プロローグ(具体的なあらすじ)
10月らへんから投稿したい
魔法使いの家系に生まれた子、生まれた時から魔法という現実的ではない世界を見てきたため価値観が普通の人とは合わず、幼稚園の頃クラスの子達に馴染めなかった。
そのため親は[星野 スズ] (ほしの すず)を幼稚園から中退させて魔法の修行をさせることにした。
親はスズを幼稚園の頃から人との馴れ合いを閉ざすのはとても心が痛んだのだが、やはり魔法という現実味がなく、またそう言ったことも知らないような年齢だ、ましてや親から関わってはいけないと言われてしまえばもうおしまいだ。
そう思い親はスズを本当は8歳から魔法の修行をすることに決めたいたが、4歳で魔法の勉強を、5歳から魔法の修行をすることにした。人とうまく馴染めずに人との縁を経ってしまったスズ…しかし、そんな中唯一修行中一緒に遊び接してくれた男の子がいた。それが[折本 敦司] (おりもと あつし)という男の子だった。
折本敦司はスズの故郷であるとても小さな魔法使いの集落に引っ越してきた家族の一人息子だった。
折本家は代々神の力を持っているとして、魔法に似た力を持っていた。スズの故郷に引っ越してきたのは、折本家のとある目的のためだったということが後にスズは親から聞かされることに。だがその時に理由を聞いたスズは一日中泣いてしまった。
引っ越してきた敦司は魔法に似た力を持っている家系に生まれたからなのか魔法というものにとても興味を持っていた。そのため魔の子でありながも、同い年であったスズには積極的にスズの家に遊びにきたり、スズに話しかけに行ったりしていた。
そのことを両家の親はとても良く思っていて、スズの母親に至ってはスズの気持ちを思ってのことか、より一層気持ちが強かった。
スズは敦司と遊んでいくにつれて話す時も少しずつ人の目を見て話せるようになり、喋り方もハキハキと喋れるようになった。スズの成長にスズの親はとても嬉しく思った。敦司の親には泣きながらとても感謝を伝えたのだ。だが敦司は感謝される事ではない。と言い、スズの親は敦司は自分がどれだけ凄いことをしたのか理解がまだできていないのだと悟った。
だが、それでも親にとっては幼稚園の時、人と触れ合えずに徐々に心が閉ざされてしまったスズが今では少しずつ明るくなっていることにとても安堵し、敦司には多大な感謝の気持ちがあった。
そんな中事件が起こった。敦司が引っ越してきてから約8年後のことだった。、突然敦司達が引っ越すことになった。スズは泣きながら抵抗したがのだがスズの願い叶わず、敦司は引っ越して行ってしまった。最後にスズに見せた敦司の顔は、どこか引きずっているような顔をしていた。
それから4年後…魔法の修行を終え魔女になったスズは、魔法を正しく扱え、日常生活でも支障は出ないかを確かめるため。家を出て生活を送ってみて欲しいと親に頼まれ、スズは一人暮らしを行うことに…その時のスズは16歳。時期もあってか高校へ入学することになったのだ。スズは突然一人暮らしをしてと頼まれ、さらにはまだ人と馴れ合うのはあまり得意じゃないスズが高校生活を送ることになる。
そして迎えた入学式当日。クラスの名前とそのクラスの場所が書かれたクラスの表を見たスズ、そしたらなんと同じクラスに10年以上前に引っ越してそれっきり会えていなかったあの時の男の子。折本 敦司の名前があるのを見つけたスズ。
スズは驚き、そしてどこか安心の気持ちがあった。時間が経って入学式が終わり、スズは初めての学校…初めてのクラス、初めてのクラスメイト、色々な初めてが混在する教室へ入るのであった…