表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
never say never  作者: ちぇるめぇ
私の日常
6/20

出し過ぎ注意


「皆さ、結局は誰でもいいんだよ。きっと彼氏彼女の肩書きが欲しいだけ」



呟くようにそう言うと、勢い良く日向が顔をあげた。



ポソリと言ったつもりだったのに、聞こえていたのかとぎょっとして日向を見る。



「そんなわけないじゃん!!」



声を張ってそう言う日向に、まずいと思って周りを見渡したけれど、人影はなかった。


日向はというと、周りの事なんかどうでもいいようで、興奮しながら話を続けていた。



「好きだ、この人と付き合いたい、って思うから告白するんだよ!誰でもいいわけないじゃん!!」



そう叫ぶ日向。


ダメだ、完璧に興奮しきっている。


人がいないとはいえ、住宅街で大声を出したら近所迷惑だ。

私は口に指を立てなだめると、日向は我に返って軽く謝った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