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我が作る世界に意見は求めん!  作者: SHELLY・BOSS
第1章・世界を創ろう
9/37

#8本能には逆らえないか・・・

中耳炎になりかけです(笑)

慢性副鼻腔炎なので風邪を引いたら必ず、耳鼻科行きです(笑)



お楽しみ下さい┏●

あぁ・・・頭が痛い。

気絶したんだろうなぁ・・・

神力を使い果たしたらどうしてこうも、気絶するんだろう?

別に気絶じゃなくて、お腹が痛くなるとかでもいいじゃないか?


「目が覚めましたか。気絶したくなければ、神力の使い方を学ぶべきです。」


「目が覚めていきなり勉強の誘いはキツいな・・・無事に恋愛神は生まれたか?」


聞いたけど、リンの後ろに隠れているつもりなのか、ピョコピョコとピンクのアホ毛が見えている。

何でアホ毛なのか分からないが、とりあえず恋愛神は誕生したらしい・・・


「お気づきの通り、恋愛神で〜す!!主様、始めまして!!」


無駄に元気が良くて、見た目は完全に幼女の、自称恋愛神がリンの後ろから飛び出してきた。


「え〜とっ・・・リンさん?俺ってば創るの失敗した?」


「まぁ、見方を変えれば失敗ですね。」


「なんで失敗なのよ〜!!こんなに可愛いのに!!」


やっべ〜マジで失敗だわ・・・

可愛いのは認めるけど、繁殖を人間にされるんだろ?

幼女の見た目でそれは・・・ねぇ・・・?


「主様が失礼な事、考えてる〜!!それより早く名前ちょうだい?」


「な、名前ね・・・それじゃあ〜、ヨウコはどうだ?太陽の様に明るいって感じで・・・」


「わぁ〜い!!!ヨウコだ〜!!名前が出来た〜!」


耳が痛いなぁ。

幼女ってこんなに元気なのか?

まったく・・・


「あれ?耳が痛いと思ったら、これナニ?」


「ヨウコが耳掃除してあげたの!!主様が喜ぶと思って!」


耳に手を当てたら、血が付いてた。

ヨウコの声で痛くなったんじゃなくて、耳掃除で傷ついたんだ・・・

神って血出るんだ・・・


「創造神様、我々は出血しません。神の体には神力が流れていますので、創造神様がおっしゃる血のような液体は神力です。」


「じゃあ、俺ってば神力垂れ流してんの?」


「その通りです。早く止めないと気絶が待っています。」


ちょっ!

マジでやべぇじゃん!

また気絶するなんて嫌だし、てか止め方わかんねぇし!


「創造神様〜!アタシなら止められますよ〜?任せてくださ〜い。」


「助かったよ、ミサキ。やってくれ。」


ミサキが膝枕を促したので甘える事にした。

すると、耳の中に水が入る感覚がして、こそばゆくなり身が震えた。


「何やってるんだ?なんかくすぐったいんだけど?」


「噴水の水には、癒しの効果がありま〜す。だから、創造神様の神力漏れには効果抜群ですよ〜。」


出血じゃなくて、神力漏れなんだ。

やっぱり賢授神だけあって、治療法も知ってるとは・・・ありがたい限りだ。


「は〜い。もう大丈夫ですよ〜。」


「ありがとうなミサキ。」


感謝の気持ちを込めて頭を撫でてやると、恥ずかしそうにしていた。

何故かヨウコも頭を持ってきて撫でて欲しそうにしていたが、スルーしてあげた。


「ヨウコ?君には人間に恋をさせるのを頼みたいんだけど・・・出来る?」


「もちろんです!!主様はヨウコの事を見くびっています!!見ててください!」


ヨウコは小さな歩幅でテクテクと噴水に行くと手をかざして、光を放った。

期待しながら噴水を覗き込むと、あら不思議!

人間達はなりふり構わず繁殖行動に勤しんでいた。

って・・・これは恋じゃないだろー!!


「コラッ、ヨウコ!これは恋じゃなくて発情だろー!?」


「手っ取り早く繁殖するには、発情期にした方が早いの!!主様の考えが遅すぎるの!」


言い切りやがった!

人間が人間たらしめる、心と心の繋がりである、恋をし愛し合うのをすっ飛ばして、発情させやがった!

これじゃあ、人間に言葉を教えた意味が無いじゃないか!

やっぱり失敗だったか・・・恋愛神じゃなくて、発情神が出来ちまった。

発情中の獣達よ・・・ちゃんと人間に戻ってくれよ?


─────────────────────


「久しぶりだね?我の事を忘れてはないだろうね?どうだね人間の繁殖行動が我によって左右された事を知って?・・・・・・何も感じない?別の世界だから関係ない?・・・・・・悪いがどこの神も同じようにしているんだよ。人間達が恋をして繁殖行動を取る。これのコントロールは我ら神がしている。なら、恋をさせろ?子供を授けろ?それはそちらの神に言ってくれ。」


「主様。また別次元の人間達にコンタクトを?意味があるんですか?」


「我に意味がある。それで良い。その後はどうだ?」


「着々と準備が出来ております。一つだけお聞きしたい事が。あやつらの繁殖は如何致します?」


「あの生臭い奴らは放っておけ。所詮、我が潰し損ねたカスに過ぎん。」


「かしこまりました。では・・・」


「すまなかったな。ん?生臭い奴ら?焦るでない。我の話を聞いていれば分かる。いや・・・()()()()()()()()()()()()()自ずと分かるやもしれんな・・・」

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