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大好きだったはずなのに…
私が悪い。男子と喋ってたから。私が男子と関わらないようにすれば…良かったのに…
7月2日
いつもどうり喋れると思ってた。けど違った。
給食が終わった後、海斗のクラスメートたちが、話しかけてきた。
「ねぇ、どっちがふったの?」
「なんで別れたの?」
そう聞かれ、私は頭の中がパニックになった。
「えっ、ちょっと待って。別れたってどういうこと?別れて…ないはず」
私はおそるおそる聞いてみた。前にもこんなことがあったような気が…
すると、
「海斗別れたっていってたよ。」
(ええーーー!何それ聞いてない!何で何でーー!?)
「知らなかったの?ちょっと本人に聞いてくる。」
友達がそういって教室に戻った。
「ねぇ、海斗に言ったら、『知らなかった?じゃ、別れようって言ってて』だって」
それを聞いて、自分が悪いんだ、だから別れようってなったんだって思おうとしても、涙が出てくる。
これから委員会で会うのに。
~委員会~
海斗は斜め前に座っている。気まずい…
終わった後謝っても無視する。
誕生日にあげたキーホルダーも、友達から返された。
もうあまり喋らないでって言われた。友達から。