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第十四話、犬は飼っていますか?(2)

 魔竜ザカールライツ。


 コボルトの集まる集落の一つ、アレストガンの渓谷に封じられていたらしい。


 ひょんな事からそれを退治する事になったのだが……。


「このまま全部やってくれればいいのに」

「いや、クエストの意味ないだろ?」

「凄いですねぇ」


 俺達はただそれを見ていた。






 俺達3人と一緒に魔法陣に入った名無しのコボルト。


 移動した先は、山々に囲まれた更なる巨大な魔法陣の中だった。


 この狭いエリアでやるのか。手をのばしてみるとやはり見えない壁がある。


(我の眠り遮るのは誰だ)


 声と共に魔法陣がガラスのように砕け散り、周囲の風景も変わる。


 おお、これはまさか倒すかやられるまで帰れないって奴じゃないか?


 地面は沼地に変わり、天候は晴天から雷雲となった。


 そんな中、少しずつその沼地から姿を表したのは……骨と異臭を放つ腐肉のみでその身を構築している伝説の魔竜の姿だった。


 不完全なアピールか? ドラゴンゾンビしゃないか。ドラゴンじゃないし。詐欺か?


(何かと思えば犬コロ風情か……この身の我に何用か)

「貴様はこの世界に生きる全ての存在に害をなす! 不完全な復活を果たした今が最大の好機!」


 なにやら、因縁があるような会話を始めたコボルトと魔竜。


「なんか、こっちの方が悪者みたいだな」

「そうですね。竜さん可哀想ですね」


 気が付くと……戦闘を始めていた………………魔竜とコボルトだけが。


 ええと、俺達おいてけぼりか?


「とりあえず、魔竜には悪いがやるしかないだろうな」

「まあ、そうだな。立場があるしな」

「さっきからやろうと思ってるのに魔法、発動しないです」

「イベント中って事か」

「俺達の知らない内に……ミリンダ、恐ろしい娘。まあ、押してるし、途中でやられるのがテンプレ的か?」


 ガンガン魔竜のHPを減らしていくコボルト。


 そしてそのHPが半分を切った所で、唐突に俺達のいる方向に吐かれたブレスを庇うようにして倒れた。

 まだ、大分HP残ってるみたいだが? 中々強かったし、もっと減らしてからイベント起こしてくれよ。


「ぐ、私はもう駄目だ。だが、奴は覚醒したてで本来の力には遠く及ばない。頼む、勇者よ……コボルト族を救ってくれ」

「こういう場合は、のった方がいいのか?」

「竜も見てるし、一寸だけやったらどうだ? 折角待ってくれてるし」

「ストーン。あ、撃てる、じゃあストーン、ストーンブレッド」


 我関せずで魔法を撃ち続けるミリンダを横目で見ながら、仕方ないので倒れ伏すコボルトを抱き起こす。

 あの娘も大概マイペースだな。


「お前の志は確かに受け取った。必ずや魔竜ザカールライツを倒してコボルト族を救ってみせる」

「有難う……これで私も安心だ」


 まるで死んだみたいだが、気絶してる振りでもしてんのか? 犬型の顔は表情が読めなくてわからん。

 まあ、イベントはこなしたみたいだから、役目を終えたコボルトを地面に捨てて、クレイゴーレムを召喚してみる。


「さて、じゃあ、そろそろ戦闘か。って、HP半分くらいじゃなかったか? なんか、八割位減ってるんだが」

「えへへ。頑張りました! スキルレベルもすごく上がるんですよ!」

「多分、竜に話しかけなきゃ行けないんじゃないか?」

「でも、このままでも倒せますよ?」


 だなぁ、油断ならん娘だこと。


 お前ら……個々で好き勝手言ってんじゃないよ。俺は聖徳太子じゃないからな!


「ミリンダさん、でもクエスト未達成になったり、せっかくの相手なのにドロップがなくなっても困る」

「そんな事あるんですか?」

「可能性の話だよ」


 なんか、クエストって面倒くさいな。

 じゃあ、魔竜に話しかけるか。


「え~コボルトの誓いを果たす為と~皆の笑顔の為~お前を倒す」

「棒読み乙!」


 こんなこっぱずかしいの何時までもやれるか!


