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我が作る世界に意見は求めん!  作者: SHELLY・BOSS
第1章・世界を創ろう
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#7俺のせいだよねぇ・・・

皆様は風邪等、大丈夫ですか?

俺は喉の痛みが取れてきて治りかけです(笑)


お楽しみ下さい┏●

ジーッと、リンとミサキが俺を見ている。

警戒心が滲み出ている目でいつでも逃げる準備が出来ているように。


「お2人共・・・何でそんなに警戒してるんだ?」


「「・・・・・・・・・別に何でもありません。」」


あぅれぇぇ?

完全に怖がられてる!?

俺はホントに何をしたんだ?

確か・・・時間を切り取るボタンを押す所までは覚えているんだけど・・・

あれ?腕時計に付いてた切り取るボタンが無くなってる。


「申し訳ありませんが、創造神様。そのボタンは私が勝手ながら消滅させました。()()()押されることが無いように。」


「つまり、2人のその態度はあのボタンが原因何だな?」


「「そうです!!」」


怒ってるよ・・・

どこの世界でも、女性を怒らせるのは控えた方がいいな・・・


「俺はどんな事をしたんだ?時間を切り取って何をやったんだ?」


「それは、噴水の中をご覧になれば・・・」


「アタシはオススメしませんね〜。創造神様にとっては辛い事ですよ〜?」


「そこまで言われると、見たくなる。」


恐怖心も無く、ただの好奇心で噴水を覗き込むと人間は数える程に減っていた。


「減ってるなぁ・・・俺がやったのか?」


「はい。創造神様は時間を切り取るボタンを乱用して人間をほぼ絶滅まで追い込みました。これでは世界は終わるでしょう。」


「そこで〜創造神様には〜ある神を創って貰いま〜す!」


また創るのか。

多分気絶するんだろうな〜。

でも、自分がした事だし、やるしか無いか・・・


「それでは。次の神ですが、恋愛神を創って貰います。」


「恋愛神?人間達に恋をさせて、繁殖させるのか?俺が種を蒔けば創れるのに?」


「私が渡した種で全てですので、予想したより早くに恋愛によって繁殖させなければなりません。」


完全に自業自得だな。

言われる前に想像しとくか・・・

恋愛神ってくらいだから、女性らしさが欲しいよな〜

胸がおっきくて、髪がサラサラで〜

繁殖にも関係するから、安産型のお尻で〜

喋り方は・・・お淑やかさの中に好奇心満載な感じで〜


「よし!ボタンを押すぞ?」


「お願いします。」


ポチッ

あぁ〜

やっぱり、意識が遠のく感じだ。

この感覚って慣れないんだよなぁ。

どこまでも深い穴の中に落ちていくような。

深い水の中に引き込まれるような。

意識を手放す気が無くても、自然とふわふわしてきて・・・


「これが神が生まれる瞬間ですか〜美しいですね〜!」


「どうも皆さん。わたくしが恋愛神です。あれ?主様はお休みですか・・・それでは少し耳掃除でもしてあげますね。」


柔らかい・・・

くすぐったい・・・

なんだか懐かしいような、心地いい感覚だ・・・

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