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我が作る世界に意見は求めん!  作者: SHELLY・BOSS
第1章・世界を創ろう
10/37

#9気軽に触れてはならない

未知に触れるのは、恐ろしくもワクワクしますね



お楽しみ下さい┏●

だいぶ繁殖が進んでるな。これなら前よりも多くの人間が世界に存在するだろう。

当面の問題は食料だな・・・

キノコを主食としているこの世界の人々は、増えすぎると困る。

俺は森を創った。その森で菌が偶然繁殖した。

つまり、食料となる物を世界に創らないと最悪の自体に陥る。

()()()()()()()だ。


「リン!ちょっと来てくれ!」


「そろそろだろうと思っていました。」


足音も無く後ろから声がした。

リンは忍者だったんじゃ?

それとも優秀すぎるのか?


「創造神様。忍者とゆう存在は分かりませんが、食料に関する事でお呼びしたのですよね?」


「リンでも分からない事あったんだ!?ってそう。食料だ・・・動物の創り方とか知ってるか?」


「もちろんです。人間以外の生物の種があります。蒔きますか?」


「あるのかよっ!じゃあ早速、蒔こう。」


「かしこまりました。ではこちらを。」


リンから黒色の種を受け取って、噴水の前に来た。

時間を止めるボタンを押して、海と森に同じ数を蒔いて時間を動かした。

すると森には様々な動物達が生まれ、元気よく走りまわったり、隠れる場所を探したりと、上手く出来たようだった。


「これで食料は問題ないな。どっかの発情神のせいで余計な手間がかかったな・・・」


チラリとヨウコを見ると噴水のそばで正座をしていた。

リンに、やり過ぎと言われ罰として当分は力を使えないだろう。

幼女の見た目と言えど神だ。

むやみに力を震えば世界が壊れる。

俺はしばらくの間、世界を眺める事にした。

本能だけで狩りができるのか、海の存在に気付くのかが気になって。



何日か経った頃、子供達が海に気付いて数人の大人が調べに向かっていた。

舐めたり、足を浸からせてみたり。


「子供達は楽しそうだな。大人達は・・・ビビってるじゃないか!」


「楽しそうですね創造神様。そんなに笑うと顎が外れますよ?」


「これが笑わずにいられるか。子供達が遊んで大人達は怖がってるんだぞ!あぁ可笑しい!」


腹を抱えて転がっていると、子供達が海に引きずり込まれて行った・・・

大人達は気付いて居ない。


「リン!あれってヤバいよな?」


「危険ですね・・・時間を止めてください。」


ボタンを押して時間を止め、よく見てみた。


「あそこ!子供の足を持ってるヤツが居るぞ!」


「あれは何でしょう・・・見たことがありません。生物でしょうか?」


「分からない。とりあえずミサキも呼んでくれ!」


謎の生物を睨みながら言って、リンの方を見ずに言った。

ミサキは賢授神だ。何か知っているだろう。

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