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神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の始まりのラシッピ山脈
15/54

インティアムの本来辿る世界を観測した

アドバイスがあったり感想があったら教えてください、、



ーーー

我ら竜族は人間族や魔族には不干渉を貫くことを決定する!


竜族の会議でそれを決定し、我らは細々とだが幸せに暮らしてる


アリナと私の仲睦まじい生活は周りには歯が浮くと言われたが意味がわからない


アリナはまんざらでもないみたいだがな


ある日、他の竜族から助けて欲しいと救援要請がきた


力のある竜を何人か救援に向かわせたがボロボロになって帰ってきた


「すみません、マレ族とトニトルス族、テラ族が滅亡しました、インフェルノ族は後一体しか残っておりません」


「なぜ人間を襲ったかわかったか?」


「はい、やつらは我らを不老不死の妙薬にする気みたいです」


なんだと、、


人間め、、我らが不老不死の妙薬の材料になるとわかると龍狩りを始めたということか


報告によれば後はテネブラエ族と我らがルーメン族のみだがテネブラエ族も絶滅の危機に瀕してるらしい


ルーメン族は被害があれど無事な部類だ、だが、、


既に、、、ラシッピ山脈は今人間たちに包囲されている


仲間は必死に戦ってくれているが正直な所、劣勢だ


「インティアム龍王様、私たちではどうしようもありません」


我が最も信頼する妻であり第2席からの報告がきた


「そうか、しかも空を逃げることも叶わぬか」


インティアムが上を見上げるとトニトルス族の眷属であるワイバーンを操る人間がいた


「ワイバーンたちから腐臭がします、まさかあいつら」


「ああ、死んだワイバーンを無理やり魂を身体に戻して使役しておる」


むごい、ワイバーンから激痛に耐えれない悲鳴と種族は違えど龍とは戦いたくないと声を出してる


「失礼します」


兵士が報告に来た


「報告します!他の種族が魂を無理矢理に身体に戻され使役されています」


「皆悲鳴を上げており戦いづらい状況です」


「わかった、下がれ」


「はっ!」


「ここまでクズになれるものなのか、人間は!」


怒りのあまり威圧をした、我が震源地の為、気絶する味方が何人かいた


それを見て妻は落ち着かせようとする


「いけません!我が龍王よ!怒りを鎮めてください!、、、あれ」


後ろから鈍い音がしたので俺が振り返ると腹から上が真っ二つにされた妻ともう1人いた


ピクピクしてる妻だった物に意識が飛んだ、殺した相手は


最も人間を愛して人間を信頼した海の龍族であるマレ族の女王



の頭と同化した人間の女だった


「きさまぁぁ!」


俺が思いっきり龍術を使い殴ろうと加速しながら近づくと、ダガーで腕を刺された


致命傷じゃないし左腕だから気にしないで右腕で殴ろうとしたら身体の動きが止まった


なんだこれは!?身体が、動かないし怒りが収まらない!


目の前の人間にもイライラする、妻が殺されただけじゃない


人間にイライラする、切られた傷口が少し腐っている


「何をしタァァァ!」


「貴方は私を作り変える、私好みにね」


「その声、まサかミストか!?」


「あら?よく覚えてましたね?トカゲ野郎」


ドラゴンを侮辱する用語のトカゲ野郎の言葉に更に怒りが重なるがまずこの身体の違和感を理性で抑える


「なぜ貴様ガ仲間である龍を殺シタ、そもそも姉を殺すなど、、」


「きゃはは!私は同胞なんてどうでも良いです、私の地面で転がってるこれが姉?笑わせないでください」


反吐を出すような声で放った言葉は明らかに嫌悪感と、侮蔑を含んでた


俺のせいで、俺があの時ミストよりアリナを助けに行ったばっかりにこんな事になったとでも言うのか


「けど夫婦なら、2人一緒がいいよね?インティアム、アリナ」


俺に刺した剣をアリナに突き立てると、アリナが痙攣をし出し、、腐臭を醸し出す


「痛い痛い痛い痛い!痛いいやぁぁぁぁ!」


人間状態だったアリナの身体は沸騰するみたいにボコボコと膨らんでいき、首が2つの双頭龍が生まれたが、、元は綺麗な白の鱗が黒と紫の鱗だが一部筋肉が剥き出しだ

そして、強烈な腐臭を放つ嫌悪感が入り混じった姿になった


それよりも俺が嫌だったのは


「インティアム、寂しい、痛い、辛い、寒い、助けて、、」


彼女が自我と感情を残してることだった


「ミストォォ!」


「その顔!最高です!私はずっと見たかった!」」


「そコマデワレラが憎イカ!?」


「当たり前です、馬鹿なのですかあなたは」


俺は人間の状態から龍化をしようと力を入れようとして止めた、アリナがああなるということは俺もなりかねない


「あら、無能トカゲの癖に変な頭は回るんですね?」


「ガァァァ!」


こいつを仲間とは思わない、俺はダガーを警戒しながら殴りかかる


「あら?無能トカゲはやはり無能でしたか」


普通なら岩を吹っ飛ばす力で殴りかかる、だが、、


「残念です、サヨウナラ」


思考が止まり右手に持ってた小剣ばかりに気を取られて左手がおろそかになってた我は左手のダガーに右脇腹を刺され


また身体が硬直する


間髪いれず何度も演舞するみたいに色々な箇所を切りつけられた


「無様に、気持ち悪く、進化してくださいね」


俺の身体が傷口から腐臭を放ちだし、強制的に龍化を始める


イタイ!イタイ!これをアリナは感じてたのか!


身体がボコボコ膨らみ出す瞬間に我はミストに投げられ宙に飛んだ


飛んだ後に何かにぶつかり、それと融合し出す


いやぁぁぁぁぁ!


アリナの悲鳴が響く、まさかアリナと我が融合しようとしてるのか!?


だんだんアリナと意識が同調し出す


アリナ!アリナ!すまない、すまない、、せめてその痛みを守りたい


インティアム、いいのよ


怒りで自我が無くなり出し2人の意識が融合した最初の一言は


これなら龍を殺した人間に復讐できる


「きゃははは!うまく融合したみたいね!制御も私ができるし最高よ!」


「貴方達はそうね、、ミツ首のケロベロスドラゴンって言うべきね。死んでもゾンビ化するから死んだらどうしよう、名前が長くて困っちゃう!」


「けど頭を切り落とされてもあんたらは死なないよ?超回復するからね」


ミストの目の前には、、先ほどの腐臭と嫌悪感を覆い被さるようにアリナだったものの表面を黒い鱗で身に纏うミツ首の禍々しいドラゴンがいる


邪竜になった我らは長きにわたり人間を苦しめた


人間が何度か束になって来たが討伐はできずに首を切り落としても毒が混じる血とすぐに腐る頭は土地を汚し首は再生する


けど痛みはある、それが破壊活動を加速させる


人間たちは生贄を出し、我らケロベロスドラゴンを地下奥深くに誘き寄せ封印をした


封印された龍は世界が終わる際に3分の1の生物を殺すとミストと約束しその時まで眠った



あなたがあの時名も知らない神のダンジョンで数ヶ月も篭って私達を見捨てなければこうはならなかったでしょうね、今となってはクソほどどうでも良いのですが


おやすみなさい異界の、、アジダハーカ

ーーー

本来の世界では普通の方法では邪竜は産まれません

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