12話、般若と地雷
エルダーは表情を変えず右手をクロノス、左手を俺に向けて笑いながらクロノスと俺に攻撃をし出した
地面が少し動くのですぐに後ろに飛んだら地面が液状化した、これ多分底無し沼だわ
意識を周りにむけると土が動いてないのに後ろに動く感覚があったので後ろをみたら土がせり上がってたのでやばいと思い横に走る
立ち止まるとまずいと思い
行くポイントを決めてそこまで行こうと地面を踏んだら地面がぬかるみ出したので反射的に後ろに下がり間髪入れず何もされてない土を探し移動する
木のむき出した根を飛んで避けて着地した瞬間に目の前の土がまるでサーファーの乗る波のように落ちてくるのでダイブするように横に転がるように飛んだら土は俺がいたとこに落ちた、間一髪なんとかなったが、、
これにハマったら何されるかわかったもんじゃないぞ!?
「ごめん!謝るから!謝るから穴に入れないで!」
「うぉぉぉ!エルダーごめん!不可抗力とはいえ許して!」
エルダーは言葉を無視してニコニコしながらもうノリノリで連続攻撃をしだす
とりあえず地面が襲いかかってくるから不規則に移動しないと捕まる
「おいクロノスどうすんだ!?」
「ははは!とりあえず正気に戻さないと大惨事だね!」
「誰のせいだこんにゃろう!」
「空真が見たからでしょー!とりあえずテンプレだと空真が抱きしめたら大丈夫のはずだからやってみてよ!このままだと共倒れだよー?」
「くそが!なら囮になれ!5分後覚えてろよ!?」
「わかったよ、エルダー!胸は空真好みだったみたいだねー☆、、、あれ?あとなんか脇腹がたるんでない?」
ピキッ
あ、、エルダーさん、、あ、青筋、、、
ほんとばっかやろう!なんつー核地雷をふみこんでるんだよ!流石に男としてそれはない!
だってさっきまで後ろに見えてた般若が修羅を燃やしだしたよ!?クロノスに両手を使い攻撃しだした
顔がニコニコしてるのに狂気を孕んだ目でさらに光を写してないからかなりまずい!
あのクソ神は説得の真逆をしてるよ、女心を読む感情が理解できないとこうなるのか!?
し、仕方ない!けどナイスだ、もうクロノスしかエルダーは見えてないけど、、けど、、
地形、変わるくらい凄い事になってる
でもクロノスが捕まったらまずいから、、っと!
俺はエルダーのとこまで地面が悪いが走って、抱きつきそのまま回すようにエルダーを上にして倒れた
倒れ方にも注意したから大丈夫のはずだ、エルダーの頭が俺の胸に当たって痛くはないはず、両手も俺の両肩にあたって痛くないだろうしな
だって俺の両肩が少し痛いもん
しかもエルダーが俺に乗っかってまるでエルダーが襲ってるみたいだよ
エルダーがびっくりして目をパチパチしている
声、聞こえるか?
「は、はい、、」
不可抗力とはいえ見てごめんね、気持ちを落ち着かせて?
「無理です、空真さんに裸を見られたなんて死にたいくらい恥ずかしかったし何より、、あんなひどい発言されたら悔しいです」
なら、あの馬鹿を殴れるものを作るよ
「そんなのを作れるのですか?」
うん、作れるから待ってて
「わかりました」
、、、エルダーの身体、綺麗だったな
「、、、、!?忘れてください!あ、いや!思い出さないでください!」
自分の身体を想像されて真っ赤になったエルダーが顔を手で隠して離れたのをおいて立ち上がり念じる
「俺はエルダーと俺の気持ちに応えたい」
念じると当たり前に何度も言ったことのある感覚で口が勝手に動く
ーー「我は時を重ね時を止める者、我が求むは神を殴る力」
我に応えよ!現世の張り扇!(うつしよのはりせん)
空間から目の前に出て来たのは木でできたハリセンっぽい何か
ハリセンの形はしてるんだけどか薄い木が何枚も少し空間を開けて扇状になってる、それを持ち手で固定してる形だ
このハリセンの効果は殴られた側が神なら麻痺にかかる
つまり殴り放題、振り返り起き上がったエルダーを見たら
顔から両手を下げてて
ニヤリと悪魔の笑みを浮かべた
「クソ神、もう大丈夫だから来てみろー!」
叫ぶと少し離れたクソ神が来た
「わかった、よくやったよ空真☆」
「でも、なんだいそれは?」
近づいて来たクソ神に向かい、ハリセンを振るう
バシィィィィン!
「イタァァ!」
頭を叩いたらめちゃくちゃいい音がなった、ダメージを食らったクソ神がびっくりして顔が痛がってるが動けないみたい
「なんで殴れて、、まさかそれは神殺しの武器!?」
何度も叩いてたら後ろからエルダーがきてた、やば、やりすぎたから止めに来たかな?
「エルダー、あれで殴られてから身体が動かないんだ。ごめん助けて」
「私にも使わせてください」
懇願を無視して俺にハリセンの譲渡を求めて来た
次回、お仕置きタイム
誰か才能をください、、




