#02小さな綻び
最近、生活習慣が変わりました。
こんな時間に投稿するのは久しぶりですね(笑)
お楽しみ下さい┏●
俺は毎日のように、幸せな暮らしをしている。
子神達に囲まれて、何でも創れる力を持っているんだから、当たり前か。
今日も1人の可愛い娘が俺の部屋に入ってきた。
そうそう!家が神の人数分あると、いちいち移動するのが面倒くさくなって、全部の家を1つに合体させて、それぞれに部屋を与えている。
「こんにちは、パパ。」
ハッキリとした口調のこの子は、サユだ。
サキとの子神で、子神達のお姉ちゃんとして見本となるようにしているつもりだが・・・
「サユ、少し筋肉が付いてきたなぁ。ママが喜ぶぞ。」
「ち、ちがうもん!成長期だから体が大きくなってきただけだもん!」
慌てた時や、甘える時はこの口調になる。
うん。相変わらず可愛い。
「おっほん!・・・パパに見せたい物があるから来たのに・・・ちょっと来て。」
サユに連れられて噴水の前に来た。
下界の様子を見れる噴水は少し波立っていた。
「サユ・・・これは?」
「分かんない。リンおばさんに聞いても知らないって。」
子神達は俺と母神以外はおばさんと言う。
1度おばさんと言われたヨウコがキレていたが、その話は脳内で・・・
(作者の脳内では、産まれて数日の子神達に研究を邪魔された事でイライラ。そして子神が居ないヨウコはおばさんと言われた事に、青筋を立てた。とゆう感じです。)
「少し時間を止めて、色々確かめてみよう。」
久しぶりに腕時計のボタンを押して、下界の時間を止め、目を皿のようにして原因を探ってみた。
「こいつが原因らしいな・・・サユ、みんなを集めてくれ。」
俺がそう言うと、物凄い速さで家に向かった。
もうサキより速いな・・・
「ユウキ様。何事ですか?」
皆を代表して、リンが聞いてきた。
「この人間を見てくれ・・・」
全員が噴水を覗きこんだ。
現在、下界はビルが立ち並び、便利な物が溢れ、広大な陸地と雄大な海を手に入れていた。
人間が勝手に増えて、俺が土地を増やした。
イタチごっこのように下界が作られた。
1つのビルの影に、ある石像が転がっていた。
俺の首から下がバラバラの石像だ。
神達が手に負えない問題があった時、俺が下界に降りて解決する事もあり、人間達は俺や他の神の存在を重要視して、石像や教会、神話等を作っていた。
創造神ユウキの石像は特に厳重かつ、丁寧に扱われ、万一壊れたりしたら神罰が下ると信じている。
その石像がバラバラになって、男の足元にある。
これが知れ渡れば、男は死刑確定だ。
「人間が何故このような事を?」
「全く分からない・・・ユミ頼めるか?」
「は〜い。少し待っててね〜」
人間の研究を進めるうち、全てを知りたい思いが形となり、ユミは人間の心の奥まで手に取る様に感じるようになった。
「う〜わっ。この人の心、濁りきってて気持ち悪い。」
そう言うと、ユミは気絶して皆で家に戻った。
下界の時間を止めたまま・・・




