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我が作る世界に意見は求めん!  作者: SHELLY・BOSS
第1章・世界を創ろう
7/37

#6こいつら潰した方がいいかも・・・

#2で、誤字がありました。

同じ効果のボタンが2つ存在してました。

執筆中に気が付き、訂正とお詫びを申し上げます

誠に申し訳ありませんでした┏●


お楽しみ下さい┏●

取り敢えず今回は気絶すること無く、何とか()()()()とやらを終わらせることが出来たな。

それでと・・・言葉を使えるようになった人間はどうしてるかなぁ〜。


─────────────────────


「お前は昨日食べただろ!今日はオラが食べる番だ!」


「なんだと!キノコ取りさえまともに出来ないようなヤツに食べる事は許されないぞ!」


この世界の主な食料は森林に生えている様々なキノコだけだった。

それゆえ、沢山生えている場所を縄張りとして、大小様々なグループが取り合っている。


「オラはキノコ取りは下手くそかも知れねぇけど、この間の戦闘じゃ1番多くの敵を倒したんだ!この森を守る為に力をつけなきゃいけねぇのに、オラに食わせないのはおかしいぞ!」


「何が戦闘だ!あれは神が勝手に手を出してきて、うやむやになったお互いの恥ではないか!」


この森最高のキノコの群生地を巡るナワバリ争いで両グループのリーダーは創造神の手によって裁かれ、神の怒りを買いその身を黒く焦がした恥ずべき戦いと語られていた。


「恥ずべきはオラ達じゃない!オラ達の真剣な戦闘に手を出した神だ!」


「神が恥ずべきだと?やはり貴様ら兄弟は揃いも揃って、神の怒りが好きなようだな!」


そう言うと、その場に唾を吐き捨て去って行った。


「聞こえるか神よ!天の上から雷を落とすことしか出来ない、臆病者め!オラはお前なんか怖くないぞ!目の前で出来ない癖にオラ達の戦いに手を出した事を後悔させてやる!」


空を見上げながら言った彼の姿を見たものは、その後1人も居なかった・・・


─────────────────────


臆病者?

この俺がか?

誰がお前の暮らす森を創ったか忘れた見たいだな?


「リン!聞きたいことがある!」


「はい。創造神様。」


瞬間移動でも使ったかのように、すぐに現れたリンは俺の傍にひざまづいた。


「雷以外に人間を消す方法を知っているな?」


「もちろんです。腕時計の()()()()()()()()()()を使えば創造神様が創った特定の存在の時間を文字通り、切り取る事が出来ます。すなわち、それがこの先世界に存在した時間を消し、世界から削除する事が可能です。」


「それは最高だな・・・アイツを存在させていては俺の存在が危うくなりそうだ。」


俺の事を・・・自らを創った俺の事を臆病者とは。

それ相応の覚悟を持っているんだろうな?

お前の存在が消えても誰も悲しまないだろう。

そうだ・・・俺が消さないと・・・


「オレガケサナイトダメナンダ・・・」


そこからの意識と記憶が無い。

後にリンに聞くと目が赤く光り、噴水の縁を壊すほど踏みつけながら狂ったように、時間を切り取るボタンを押していたそうだ。

目を覚ますと腕時計からは、時間を切り取るボタンが消えて、噴水の中の世界には、ほとんど人間が残っていなかった・・・

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