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末期的世界の救済者  作者: チャッピーミイタン
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第19話 獣の魔王軍

竜たちが町を襲ってから一週間が過ぎた。町の防壁はほぼ治りつつある。そこでまた一つ動きがあった。


竜族の勢いがそがれたと思ったら次は魔王が動いたらしい。魔王なんてもんがいるのかと思ったが本当にいるらしい。


それも一人ではない。それでこの町にも魔王の脅威が迫っていると言う。全部アシュラ神からの情報だ。


「それでここを狙ってる親玉は何ていう名前なんだ」


『獣の魔王エレファントよ。相当やるわね』


エレファントって象かよ。まあ戦うしかないがな。


「分かった」


『グギギ頼んだぞ!』


それから1時間もすると町の北の方からたくさんのコウモリが飛んでくるのが見えた。


翼を広げた大きさは2メートルほどもある大型だ。早速町の冒険者たちが応戦を始めた。騎士団も動き出したようだ。


エミリーは町の外へ避難している。この一週間でエミリーの護衛を何体か作っていたので、こちらの手助けはいらないだろう。この前の川の近くまで避難するそうだ。


俺は町の中に留まって、ここで魔王軍を迎え撃つ。7体の魔道人形とともに敵を殲滅するつもりだ。


地上には2メートルほどの獣が剣やら槍やら持って、のしのしと歩いてくるのが見える。


全部で300体ほどはいるだろう。コウモリは無数にいるのでまずこいつらをなんとかしないとな。


魔導人形たちに魔力を注入する。これで今日1日位はもつだろう。イチゴ達は地上の魔獣たちに向かわせた。俺は空のコウモリを始末する。


「ファイヤーストームトルネード!」


これで100匹位は片付いたかな。まだまだ無数にいるな。


「ファイヤーストームトルネード!ファイヤーストームトルネード!」


大型呪文を10回ほど唱えてコウモリはかなり倒せた。空はこれでいいかな。次は地上部隊を倒そう。


先に行ったイチゴたちが敵を圧倒している。彼女たちの武器は重いから扱えれば敵は吹っ飛ぶだろう。


イチゴの大剣、メロンの薙刀、レモンの大鎌、グレープの槍、プラムの空飛ぶバスタード、ピーチのハンマー、ベリーのメイスどれもすごい威力だ。


特にプラムの空飛ぶバスタードは常に10本以上の剣が空中を飛び回り相手を刺していく。


こんな能力があったのか。うーん、恐ろしい。もう相手は50体以上倒されていた。


「ライトニングトルネード!ライトニングトルネード!ライトニングトルネード!」


「ウインドカッタートルネード!ウインドカッタートルネード!ウインドカッタートルネード!」


「アースバレットストーム!アースバレットストーム!アースバレットストーム!」


だいぶ倒したな。あと半分位かな。あとは剣で倒して行こう。大きめの剣で相手を切り裂いて行く。


こいつらはパワーはあるがスピードはない。こっちの方が圧倒的に速い。どんどん切り裂いていってやる。


「おりゃー!とう!ふん!」


ズシャ!ドチャ!ドサッ!ドサッ!


何だ?あのでかいシロクマは?5メートルはあるな。あれがこの隊のボスかな?


早速魔導人形たちが攻撃を開始した。さすがに一撃では参らんな。


「アイスジャベリン!」


グサッ!


「グアアアアアアア!」


ドサッ!


よし!倒したぞ!うん?敵が引き始めた。それなら追撃だ!


「エクスプロージョン!エクスプロージョン!エクスプロージョン!」


掃討戦を開始して1時間が経った。相手は散り散りになって逃げたので2、30匹は逃したがほとんど全滅させた。


「よし! みんなご苦労さん 今日はこんなもんでいいだろう。町に帰るよ」


「「「わかりましたマスター」」」


『ご苦労だったなゼンよ』


「他の場所はどうなった?」


「10人ほどはやられたわね』


「そうか」


『グギギ40か所は勝ったがな』


「まあ勝ちなんだろうけどね」


町は戦いの勝利を喜んでいた。あちこちで祝杯があがっている。俺達もエミリーを迎えに行く。どうやら彼女も無事のようだ。


「君がゼンか。なかなかの働きだったな」


何だこの偉そうな奴は?あれいつの間にかギルドマスターがいる。


「どなたですか」


「領主のべセット様だ」


「ゼンこの町のためにこれからも頑張ってくれ」


「はあ、住んでいる限りは」


「バカヤロー!もうちょいいい顔しろよな!」


「はあ、そうですか」


なんかもらえるわけでもないからな。町があるだけマシだがお金もかかるし領主も大変だな。


「エミリー大丈夫か」


「うふふ、もちろんよ。このゼンイチ、ゼンジ、ゼンザ、ゼンシ、ゼンゴの5体はよくやってくれてるわ」


「あーそうですか」


まあ彼女が気に入ってるんならいいかな。実際に強くて防御には役に立つみたいだし。


町の中に戻って俺たちも祝杯をあげた。

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