表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神と紡ぐ異世界改編記  作者: nobady
空真の全ての始まりとライムリアの森
1/54

1話、現実から異世界に行くことになった

よろしくです、タイトルとかも変更するかもしれないです

いつものように大学から帰る、そして帰って1人で飯を食べて寝てまた行きたくもない学校に通う


歯車人生23年目の俺にはもう慣れた作業に近い、親は事故で死に俺は独り身だし友達も少ない


けど生活は親の保険金でできてる


「世界最後の日かもしれないのに何やってるんだ、おれ、、」


俺には変な能力がある、自分の未来を見ることができる。


けど預言者みたいなことはできないし、人生のターニングポイントしか見えないから細かいことは集中してもぼんやりとしか見えないし変えることもできる


そして今日も学校で授業を受けて帰る、交差点で信号待ちをしていたら地震が起きた


普段何気なく起きる地震だが、並行世界はここで地球が爆発するのが見えた


それを数年前に観測し、最初は自笑したがターニングポイントは今日だ


速報でアメリカの火山が爆発して日本にまで来るとニュースでやってる


世界の異常気象でパニックになった


中国は砂漠化が進み手がつけれないとニュースで流れてる


まぁいいや、俺は覚悟はできてるし人間は嫌いだ


なんて考えてたら目の前の道路が地震で亀裂が入り真っ二つになった、なんか凄い深い、、下が暗くて見えない


やっぱ怖いから逃げようとUターンしようとしたら押されて亀裂に落ちた

空中で回ったので犯人を見る、すると、俺の顔と服を着たやつが俺を押していた


何が起きたかわからないまま落ちる、上から見える光がどんどん小さくなる。気づけば今自分が頭から落下してるのか足から落下してるのかすらわからない風も感じないとこまできた


「あれ?」


不思議と立っている、気付けば足元や色々な所に輝く水たまりが出来だした。暗いのになんでだろ?


なぜ水たまりが?近くの水たまりに歩けるか試して見る


水たまりが近くなった、どうやら歩けてるようだ


近くまで来たので水たまりの中をのぞいてみようかな


のぞいてみると、知らない場所で俺が必死に農業をしている


訳がわからない、なんだこれは?頭が混乱するが既視感がなぜかある


「やーやー、異世界への初観測おめでとう!」


後ろから少年の声がして驚きのあまり悲鳴をあげて後ろを振り返る、振り返った際に水たまりを踏んだが水たまりの上にガラスか何かがあって水たまりは踏まなかった


「だ、誰だ!?」


正面には白い影しか見えないが、年少の子供の笑い陽気な声色で発した


「初めまして、ここを作ったものだよ」


「・・・作った?」


「まぁ、時間が無いけど本題に入る前に、、、高城空真くん、君の星は大半の生物は死滅する。それは君も観測してるよね?」


「俺の言葉は無視?」


「時間がないって言ったよね?観測とは並行世界を観る力だよ、君はターニングポイントだけだがちゃんと観測出来てたよね」


白い影が座るポーズをして、手を下に向ける。すると先端から水たまりが広がって地球が見えだした


今リアルタイムの映像を見せてるが地球は地殻変動、異常気象でどんどん人が死んでいってる


間違いない、何日か前に俺が見た光景だ、、この光景は忘れられそうにない


「君の星の人類はほぼ滅亡する、だけど並行世界の地球や人類自体はちゃんと生きているから他の人は気にしなくていいよ?ちゃんと生をもらえるからね」


それは安心できるのかと疑問に思ったが少年が重ねて話す


「さて、本題だ。実はこれはある神々がやった現象なんだ」


「なぜ神がそんなことを?」


「神にも色々いるんだよ、八百万の神ってぐらいにね。だが、、、」


「人間側の神々は今窮地に立たされてる」


少年は苦い顔をして吐き捨てるように吐き捨てた、そして水たまりがステッキに吸い込まれるように消えて行く


「で、俺と何の関係が?」


「君の未来を見る力と世界の俗に言う超能力は神々の力を受け継ぐものなんだ、君の世界でいうところのサイコキネシスやパイロキネシスにテレパシーなどは神々からの祝福なんだよ。そして君は僕の祝福である予知観測なんだ」


「つまり、僕と一緒に 神々を助けて欲しい。神々が全員死んだら並行世界も全てあいつらに食い物にされてしまう」


つまりあれか、俺の予知能力は神々の祝福とやらなのか、、まずは疑問に思ったことを聞かせて貰おうか


「質問を何個かさせてくれ」


少年はうん、いいよと短い返事をし俺は質問を待ち出した


まず俺が聞くことは、、


「俺に何をして欲しい?」


「まず、5000年前の広大な異世界で僕と空真が戦うために力をつけるようにしてほしい。あと空真には僕から特別な祝福を渡すから不老になれるはずだ」


いきなり思考が追いつかない、訳がわからないぞ


「意味がわからないんだが、、、」


「噛み砕いて話すと君には異世界で数々の体験をし、学んでそれを書物として記録してくれたら僕がその時点での事象を力にすることができるんだ」


「例えば君が本心から愛に溢れた生活や書物を書いたら僕は愛を学び、怒りや憎しみばかりなら僕は邪神になる可能性がある」


「なぜ俺に任せず自分でしない?」


「それは神の祝福を貰った誰かが行動したやつじゃないとダメなのさ、神自身が行くと色々な事象に変化が起こりやすいんだよ。しかも敵にも見つかるとその世界が違う異世界から攻められてしまう」


