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末期的世界の救済者  作者: チャッピーミイタン
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第20話 ゼン無双!

獣の魔王エレファントの侵攻は失敗に終わったが落とされた町もあるので国としては奪還するらしい。


各地から軍隊が出され動き出している。この町からも騎士団や冒険者がかり出された。総勢100名というところか。


俺にも依頼があり戦いに参加することになっている。出発して2時間がたった。


山を三つほど超えるので丸1日はかかるだろう。俺は飛べるので先行して町の様子を見てくることになった。


「プラム、ベリーついてこい」


「「はいマスター」」


「マスター!先行して先に仕掛けないでくださいよ」


「ははは、いくら俺でも何百人も相手に戦わんさ」


全くイチゴは人を何だと思ってるんだ。


しばらく行くと町が見えてきた。あちこちから煙が上がっている。住民はもう逃げ出して誰も残っていないようだ。


町の中の公園のようなところに人が集められている。あれは敗退した兵士達のようだ。


ほとんどが怪我をして動けない者たちのようだ。ざっと50人はいる。


敵の大将は5メートルはあるサイの魔神だ。何か言っているようだ。


「お前らも戦士だ!このままただ首をはねられるのは悔しかろう。戦って 己の命を勝ち取るがいい」


くそあんな怪我人ばかりを相手になんて連中だ。勝負は目に見えてるじゃないか。


「おらおら!そんなヘロヘロじゃ勝てねえぞ!おりゃー!」


「ぐぁー!」


「ひゃはははは、暇つぶしにはちょうどいいぜ。オラオラ」


「ギヤー!」


「くそう!見てられねえ!」


「あ、マスター!」


「ベリーあなたはイチゴたちを連れてきて!私は何とか相手をくいとめるから」


「分かったわ。何とかもたせてプラム!」


「ライトニングトルネード!ライトニングトルネード!ライトニングトルネード!」


空から魔物たちを魔法で攻撃する。相手は200体はいる。だが俺の魔法は確実に相手を減らしている。プラムは兵士たちの防御にまわっている。


「ウインドカッター!ウインドカッター!ウインドカッター!」


「アイスバレット!アイスバレット!アイスバレット!」


「ライトニングトルネード!ライトニングトルネード!ライトニングトルネード!はあはあはあ」


5、60体は倒したな。だがこちらも息が切れてきた。下から弓や魔法で応戦してくるが大したことはない。


「エクスプロージョン!エクスプロージョン!エクスプロージョン!」


俺はさらに高く飛びあがり魔法薬で魔力を回復する。これでまたしばらくは大丈夫なはずだ。


どこから現れたのか、うちの町にも来たあの巨大なコウモリ、あれが500体以上で攻めてきた。


これじゃあ悠長に上空から魔法を打ってられないな。まずこのコウモリを片付けないと。


「ファイヤーストームトルネード!ファイヤーストームトルネード!ファイヤーストームトルネード!」


よく燃える。バラバラとコウモリたちが地上へ落ちていく。炎は有効なようだ。


「ファイヤーストームトルネード!ファイヤーストームトルネード!ファイヤーストームトルネード!」


コウモリ達は俺に近づいては来なくなった。遠巻きに飛んでウロウロしているだけだ。よし地上部隊を倒そう。


「エクスプロージョン!エクスプロージョン!エクスプロージョン!」


「アイスジャベリン!アイスジャベリン!アイスジャベリン!」


「こらー!降りてこい!俺様が相手だー!」


あれ敵の大将が怒鳴ってる。おお行ってやるわ!


「アイスジャベリン!アイスジャベリン!アイスジャベリン!」


あれ?まだ生きてる。頑丈なやつだな。俺は剣を抜き相手の目を狙う。


グサッ!


「これでどうだ?」


「ウガー!」


ドサッ!


敵の大将は討ち取ったがまだ相手は100体以上残っている。時々魔法使いながら剣で相手を切り倒していく。


「はあはあはあ、おりゃー!とう!ふん!」


「魔王軍をなめるなー!」


「はあはあはあ、うりゃー!とう!うおー!」


戦いを始めて30分が経過した頃イチゴたちが来てくれた。


「マスター!大丈夫ですか!」


「はあはあはあ、うん?イチゴか。大丈夫だ。はあはあはあ」


「先に仕掛けないでくださいよ」


『はあはあはあ、我慢できなかったんだ。お前たちが来てくれて助かったよ。はあはあはあ」


イチゴ達は相手を一撃で仕留めていく。イチゴたちが来てくれてから10分経ったころ魔王軍は逃げ出していた。数は30ぐらいに減っていただろう。


「ぜぇぜぇぜぇ、ポーションでみんなの治療をしてくれ。はぁはぁはぁ」


「分かりました。マスター」


みんなの治療が終わった頃俺は寝ていた。


「イチゴ。体力回復ポーションをマスターに!」 


「うん。分かったわ。これで、よし!しばらくしたら起きるでしょう」


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