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テステス

作者: 坂本一喜

「さて、始めよう。」


 必要なのは、幾つかの物だ。手があるのであればまずはペン。それと替芯、もしくは替えのインクか、、または替えのペン。

ない場合は、時と事情により異なるが、概ねジョニーと同じ方法で進めるべきである。

 ここまで準備ができたら次に用紙が必要だ。別に紙である必要はないが、吐き出す先が必要だ。オススメは白いものがいい。というのも、白いものには何でもできるからだ。塗りつぶしてもいいし、過剰に区切ってもいいし、折ってその上に書いてもいい。白がない場合はペンなどの出力元に合わせ、出来るだけ反対の色を使うべきである。

 最後に必要なのは、内容物である。どれほど尋常ではない熱意が有ったとしても、それを表現できなければ無いと同じである。そのため、吐き出すにしろ、露出するにしろ。前者であれば、吐き出す物が、後者であれば、露出する物が必要である。はじめの一歩を踏み出すのなら、さいごの一歩がどこなのかを設定するべきだ。よく聞かれる手法では、起承転結なんて言われる。あるいは、序破急なんても言うのだろう。重要なのは、始めることと、終わることだ。そしてこの二つはひとつなぎであるべきだ。それだけでいい。


「さて、こんなもんかな。」


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