「つまり君は神で何らかの事情で力を失ったのか」


影の声に悲しみが入った、悔しさも感じる声が響く


「悔しいがその通りだよ、僕は力の大半を窮地に陥ったアポロンとカイロスを助ける為に使い切ってしまったんだ」


「けどそのおかげで2人は助けれたし後悔はしてないよ!」


言い終わる頃には少年が胸を張って自慢げな顔をしてる、喜怒哀楽が激しいが仲間思いなんだな


「では、次に敵とは誰だ?」


「アデアル・マークって言う想像神だよ」


「なんだその神は?聞いたことないぞ」


「相手は想像神という異世界人が作り出した邪神なんだよ、だからつよさとかも正確にはわからないんだ」


少年は肩をすくめるが目が訴える、これは真面目な話だと


「想像神?なんだそれは」


「人や何かが作り出した想像の中での神、概念神ほどいきなり力はないけど成長できる神なんだ」


「良い例で言ったらクトゥルフ神話のネクロノミネコンだね、あれはラブクラフトの想像が実在より強力になったんだよね」


「なるほど、つまり俺の行動次第で力を取り戻すか」


「うん、そうだよ。あと大丈夫、空真はただ好きに生活をしたりしてくれていい。何しようと僕は文句は言わないさ。ただ、重要なターニングポイントを変えてほしい」


、、、どういうことなんだ?


「ターニングポイントってのは物事がこんな事になるきっかけがあるんだ、それを変えて欲しい」


「あと何気ない生活、出会いに別れ、感情1つでも僕には大事な進化に繋がるんだ。ターニングポイントも重要だけどね」


「そもそもなんで5000年前にいくんだ?」


「それはだね、、今から行く世界の現在の姿を見てもらった方がいいかな」


杖を地面につく、すると黒色に近い青色の水たまりが広がって行き俺の真下にも見えるようになった


「酷い、これはあんまりだろ」


そこには国が私利私欲に走り、国民は欲望の自制心が効いてない状態で子供は荒み暴力と欲望に渦巻いている。

しかもそれが大陸全土で広がり酷いとこは国民全員が麻薬漬けだ、種族が違おうと関係ない、、ただの地獄が広がってる


「しかもね、これを見てほしい」


酷い状況を正そうと必死に頑張ってるシスターやエルフ、冒険者や国の王子や魔族が兵士や同族、はたまた魔物に殺されたり奴隷にされてる


、、、なんか襲ってる奴がおかしい気がする、背後になんか黒い靄が見える


「気付いたかい?襲ってる奴はみんな誰かに操られてるんだ、だから、、この世界は悪が正義なんだ、、残念ながらね。おまけに地球をこんなことにした元凶がいる世界でもあるんだ」


少年は心底悲しそうに悲惨な世界を見ている


「だから僕は、こんな酷い世界は無くしたいんだ。悲しみしかない世界とか見てられない」


あぁ、この少年は本当に人間に価値観が近いんだな


顔が真剣に何かを変えたいって顔をしてるよ


「わかった、なるべく頑張ってみるが、、最後の質問良いかな?」


「どうぞ」


「君の名前はなんていうんだ?」


「あ、名乗ってなかったね!僕の名前はクロノスっていうんだ」


クロノス?まさか、、、


「ギリシャ神話のクロノス、、、!?ハーデス達の父の「ちっがーう!」


少年は軽く怒った顔して語気を強めた


「それは概念神の方だけど僕は想像神の方の時の神クロノスだよ!」


「想像神のクロノス?」


「シュロスのペレキューデースにより作り出された概念のクロノスが僕なのさ、君が思ってるクロノスはゼウス、ポセイドン、ハデスの父であるギリシャ神話の神さまさ」


「そ、そうなのか?まぁとりあえずしたいことをしてみる」


「およ?えらく物分りが良くね?普通ならなんで俺がとか元の世界に返せ、見返りよこせって言うのに」


「元の世界は死にかけてる、知り合いもどうなったかわからないのに戻っても何もできないならやれることをするだけだ」


「そっかそっか、なら大丈夫やね!では、、転移するね!」


白い影がまた勢い良く足を踏みつけると水色の水たまりが広がっていく


「ペレキューデスが作りし想像神である時の神クロノスが告げる!かの者をミンクアに導きたまえ!」


水たまりが俺の周りに広がりどんどん俺を飲み込んでいく


徐々に身体が水たまりにのめり込んでいくが不思議と冷たく無いし圧迫感も無い


「そうだ、言い忘れてた!頭で念じたら僕の声が聞こえるはずだよ」


「了解、チュートリアル機能みたいなものか」


「だね、世界のことわからないし自分の技もわからないでしょ?まぁ、、、求められないと教える気は無いんだけどね」


笑いながら言うクロノス、、一言言いたい


「お前、絶対性格悪いな、、」


頭が水たまりに飲み込まれ意識が途切れた

投稿は完成したら貼ります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