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末期的世界の救済者  作者: チャッピーミイタン
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第52話⬜誘い

俺たちがあれだけ苦労して戦っていた魔人パズズを3人がかりとはいえ圧倒した。


さすがはアシュラ神と言うべきか。 シャチー様もすごい動きだった。地上にいる時とは比べ物にならない。これが本当の力だったんだな。


俺は今アシュラ神の案内で居住区のあるところへ向かっている。2人はふわふわと飛びながら移動している。俺はそこに走ってついて行ってる感じだ。


居住区が近づくにつれて石造りの建物がポツポツと見えてきた。アシュラ神たちの他にも生き物がいるようだ。


子供位の大きさで空中をふわふわと 浮いている存在だ。男の子のようにも見えるし女の子のようにも見える。


それよりもっと小さくて赤ちゃんぐらいの大きさでふわふわ浮いてるのもいる。


「これは天使なのか?」


『まあ、そんなようなものだ。居住区に行けばもっとふよふよと浮いているだろう』


『可愛い子たちでしょう。』


『グギギよく働く者たちだ』


『妾の下にもたくさんおるぞ』


「そうなんですか」


しばらくして居住区と呼ばれるところに着いた。石造りの建物で囲まれている町のようなところだった。


その中でさっきの天使たちが色々な活動をしている。戦いの稽古をしている者。生活のための活動をしている者。植物の世話をしている者。いろいろだ。


神殿のようなところについて3人で話すこととなった。子供ぐらいの大きさの天使がふわふわ飛びながら飲み物を持ってきてくれた。


「どうぞ〜」


「ああ、ありがとう」


『どうだゼン!ここで暮らしてみないか』


『不自由なことは何もないわよ。思う通りの生活ができるわ』


『グギギ神になれるぞ』


『妾とともに暮らそうぞ』


確かに魅力的な話だ。本当に夢のようなところだ。不自由なことは何もないように思える。


「ありがとうございます。でも俺には地上に残してきた者たちがいますので何とか戻りたいです」


『フハハやはりそう答えるか』


『まあそう答えるとは思ったけどね』


『グギギ欲のないやつだ』


『残念じゃの〜』


「ははは、すいません」


しばらくここにいたい気持ちはあるが、いつまでいると帰れなくなる気がする。すぐに地上に送り返してもらえるように頼んだ。


『お前だと赤ん坊からやり直す形になるがそれでもいいか?』


「はい大丈夫です」


『でも本当に残念ね〜惜しい逸材だわ』


『グギギまったく』


『さらばだ。ゼンまた会うこともあろう』


「どうですかね」


俺は意識を失った。

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