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末期的世界の救済者  作者: チャッピーミイタン
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第46話⬜魔人クルスと魔人アサグ

うん?こんなやつ前にも1回見たことがあるな。そうだ!大魔王と戦った時だ。デュポーンの側近のエキドナにそっくりなんだ。嫌な予感しかしない。


「愚かな人間どもめ。一人も逃さぬ!」


あれ?ヘルウインドの連中戻ってきた。なんで?それに他にも5、6人のグループが3つほど現れた。


これはひょっとしてアシュラ神の手のものか。ということはやっぱりこいつは相当危険なやつってことだな。


「俺は冒険者のシンだ!お前は何者だ」


「我は魔人クルス!魔神パズズ様に仕える者だ!ここから先は通さぬ!」


やるしかないらしいな。俺は雷魔法を放つ。


「くらえ!サンダーストーム!イチゴ達はすきをみて攻撃してくれ!」


7人ともそれぞれ四方に散らばった。後から来た連中はまだ動かない。


クルスは飛び上がり難なく魔法をかわす。そこへイチゴ達が一斉に攻撃を仕掛ける。


しかしそれを全ていなして攻撃をしてきた。何とヘビを撃ち出してきた。イチゴ達に絡みつく。


「お前ら戦うんなら攻撃したらどうだ!アシュラ神の手のものだろう?」


男達は黙って攻撃を開始した。多分 みんな無理やり転移して引っ張って来られたのだろう。


魔法が放たれたので前よりはずっと楽になった。クルスもさすがに全部はさばききれず何発か被弾していた。


俺は翼を狙って槍を投げ続けた。3、4本当たってやっとクルスを地上に降ろすことができた。


息をつかせる暇もなくイチゴ達が波状攻撃を仕掛ける。さすがに効いてきたらしく動きがだんだん鈍くなってきた。


「アサグ!手をかせ!すぐ来い!」


おのれ!誰だかわからんが仲間を呼びやがった。大きな影が転移してきた。


そいつは5mはある巨人だった。腕が3本、足が3本生えている。目が頭に10個もあった。


3本目の足は尻の方から出てかなり太い。3本目の手の方は首の後ろから出て頭の上に伸びていた。


「ぐがああああああー!」


大きな叫び声と共に10の眼からは黒いモヤのようなものが飛んできた。みんな身動きができなくなる。


「このでかいのは俺がやる。みんなはそっちのやつを倒してくれ!」


「分かりましたマスター!」


「ぐがああああああああー!」


まだ威圧のような攻撃が来る。俺は気力を振り絞ってやりを相手に投げつけた。


しかし槍は刺さるどころかパラパラと全部地上に落ちてしまった。なんて硬い肌だ。


派遣されたお仲間が魔法を放ってくれたがほとんどダメージがないようだ。俺もサンダーストームを放つがあまり効き目がないようだ。


「くそう!何なんだこいつは!攻撃がまるで通じない!どこかに弱点はないのか」


考える暇もなく太くて長い拳が順番に飛んでくる!一発ごとに地面がえぐりとられる。


ウィンドカッターでもファイヤーストームでもほとんど効果がない。逃げ回るしかなかった。


もう1人の方はグレープの槍が腹に刺さって苦しそうだ。レモンの大鎌が肩に刺さる。


「はあはあはあ、おい!アサグ!いったん引くぞ!」


「ぐがああああああああー!」


アサグは大きな声で威圧してみんなが怯んだすきにクルスを抱えて転移した。


「あと一息だったのに!」


「残念ですー!」


「みんな無事か?」


「私達は大丈夫です。でも応援の方達はかなりの被害のようです」


3グループはほとんど全員が倒れていた。すぐに手当てをするが、助かったのは半分だった。


「ヘルウィンド!大丈夫か?」


「ああすまねえ。助かったぜ。俺はヘルウインドのリーダー、ゴルドだ。地上では悪かったな」


「まあ気にしてねえよ。よくあることだ」


「それよりあの魔人っていうのは知ってたのか?」


「あれは魔神パズズの部下だ。あいつらに同郷の者が10人以上は殺られた」


「なんだって!」

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