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末期的世界の救済者  作者: チャッピーミイタン
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第9話 初めての仲間

「おおミーシャさん!いいところにいました。実は・・・と言う訳なんです。いい仕事だとは思いませんか」


「ふーん。いいっちゃよ!」


俺は女の冒険者達がパーティーを組みたいと言うのでミーシャさんに勝ったら組むという条件を出した。


見たところミーシャさんは強そうだしCランクだし何とかなるだろう。一人倒す度に銀貨10枚を約束した。


俺はこの間に一人でトロール退治に向かった。町の南にある山にいるようで街道で被害が出ているとの事だ。


「トロールねえ。オーガよりは強いらしいな」


さっそく街道で襲われている馬車を見つけた。トロールは3体だった。


「大きさはオーガくらいだな。何がすごいんだろう?」


俺は槍をストレージから出してトロールに切りかける。すると槍でできた傷がどんどん消えていった。


「ふん。凄い回復力だな。だが回復している時は動きが悪くなるようだな」


「グギグギ」


「何か言ってるみたいだが俺には分からん」


こいつ等は切り飛ばしたら再生はしない。突いた傷、切った傷は再生する。ただ、心臓らしい所は再生が間に合わないようだ。手っ取り早く殺すなら首を落とすのがいいようだ。


3体を倒したので馬車に行ってみたがすでにみんな死んでいた。


たぶん近くに巣があると思う。探してみることにした。奴らの通った所をたどって行くと100メートル位離れた所に洞窟があった。


ここに居るな。ファイヤーを洞窟の中に向けて放った。中から6体トロールが出て来た。


「ウインドカッター!ウインドカッター!」


やはり魔法の方が速く倒せるな。もう少し確かめてみるか。


「アースジャベリン!アースジャベリン!」


「アイスジャベリン!アイスジャベリン!」


全滅したようだな。耳を回収して洞窟を探索したが棍棒しか出て来なかった。こいつ等は何かを集める事はしないようだ。


ギルドにもどり報告する。報酬はオーガより高く金貨27枚になった。


訓練場に行くとミーシャがヘトヘトになっていた。


「どうした?」


「あなたのパーティー希望者と戦って疲れただけっちゃ」


「それでどうだった?」


「挑戦者は27人。戦士一人、魔法使い一人、神官一人は私の攻撃に耐えたっちゃ。後は全部倒したっちゃ」


「御苦労様でしたね」


俺は金貨を3枚彼女に渡した。


「少し多いっちゃね」


「君の頑張りに敬意を評してね」


「ありがとうっちゃ。あの3人は後で来ると思うっちゃ」


「話してみるよ」


その後ギルドで3人と話して何か仕事を受けるときはパーティーを組む約束をした。


戦士はアリエルと言った。茶髪のショートヘアの女の娘だ。175センチはあるから俺と同じ位の背だな。かなり鍛えてある。だが胸もあるしスタイルはいい。冒険者等級はBで18才。長剣を使うらしい。


魔法使いはベルと言う青い髪の女の娘だった。とても幼く見えるが15才で支援や強化魔法が得意。攻撃は水魔法が使えるそうだ。冒険者等級はC。150センチ位でとてもかわいいし小学生かと思った。


神官は銀髪の長い髪がきれいな娘でテレサと言った。回復魔法や防御魔法が得意らしい。冒険者等級はC。160センチくらいで豊満な胸をしている。16才。見たところ優しそうな娘だった。


明日から一緒に仕事をすることになっている。さてどうなるのかね。


次の日の朝冒険者ギルド


「なんでミーシャもいるんだよ」


「あら、うちは試験官だから当然このパーティーにいる権利はあるっちゃ」


「まあいいか。それじゃあみんな自己紹介して」


「我は戦士マリエルだ。長剣を使う。B等級だ」


うん。なかなかできそうな娘だ。


「私はー神官のーテレサでーす。回復は任せてくださーい。あ、これでもーC等級でーす」


のんびり屋さんなのかな。


「私は魔法使いのベルで〜す。支援や強化魔法が得意で〜す。C等級で〜す。よろしくお願いしま〜す」


うーん。声もかわいい。やはり小学生か?


