疑問符や感嘆符に限らず文末に記号を使った場合は次の文頭の前にスペースを空けよう
タイトルでほぼ語るべき事が終わっているのですが、一応補足を。
以前に、文末の疑問符や感嘆符の後に次の文が続く場合はその間に全角スペースを空ける、と言う話をしましたが、そもそもその理由は、それが文中か文末の区別の為であると思います。
文中の例:文末の?や!の後は次の文との間に全角スペースを空ける。
もしこれを無条件でスペースを空けるとなると
無条件の場合:文末の? や! の後は次の文との間に全角スペースを空ける。
となってしまいます。
逆に文末に関わらずスペースを空けないと文章の区切りが不明瞭になります。
そのため、疑問符や感嘆符の後は、文末ならスペースを空け、文中なら空けないようにして区別する必要があります。
ならば、疑問符や感嘆符に限らず、他の記号の場合も同じ事が言えます。
一般小説ではあまり無いでしょうが、ラノベでは♪や☆などの記号を文末に使用するケースが多々あります。
機種依存文字のハート・スペード・クラブなども書籍では使われています。
このような記号を使った場合も同様に、文中か文末かを明確にするために、疑問符や感嘆符の場合と同様のルールを適用しなければなりません。
あ、適用と摘要って結構間違え易いらしいので一応念のための説明
適用:法律・規則・方法などを物事に当てはめて使うこと。
摘要:要点を抜き書きすること。またはその抜き書きした物。
間違えて使わないように注意しましょうね☆
……このように語尾に記号を付けるようなウザい口調のキャラの台詞が連続する場合は、その記号が文中か文末かの区別のためにもスペースが必要になります。
書籍でも確認しましたが、語尾にハートマークが付くような場合は次の文頭との間にスペースがありました。業界ルールでもそうなっているようです。
なので、種類に限らず記号を文末に使用して、次の文章が改行せずに続く場合は、文末の記号と次の文頭との間に全角スペースを空けましょう。