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おーぷにんぐ

ばさぁっと、水飛沫をあげて川から顔出した彼女はまるで獣のようだった。

「殺す・・・ッ!殺す殺す殺す殺す殺す殺すッ!!殺してやるぅぅぅぅううぅぅぅ・・ッ!!」


ずぶ濡れで、セーラー服は中のTシャツが透けてしまっている。

「ちょお、落ち着けよ!!ジン!!「五月蝿い!!バカイヌッ!!」


彼女の右手には、銀色に鈍く光る一振りの刀。

もちろん国からの許可なんて持ってなく、完璧【じゅーとーほーいはん】?に触れるんだけど、




もうその心配もないっぽい。




「ジン!!仁子!!」

「なに!?」

「お前、ぼくの世界に移動トリップしたぞ!!」








「え」

















あたりを見渡すと月が二つある。

そして、なんか森・・?的な場所にいた。



「・・・・・・・・。」

「・・・仁子?」







「あはっはははっはははっははっははっははははははははははははははははッ!!!!!

ははははははははははははははははははははっ・・・はーーーー・・・。」


「じ・・じんこ?」


「サイコーじゃない!!親なんか元々いないし!!シューの世界なら元居た世界との差なんかあんたに聞きゃなんとかなる!!それにカタナ振り回しても怒られない!!」

「・・・・はぁ~・・・そうだよね。仁子はそういう女性なんだよね・・・。」


黒い、全長4mはある大きな狼が少女の前で耳と尻尾を垂らしながらお座りした。




ため息。






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