「グギャオオオオ!!」

「むしろ、俺が叫びたいわ、ちくしょう!! この野郎、これで開始だな! よし、行くぞ! ブレスがあるみたいだから、皆固まるな!」

「おお! 一番槍もらった! パワーインパクト!」

「一番槍は私ですけどね。いきますよ、ストーンブレッド!」

「クレイ、行け!」


 戦力外の俺。しかし碇は収まるわけもなく、クレイゴーレムを差し向けた後は、拾った小岩や木片を投擲し続ける。


 そも敵に近付かない戦略の俺とミリンダはともかく、ロマノフとクレイゴーレムはガンガンHPが減らされる。


 爪の一撃や尻尾を振り回すテールスイング等、物理的なダメージだけでも盾での防御の限界を超えているようだ。 


 思ったより強いな。


「く……ダメージがデカすぎる。HPポーションが幾らあっても足りないぞ」

「ほら、使え! 薬草×5だ」


 道具袋から取り出した、山程ある薬草を取り出して投げつける。


「わっ! そんな取れるか!」


 3つはその手にキャッチし、残りの2つは腕と胴にジャストミート!


「回復した……結果オーライか。薬草も飲まなくても回復するのか……ジェイル、お前も薬草の回復を投擲で頼めるか?」

「ん、わかった。任せろ! 適当にやれ!」


 HPが限界のクレイゴーレムを爆破させて、せいしん草を複数個使用する。

 小岩と共に薬草も片手に持つ。 MPの回復と共に再度クレイゴーレムを召喚。

 

 当然ザカールライツの所に向かわせる。すぐに落とされるが、スロー効果が効果を発揮しており、被弾率がだいぶ減っている。


 これで、劣勢に傾きかけていたこちらの不利は大分緩和された。


 俺がアイテムを使用したヒーラーになった事で、安定したパーティーになったからだ。


 一応いらない子脱出しただろうか?


 俺の動きは……魔法を絶え間なく打ち続けるミリンダには、MPが無くなったら伝えてもらいせいしん草をべちゃ! ロマノフには、ゲージが半分近くなったら薬草をべちゃ!


 クレイゴーレムは消えそうになったら、ドカーン+再召喚。


 つまりシュッシュッ。べちゃべちゃ、シュッシュッ。

 擬音だらけでしかもやや卑猥。


 俺ってこんなキャラじゃないんだが……おっと、ガンガン投げなきゃ足りんな。


「押し切れるか? ジェイルの回復役、役にたちすぎ…………ん? 口を開いた? ブレスか!? 皆、散るんだ!」

「わかりました!」

「無茶言うな! すぐに回避は出来ん!」


 俺もロマノフや仲間に向かって放たれた場合にブレスにを回避できるよう、場所を移動……移動……移動……って、なんでこっちに向き直るんじゃぁ!


「ターゲット取っちまったみたいだな。なんとかタゲずらす!」

「ジェイルさんは駄目! ストーンブレッド!」


 石の弾丸がザカールライツの顔面に直撃するが、揺らいだ様子はない。しかも、スロウ効果もレベルが離れすぎてるようですぐ切れるし、今は殆ど遅延効果ははない。


「こっちだ、デカブツ! パワーアタック、パワーインパクト!!」


 ロマノフはまるで連携してるように、絶え間なくスキルを繰り返す。


 しかし、変わりはない。


「やはり回避……無理だよなぁ。なら、これでどうだ!」


 せいしん草を大量に手にして、盾代わりにクレイゴーレムの背後に隠れる。


「バカ! 無理だろ常考!? 早く距離をとれ!」

「ストーン! ストーン! ストーンブレッド! う、MPが……まだ行けます! ストーンストーンストーン!」

「ブグハアアアアアア!!」


 来た! ドラゴンブレス! 紫色? 毒か!


 イベントPVでも見たけど、広範囲すぎるだろ! 回避とかのレベルじゃないし。


「クレイ、魔法生物だから魔法に弱いだろうが、少しだけ気張ってくれよな」


 ブレスの直撃で、ガンガン崩れていくクレイ。

無駄に背後に隠れた訳じゃない。上手くいくかはわからないが、策はある。

 当然全て消えてしまう前に俺は次の手段を取る。


「クレイ、自爆! せいしん草! 召喚、クレイゴーレム!」


 自爆によって巻き起こる爆破の衝撃で、ブレスを少しだけ押し返す。

 同時にMPを回復させて再度クレイゴーレムを召喚する。


「せいしん草ある限り、俺に被弾はない! 自爆、せいしん草、クレイゴーレム召喚!」


 繰り返すクレイゴーレムの自爆召喚。

 

 4体目のクレイゴーレムが俺を守ってくれた時、魔竜ザカールライツのブレスは止まった。


「流石、ジェイル。俺らに出来ない事を平然とやってのける!」


 同時にブレスの影響でフリーズしたザカールライツ。

 駆け出して迫ったロマノフ。その石斧が煌めいたかと思うと、高速で二回連続で同じ箇所に斬りつける。


 新しいスキルか?


「そこに痺れる憧れるぅ! スキル、二段斬り!」


 二段斬りねぇ……石斧なんだから、「斬り」じゃなくね?