「うちは武道家のミーシャだっちゃ。C等級。よろしくっちゃ」


相変わらず元気な娘だな。


「俺はゼン。魔法も使える戦士だ。19才、B等級だ。強くなるのが目標かな。よろしくな」


「それでリーダー。今日は何を受けるっちゃ?」


「あーそのリーダーなんだけど戦闘以外のことはマリエルにお願いしたい。なにせ俺は冒険者になって1週間しかたってないからさ。もちろん分け前はその分増やすからさ」


「我はかまわん」


「しかしー1週間でB等級ってーむちゃくちゃですねー」


「戦闘面は何とかなるけど他のことは分からないからな。今日の仕事はこれだ!」


「「「「キングゴリラの討伐ー!」」」」


「なんちゅー恐ろしい依頼を受けるんですかー!」


「そんなに恐ろしいのか?」


「そ、そりゃー恐ろしいですよ〜。一匹傷つけると群れみんなで襲いかかって来るんですよ〜。特に女の娘は・・・お、犯・・・いや〜ん」


「ふん!おもしろい。我を犯せるならやってみるといい」


「はーい、いやな人は不参加でいいでーす」


「い、行きますよー」


「私も行きます〜」


「うちも行くっちゃ」


「よし決まりだ!」


アルゴスの町から西に馬車で行くこと2時間でキングゴリラの生息地に着いた。


「あの木の上にいるのがキングゴリラか。これならいい訓練になるかな。お前たちはアリエルを先頭にして円陣を組め!襲って来る者だけ打ち取るのだ!」


「分かったっちゃ。でもゼンは?」


「決まってるだろ!皆殺しだ!お前ら犯されんなよ!」


俺はファイヤーボールで一匹を火だるまにした。するとキングゴリラが一斉に襲いかかってきた。


「さあ来い!ファイヤーボール!ファイヤーボール!ファイヤーボール!」


グギィー!キェー!グアー!


「アースジャベリン!アースジャベリン!アースジャベリン!」


「凄〜い!あの魔法詠唱していない!」


「さすがゼンだっちゃ!」


「アイスジャベリン!アイスジャベリン!アイスジャベリン!」


キェー!グアー!グエー!


4人で近づいて来るキングゴリラのみを倒している。主にアリエルとミーシャが倒している。ベルとテレサは補助に回っている。なかなかいいチームワークだ。


10分後


「アースジャベリン!アースジャベリン!さすがに魔力がなくなってきたな」


4人はテレサの張った結界の中で休んでいた。


「ハアハアただいま休憩中でーす」


「ハアハアかなり消耗した」


「ハアハアハア疲れたっちゃ」


「ハアハアハアもう魔力がないです〜」


俺は槍を出してキングゴリラを突き殺す。殺して殺して殺しまくる。


切れなくなってきたので武器を剣に変えて戦う。


更に10分後


剣が4本目になったところで襲ってくるキングゴリラは居なくなった。


「ハアハアハアこれで終わりかハアハアハア」


4人とも何とか無事のようだ。持っていた体力回復ポーションをあげる。自分も1本使う。


「みんな大丈夫か?」


「な、何とかな。しかしゼンは凄まじいな」


「まあいつもの事だ。かなりいい練習になったよ」


「それじゃあ討伐証明に耳を持って行くか」


「ああ、確かキングゴリラの睾丸とペニスは高く売れると思ったぞ」


「はい、それは聞いたことがありまーす」


「取って来れたやつはめったにいないっちゃ」


「ペニ・・・いや〜」


「それじゃあ手分けして取って行こう」


ベルちゃんは中々うまくできなかったが何とかこなしていた。


1時間後


「こんなにたくさんどうやって持って帰るんだ?」


「大丈夫。俺のストレージに入るから」


「ストレージが使えるんですか〜。凄〜い」


帰る途中に川で体を洗う事にした。


「しかしゼンは血まみれだな。洗ってやろう」


気がつくと後ろに全裸のアリエルが来ていた。


「いや、自分でやるから。お前恥ずかしくないのか?」


「恥ずかしくないぞ!生死を共にした中だからな!」


恥ずかしいんだ。あたり前だよな。


「無理するなよ」


「いや、背中くらい流させろ」


「分かったよ」


女の娘に背中を流してもらうなんて初めてで恥ずかしかった。


水魔法乾燥でみんなの服を乾かしてギルドに戻ると夕方だった。


今回の討伐料はキングゴリラ一体金貨1枚なので金貨176枚になった。そんなに倒したかな?


睾丸とペニスの方は小出しにして値崩れしないよう30出してみた。こちらは金貨90枚になった。


山分けにして一人金貨53枚と銀貨20枚を分けた。


「ちょっと待て!お前がほとんど倒したのだからこれでは多すぎだ!」


「いいんだ。仲間なんだから助け合えれば。疲れただろうからみんなは2、3日休んでくれ」


「そんなー」


「ゼンはどうするっちゃ?」


「俺は一晩で回復するから明日も依頼を受けるよ」


「凄〜い!」


「じゃあ3日後位にまたな」


「「「「・・・・」」」」


「私こんな大金初めて見ました〜」


「うちもだっちゃ」


「凄い男ねー」


「こんな奴も居るのだな」

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