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我が作る世界に意見は求めん!  作者: SHELLY・BOSS
第1章・世界を創ろう
18/37

#17降臨してみた

次話は奴らの話を混ぜる予定です。


お楽しみ下さい┏●

ゆっくりとプールを流れる感覚に心地よくなっている。

噴水の中に飛び込んで下界に降りる時、こんな心地良いんだったらいくらでも降りよう。

変な決意をしていたら、イキナリ激しい波に飲まれるような、洗濯機に放り込まれたような、脳ミソがミキサーにかけられる感覚に襲われた。

それが収まると何も無い広い森に寝転んでいた。


「あったま痛てぇ・・・吐きそうだなぁ。」


「私も同意見です・・・」


「なんで降りたいなんて言ったんだろう・・・」


3人揃って青い顔をして、ヨロヨロと立ち上がった。

腕時計のボタンを押して、時間の流れを元に戻すと美しい鳥の鳴き声が()()()()()()()()()嫌に静かだった。


「なんか気味が悪いな・・・」


「原因は分かりませんが、鳥達が怯えているようですね。」


「おえぇぇ・・・」


リンは冷静に答え、ヨウコは四つん這いで掘った穴に虹をかけていた。

美しい森に虹をかけるなんて・・・


ザッザッザッ


「強い気配がすると思ったら、主様じゃねえか!」


「本当だ〜!リンちゃんも居る〜!」


ミサキとサキが迎えに来てくれた。

サキは少し筋肉が増えた様だ。服から覗く腹筋に磨きがかかっていた。

ミサキは・・・目の下のクマとダボダボの服。

過労だろう。

まぁ、俺は気にしない。いくら賢授神でも知識欲を満たす場合くらい、わきまえないとな。


「久しぶりですね、ミサキ。サキ。こちらの様子はどうですか?」


「アタシのおかげで罠の制度が上がって、色んな食事が出るようになったよ!」


「俺は剣と弓の使い方を教えたぜ。どいつもこいつも、まだまだだけどな!」


思いのほかちゃんとしていたらしいな。

サキは仕事を全うしたって事でいいだろう。

問題は・・・少し頬を赤くしながら俺の首から下を見ている方だな。


「ミサキ、反省はしたんだろうな?」


「えっ、あの〜、その・・・ご馳走様でした?」


よし!反省無し。取り敢えず後半年は、下界に居てもらおう。俺のエクスカリバーがヒノキの棒になるほど怯えさせる者は、下界に放っておこう。


「すいません、すいません!冗談ですから!わたくし賢授神ミサキは深く、ふか〜く反省していますから!どうか寛容な判断を!」


「はぁぁぁぁぁぁ・・・分かったよ。俺も皆で帰る予定だったし。ヨウコも怯えなくていいぞ?」


その後、少し村を見て回り森に戻って来た。


帰りは噴水がない。

どうするのかリンに聞いた所、実は創造神が帰る方法を創るらしい。

俺が降りてこなかったら、2人は一生下界だった・・・


俺は時間を止めて、噴水を創った。

天界とほとんど同じ噴水だ。

その周りに石像と名札を立てた。

・創造神ユウキ

・補佐神リン ←忘れないように┏●

・賢授神ミサキ (色情神)

・恋愛神ヨウコ (淫乱神)

・戦神サキ


この像は神が増える度に創っていこう。

俺達は噴水に飛び込んで天界に帰った。案の定、行きと逆で洗濯機〜プールだった・・・

天界の噴水で皆倒れたのは言うまでも無い。

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