 MPポーションで、MPを回復させていたミリンダが、それを見て更に奮起する。


「私だって……行きます! ストーンシャワー!」


 広域化した石つぶてが、ザカールライツの巨大な全身を包む。


 こっちもnewスキル?


「グァオオァオオ!!」


 咆哮を上げて身をよじる魔竜。


 やつはダメージ判定が複数あるのか?

 予想よりもダメージが高かったみたいだな。


「俺も行くぞ! 行け、クレイ」


 俺も負けずに木のクワを装備し、先程思いついた新たな振り方を実行。

 拾った小岩をバットのように撃ち出すのは一寸大変。

 だから、拾わずに撃てばいいんじゃないか?


 そこで取るのはゴルフのスイング。


 拾った小岩を足元に落として標準をつける。そして狙いを定めて……と、ちゃーしゅーめーん!


 ……普通の投擲とあんまり変わらないな。しかも一回拾ってまた下ろすのめんどい。


 駄目だ。クワで小岩を撃ち出す作業に戻る。






 役割を崩す事なく、俺達は魔竜にダメージを与え続ける。

 俺は回復役で後衛、流石に俺以外は無傷とは行かず結構大変です。


 あれだけあった薬草も20を切り、せいしん草も10を切った。正直アイテムが足りん。


 ザカールライツはHPがゲージ僅かになったら、途端に被ダメージが下がった。


 火事場の馬鹿力で防御でも上がったか?


「削れな過ぎる! ダメージ痛すぎだろ! だがまだ!」


 あまりにも硬すぎる。適正レベルがあってないのは確実なんだが、それにしても酷い。むしろダメージゼロになってないか? 何か撃破に条件でもあるのか?


 例えば、竜は対竜の武器でしか死なないとか……イベントを発生しないといけないとか……ん? 俺今良いこと言った? 専用武器? 俺持ってるじゃないか!


「ロマノフ! 使え! 奴には効果があるかもしれん!! ……邪魔をするなぁ、クレイ、自爆!」


 コボルトの儀式剣を放り投げようとする。


 直線上に移動しようとするザカールライツをクレイゴーレムの爆発で遮る。


 行ける! そう思ったが、コボルトの儀式剣は俺の手から離れる事なく、べったりくっついていた。


「ストーンブレッド! ストーンシャワー! ストーンストーンストーン! ジェイルさん! まだですか!?」

「駄目だ! ジェイル、ユニークアイテムだろ! 俺じゃ無理だ! お前がやるんだ! パワーインパクト!」


 石斧での重みのある一撃をくわえながらロマノフが叫ぶ。

 そうだった。しかし、俺にやつに近づく事は出来るか?


「ジェイルさん! ブレスが来ます!」

「急げ! もうもたん!」


 魔法を連打するミリンダ、石斧を振り回すロマノフが俺に後を託す。


 やるしかないか。


 それにしても、ザカールライツのブレスはまた俺に向く。

 ひょっとして必ず俺に向くようになってるのか?


 回復はダーゲット能力高いとは聞いてたが……近寄れないじゃないか!


「……ひょっとして、お前がブレスで毎回ターゲットになってたのはコボルトの儀式剣を持ってるからじゃないのか?」

「んな!? そんな理不尽ありか!」


 いや、気するな。奴のHPはもうない。今更わかった所で、もうこの戦いもお終いだがな。


 ブレスの予備動作に入ってる。アイテムの残量からもう余裕はない。

 なら、一か八かだ。


 俺はクレイゴーレムに抱えてもらい、装備を変える。


 自分のスキルでは自分はダメージを負わない。

 それはそうだ。魔法使いが魔法を使う度に火傷でもしたら、それこそやってられない。


 ザカールライツは俺に向かって口を開く。その口の中にはブレスが渦巻いている。


 もし、俺の仮定がはずれたら無駄死にだな。


「クエストだと俺はいつも刹那のタイミングを求められるな。勝負だ、魔竜ザカールライツ……クレイ、ゴー!」


 俺をザカールライツに向かって放り投げさせる。

同時に自らを爆破させて、俺は加速度的な速度を叩き出す。


 ブレスが吐き出される。しかし、既に俺はそこにいない。真下のブレスを見下ろしながら視線をその顔面に移す。


「遅かったな! 俺の勝ちだ、魔竜!!」


 ザカールライツの鼻先に着地すると両手でコボルトの儀式剣を握り締める。

 そして気合いを入れてその腐肉の残った眉間に深々と剣を突き刺した。









 あれだけ破壊に満ちた音が世界に溢れていたのに、時が止まったように静寂が訪れる。


 通常だったら耐えられないような速度。

 多分衝撃だけでもリアルの俺なら死亡確認だろう。


 その手のダメージ制限がない為、こうして生きているけど。

 眉間に刺さった剣を手放して後方に飛び降りる。当然ダメージはなく上手くロマノフとミリンダと合流できる。


 このくらいは通常の俺も出来るからダメージはない。


カッ! カッ! カッ!


