい?


持てないな


ーならその選択肢はできないよ


なら、、マヤとアステカなら、、


ーあ〜、あそこらへんの神なら居そうだけど力が強大すぎて振り回されるのがオチだよ


ユダヤは?


ーもっとダメだね!


なら、自分の力だけがやっぱ良いな


「俺は素早く走る足が欲しい」


ーー「我は時を重ね時を止める者、我が求むは誰にも負けぬ瞬足の力」


我に応えよ!なびくそよ風靴!


靴が二足出てきて俺が引き抜いた


、、、そよ風?


引き抜いた靴は防水悪路なんのそのな登山ブーツ


インティアムが立ち止まっている間に履き替える


、、、そよ風って何?クソ神


ーそりゃあ、、そよ風でしょ?


ちげーよ!なんで瞬足の力を求めたのにそよ風なんだよ!これじゃ瞬足じゃなくて鈍足だよ!?


良くて風を感じる程度だし犯人を追いかけるドーベルマンを頼んだら両足が折れてましたレベルだよ!?


ー風は感じてられるね☆


ふざけろ!物を動かしたいのにそよ風で物体は動かないよ!


ギリギリ俺の怒りが吹き荒れてるくらいだよ!?


ーうまいことを言ったね☆


ほんと殺したい


そよ風靴を履くと使い方がわかった


こいつは成長する靴らしく、歩けば歩くほどに力をつけていくみたいだ


しかも自動修復


なんだ、全然将来有望じゃないかこれ


ー手のひらクルー☆


こいつ、、、


まさに手のひらクルー☆

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