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末期的世界の救済者  作者: チャッピーミイタン
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第15話 魔導人形イチゴ

4人と約束してから3日がたとうとしていた。


その間にエミリーは魔導人形を改良してずいぶん丈夫な物を作り上げた。


「ねえエミリーさん?」


「なあにゼン?」


「この魔導人形ずいぶん硬くなったみたいだね」


「そうよ。全身鋼鉄製よ。これなら竜のブレスにも耐えられるわ!」


「それはいいんだけど、なんで女性型なんだ?それに妙にリアルだし」


「それは私を型にして作ったからね」


「だからエミリーにそっくりなのか!しかし白銀のこの体、お前にそっくりだぞ!恥ずかしくないのか?」


「うーん、さすがにここまで似てると恥ずかしいかも・・・服を着せるわね」


鋼鉄製だが髪も白銀の鋼鉄製?一番すごいのは顔に表情があることだ。ほとんど人と変わりがない。


「これ、名前は?」


「あなたがつけてよ!」


「んじゃエミリー1号」


「えー、まあ何でもいいけどね」


「それじゃあエミリー1号を連れて依頼に行ってくるよ。って何でスカートなんだよ!」


「えー!この方がかわいいのに」


「もう何でもいいよ。行くぞ1号」


町の外れの公園まで来た。まずはこのエミリー1号の実力を見てみるか。そうだ、武器を持たせないとな。


エミリーはある程度の知能は備えているって言ってたけど、どれくらいなのかな?


「さあ、エミリー1号よ、この中から武器を選ぶんだ」


あれ?なんかイヤイヤしてる。どういうこと?


「さあ1号よ、武器を選ぶんだ!」


あれ、知らんぷりしてる。何か気に入らないのか?


「さあ1号!選ぶんだ!1号!どうした1号!、1号!、イチゴウ!、イチゴー!」


あれ、うなずいてる。名前が気に入らないのかな?イチゴがいいのかな?


「1号はいやなのか?イチゴはいいのか?」


うなずいてる。なるほど好みがあるのか。


「分かった。お前の名前はイチゴでどうだ?」


うなずいてる。気に入ったようだな。


「さあイチゴちゃん。どの武器がいいの?好きなのを選びなさい」


するとイチゴはバスタードを2本腰に差し長剣を1本肩に背負った。本当に考える事が出来るんだな。


公園では目立ちすぎるな。ギルドへ行くか。銀髪のエミリーが武装している。すごくきれいだ。


冒険者ギルド 


「ヘイヘーイ!ゼン!ずいぶんかわいい娘を連れてるじゃねえか。紹介しろよー」


「おいゼン!何とか言えよー」


やっぱりすごい出来だな。誰も人形だなんてわからないみたいだ。


「今度な」


ギルドの訓練室に着いた。ここなら大丈夫だろう。


「さあイチゴちゃん。かかって来なさい」


イチゴはバスタードを抜いて俺にかかって来た。速い!何という速さだ!


ガイン!ガンガンガンガンガン!ガキン!ガキン!


バスタードをもう一本抜いて二刀で打ち込んでくる。


ガキン!ガキンガンガンガンガンガンガンガン!ガイン!


「よし!もういいぞ」


なかなか素早くて強いな。いい娘いい娘。なでてやるととても嬉しそうにクネクネしてる。


「ゼン!その娘は誰だ?すごい腕だな」


「アリエルか。みんなもいたのか。この娘はイチゴちゃんだ。手合わせしてみるか?」


「面白いな。お願いする」


「面白いっちゃね」


「私はー見てますー」


「私も見てま〜す」


アリエルは長剣、イチゴちゃんはバスタード2本で対抗している。


ガイン!ガンガンガン!


「うっ!速い!」


アリエルの首にバスタードが突きつけられた。


「もう一本だ」


その後10回対戦して全部イチゴちゃんが勝った。


「さすがだ。イチゴちゃん」


頭をなでてやるととてもニコニコしていた。


「何なんだ。こんな娘がいるとは驚きだ」


しかし、すごいな。こんなにできるとは思わなかった。


『ゼン!出番だ!来い!』


うっ、アシュラ神!今回はこの5人も一緒に頼む。


『分かった』


着いた所は海の近くで相手は黒竜5、赤竜2、計7体の竜だった。それを50人の集団が2つで迎え撃っている。


「さあ着いたぞ。みんなの力存分に発揮してくれ!」


「ここはどこっちゃ?」


「どうやって着いた?」


「竜ってーこんなにいるのー」


「全部で、7体もいますよ〜」


「今日は古竜がいないからまだいいほうさ。お前達は4人で黒いの1体は倒せよ。行くぞイチゴちゃん!」


まずは地面に降ろさないとな。羽を狙って・・・。


「アイスバレット!アイスバレット!アイスバレット!アイスバレット!」


これで4体は落ちた。あとは赤いのだな。更に上空に上がり狙い撃つ。


「アースバレットストーム!」


「ハアハアこれでみんな叩き落とした」


イチゴちゃんは長剣で黒竜の首を切り裂いた。更に赤竜に迫る。俺も上空から魔法攻撃をする。


「ライトニングトルネード!」


これでだいぶ弱ったろう。後はみんなに任せよう。


2つの集団が黒竜を4体倒し、アリエルたちが黒竜を1体、俺とイチゴちゃんが残り全部を倒した。


「助かったぜ。お前がゼンか。すごい能力だな」


「生き残れて良かった。元気でな」


冒険者ギルド訓練室


『ゼンよ。ご苦労だった。何か必要な物はあるか?』


「金属がほしい」


『分かったわ。用意しましょう』


「どうしたみんな?よく頑張ったな」


「ゼンよ。古竜はもっと強いのか」


「ああ、赤竜の倍位あって更に強い」


「分かったっちゃ」

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