 周囲に光が走る。雲が割れて、日の光が俺達と魔竜ザカールライツに降り注ぐ。

 あれ? その辺に転がしておいたコボルトは?


「終わりましたね」

「はぁ、こんなにスリリングだったのは久しぶりだ」

「お前の考え通りだったなお疲れさん。終わって見れば、全員無事、最高の結果じゃないか」


 精神的に疲労した為、その場に座り込む。


「あー疲れた! よし、帰るか! 当然コボルトからは、報酬は何が貰えるんだろうな?」

「魔法とか教えて欲しいですね」す

「まだ終わってないからな……二人とも、最後まで見てやろうな?」


 コボルトの集落に戻ろうと周囲を見回す。

 沼地……沼地……沼地。って……帰還用の魔法陣ないじゃん!?


 どうすれば……あれか、ログアウトか? でもクエスト失敗にならないか?


「落ち着けジェイル。魔竜が残ってるんだから、話し掛けるに決まってるだろ」

「ふむ。自主性を重んじたシステム何だろうが、何か違和感があるな」

「ふふっ、そうですね」


 死ぬか死なぬかでその場に留まっていた魔竜ザカールライツに話しかけ、クエストを進行させるか。

 やっといてなんだが、このまま話しかけなきゃ死なないんじゃないか?


「見事だ、人族の勇者よ」

「別に勇者じゃないし、あんたも大変だな。クエストって事はこうやって、狩られ続けるんだろ?」

「我はまた、深き闇の中で眠ろう……来るべき終焉の日まで」

「今回あんたは被害者だった気もするな。特に何もしてないし」


 全く、こいつも大変だな。


「なんか、どっちもお互いの話を聞いてない感じですね」

「ジェイルはいつもの事だが……まあ、相手はNPCだからな」


 周りでなんか言ってるがクエストモンスターって可哀想だな。


「お主には無限の可能性が眠っている。勇者ジェイルよ。お主が充分な力を付けた時、またここに来るが良い。その時はこのような不完全な体ではなく、世界を破壊すると言われた魔竜、ザカールライツとして存分にまみえようぞ」


 徐々に体が崩れていく魔竜、ザカールライツ。


 その体躯が完全に消え去り、草汁だらけの俺達の前に満身創痍でも生きていたらしいコボルトが姿を表した。


 なんか、元気じゃん。なら最後までやれよ。


 そんな感想しか持てなかったのはザカールライツ側に感情移入してたからだろうか?









 クエスト効果で急にアレストガンの渓谷に戻ってきた俺達。


「有難う御座いました。お陰で我らコボルトは暫くは平和に暮らす事が出来ます」

「そうかわかった。で、報酬は?」

「ジェイル。いくらNPCでも失礼だろ」

「でも、私も楽しみです」


 コボルトから、何かアイテムを渡される。


 指輪?


「コボルトの里に伝わる選者の指輪だ。里のコボルトと君達の命の重さの代償には、安すぎるかもしれないがどうか受け取って欲しい」

「これ……MP30アップですよ!?」

「ユニークアイテムか。これでジェイルも目標達成だな。後はジョブチェンジ用のクエストをやるだけじゃないか! お前……一番必要な事を偶然のクエストで達成できるなんて、リアルラックが高すぎるだろ!」


 指輪を装備する。


 うん。確かにMPが30上がった。これならドライが召還出来るな。


 ならこれでいいか? いや、ドライを存分に活かす為にはやはり何かにチェンジしないとか。


「それは兎も角、こいつは一体何なんだ?」

「このコボルトの人ですか?」

「名前がない理由がわからないままだったな」


 そう言えばそうだな。


「コボルト、お前の名前はなんだ?」

「……君になら構わないか。私はキャリーストレイシス。幻獣だ」


 幻獣? またわからん者が……。


「幻獣って聞いた事ないですけど……」

「俺もだ。お前、どうなってんだ?」


 何で俺に言うんだ?


「訳わからん事言うな」

「普通、NPCに質問なんかしないし、どう考えても次のクエストの布石じゃないか」


 そう言われてもなぁ。


「君が心から望み、幻獣と心を交わせた時、また私の所に来ると良い」

「つまりはどういう事だ?」


 結局何が言いたかったんだ? 謎かけなんてゴメンアルヨ。


「これって、召喚術士フラグじゃないのか?」

「召喚術士なんてあるんですか?」

「……知らん」


 なんだそりゃ。


 なんか、2体も召喚契約? してるんだから、そんなジョブがあってもおかしくないか。そんな気もした。

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