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我が作る世界に意見は求めん!  作者: SHELLY・BOSS
第1章・世界を創ろう
3/37

#2早くも問題発生

妄想が頭の中で進んでいって、楽しいです


お楽しみ下さい┏●

どれだけ眠っていたんだろうか?

目が覚めると意識を失った時と同じ、噴水の横に居た。


「お目覚めになりましたか。お体の調子はいかがですか?」


「少し腰が痛いな・・・何で意識を失ったのか説明して貰おうか?」


「世界を創造するのには、神力。分かりやすく言うと精神力が必要です。()()の神力が未熟なので意識を失いました。」


ん?神様?

確か俺の事を神(仮)様って呼んでたのに、どうゆう風の吹き回しだ?


「人を創れば(仮)では無く、神様です。」


「人の心を読めるのかよ!?」


「いいえ。私が読めるのは神様の心です。」


屁理屈言いやがって・・・

そうだ。寝てた間に俺が創った世界は、どうなったんだ?

少し見てみるか。


噴水を覗き込むと、木と草で出来た簡単な家?

テントが所々に出来ていた。

よく見ると子供が走っていたり、男女ペアで行動していたりと、人間らしい生活を送っていた。(相変わらず服は着ていなかったが)


「こいつらはどうやって、家の作り方を覚えたんだ?」


「覚えてなどいません。雨風をしのげる場所を試行錯誤して作っているだけです。」


「なるほどな・・・つまり本能で生き抜いているって事だな?」


「はい。言語もありません。それより神様。試練クリアの報酬です。」


そう言うとリンは、腕時計を渡してきた。

文字盤は至って普通の時計だか、側面にボタンがいくつかあった。


「右上のボタンは、時間を進める物です。押せば神様が創造した世界の時間を進められます。その下、右真ん中は時間を切り取るボタン。右下は時間を止めるボタンです。」


時間を止めるって、さながらゲームだな。

俺もガキの頃は沢山ゲームを・・・


「続いて左上は、神様の言葉を届くようにするボタンです。今は使い道がありません。左真ん中は、神様の姿を世界に写すボタンです。左下は、神様を世界に移動させるボタンです。お創りになった世界の人間には、未知との遭遇になるでしょう。」


未知との遭遇って・・・お前は何歳だよ。

俺も見たことないぞ。


「最後に文字盤下部のボタンですが、次の試練に関係があります。」


「こんな変な腕時計、あいつらにも見せてやりたかったよ。」


「あいつらとは誰の事でしょう?神様のご友人ですか?」


「まぁ、そんな所だ。いつも俺を頼って来て、いい奴らだったよ。」


「神様はご友人に何と呼ばれていたのですか?」


「あだ名で神って呼ばれてたよ。苗字が神代(かみしろ)だったからなぁ。」


あれ?

何で名前が思い出せたんだ・・・

確か記憶を失ってるとか言われたような・・・


「神様が試練をクリアしたからです。少しずつですが、記憶は戻ります。」


「そうゆうシステムか・・・取り敢えず、神様って呼び方を辞めてもらおうか。俺は、神代 優希(かみしろゆうき)って名前だ。」


「分かりました。神代優希様とお呼びします。」


「よーし分かった。フルネームよりかは神様でいい。」


「了解致しました。それでは神様、第3の試練です。」


その時、噴水の中から叫び声が上がった。


「な、何だよ!リンどうゆう事だ?」


「どうやら、縄張り争いのようですね。人が何人か死んでいます。いかがなさいますか?」


「せっかく神力を使って出現させたんだ。どうにか出来るのか?」


「噴水に手を入れて消したい人間を掴み、水から出せばいいのです。」


だったら、大将っぽいこの2人を・・・

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