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never say never  作者: ちぇるめぇ
春が来ました
13/20

初めての痴漢!?

四駅目を過ぎた。




……やばい。




明らかにこの方お尻揉んでらっしゃる。


当たっているどころじゃない。普通に触ってる。




「はぁ……はぁ……」




後ろから痴漢のものと思われる荒い鼻息が耳にかかった。



――やばい、怖いかも。



一発殴っておきたいところだけど、完璧に両手を壁に押し付けられている私は身動きが取れない。



どうしようか迷っていると、今度は手が太ももを這ってきた。


擦ったり揉んだり、時には内腿を撫でたりする。



気持ち悪い………!



誰か助けて、と心の中で叫び、スクールバッグを握る力を強くした。

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