俺の脳内ではこもりがちなヒロインは大体ゲームが好きだったりする
うぉ久しぶりどぅえええぇぇえぇす!!
「ふあぁ···眠い···」
新たな胸踊る学校生活が始まって2週間、クラスの皆は友達が出来て、休み時間では一緒にお昼ご飯を食べ···という生活になりつつあるのだが···俺だけ一向に友達が出来なかった
「うん、どうしよう、俺が友達と言える奴が···」
これでパッと浮かんだのはあのアホな幼なじみだが、人間とは言えないので除外しよう、うん、無いな、絶対。
「···っていうか、お弁当···持ってきたよな」
「あ、広人君、おっはよ~!」
「あ、早希···さん、おはよう」
「アハハ、[さん]なんて要らないよ、おはよう」
「あぁ、うん、じゃあ···早希、おはよう」
「うむ、よろしい! ところで朝から難しい顔してどうしたのかな」
朝から元気でハイテンションな子だなぁ···なんか元気貰うなぁ···ポカポカしてきたなぁ···眠いなぁ···
「あっ、眠くなってるな!? 広人く~ん!!目を覚まして!!死んじゃうなんて私嫌だよ!!広人君!広t」
「起きてるよ!?」
ちょっと目を瞑っただけでこれ···でも何気に楽しいかもしれない、うん
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いつも通りチャイムが鳴り、下校時間になったらしい、うん、帰ろう
「ねぇ···君、あの···コレ···」
ちょっとおとなしめの女の子が声をかけてきた、ヤベ、可愛い、髪は長くて珍しい銀色で、清楚な感じがして、それはそれはとても可愛い
「ん? ど、どうしたんだすか?」
そして流れる様に思いっきり噛んだ、アイムベリーベリー恥ずかしい
「あ、うん、···ただの部活の勧誘なんだけど···その···最近先生に掛け合って部活を設立したんだけど···部員が私しか居なくて、部員が欲しいから···色んな人に声をかけているんだけど···まだ一人も···」
喋り方からして人に慣れてないのかなと思い少し気の毒に思えてしまった
「あ、あぁうん、大体察せた」
「だから···その···入部してくれたら···嬉しい···なって···」
少し、おどおどしながら喋る姿は本人には悪いけど可愛いと思ってしまったが、俺もそんな内容の分からない部活にホイホイ参加出来る程の度胸はない
「ちなみに、何をする部なのかその辺りを教えてくれるかな?」
「え、あ、うん···分かった···その···仮想現実部って言うんだけど···」
「仮想現実部?」
俺はその部の名前に少し驚き続いて言ってしまった
「あ、いや、その、なんか格好いい感じに言ってるだけだけど···ただのゲーム部で···」
ただのゲーム部だったらしい
「そ、そうか···別に良いけど···う~ん···」
「ダ、ダメだよね···ゴメン···」
「いやいや!そんな事無いよ!? じゃ、じゃあ、一応今は[仮入部]って事にしておいてくれないかな?今日は放課後に行ってみるから」
と言うと彼女は、今までの努力が報われたのか顔がパァッと明るくなって笑顔になった
「そ、そう···分かった···」
「うん、じゃあそれで、あ! あと名前を教えてほしいんだけどな···」
「え、うん、[八重樫美音]って言う···」
「オッケー、八重樫さんね分かった」
「出来れば名前で呼んで···ほしい···八重樫って名字···あまり好きじゃない···」
「えっと···じゃあ、美音さん?」
「···うん」
そうして俺は放課後に仮想現実部、通称ゲーム部に(仮)入部する事になった~。
皆様お久しぶりです! この四ヶ月?三ヶ月何をしてたかと言いますと···その···あの···ゲームとかアニメをですね···俺は悪くねぇ!!レインボーシックスは面白いし、ニーアオートマタは楽しいし、MGSにハマってしまいますし!!悪いのは全部俺じゃない!ゲームなんです!!(ry はい、こんなに長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした、これからはなるべく早く投稿出来るよう、善処します、では
P.S. 誠に勝手ながら、絵を入れてみてはいかが? という話を頂いのですが自分に画力がありませんでした。