表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私を壊した影響力  作者: 少し心の落ち着かない下の蠍
6/9

【システム】:影響力が───

しかし工場の屋根から工場を見ても窓ガラスも邪魔だし見えにくいな……

アキモトはそもそもどうやって侵入するつもりなのかな、入口閉まってるし

?!螺旋状なんちゃらランチャーだ!

螺旋状に飛ぶ弾が計9発壁に円を描くように刺さり爆破その後10発目がその円の真ん中に当たり壁が壊れる仕組みだ。開発当時は盛り上がったけど人質救出といった利用方法目的に作られていた為安全性の問題で確かなんちゃら。

穴のサイズは打つ角度だっけ?

ドォーン!!!!!!

思ったより威力強いわね、ってかこれだけで敵殲滅できるんじゃ?

なわけないよね〜

ズラズラ出てきたよ、さてこの使い方の分からない"SR"を

え?

何かが頭に流れ込んだ


「サスガダ!ジャパンノトップ!」

「相手を褒める暇があるなら敵を倒しなさい!」

中学のある日だ、VRでFirst Person shooter

日本名、一人称視点のゲームの第7回全国大会最中だった

忘れるにしては大き過ぎる出来事だったなぁ

「Bomb is near!」

「Understanding」

英語もあの頃は喋れてたなぁ、簡単なものだけど

だって翻訳が間に合わない時があるもの

「あとテキはひとザザザ」

しまった!味方がやられた彼は偵察兵だから彼が居ないと狙撃手の私には辛いな、

パシュッ!

「ほらほら!出てきなよ!沈黙の復讐者よ!!」

オープンで敵が煽ってくる、しかしオープンだと居場所が割れる

あそこかあそこしかないな、

いや、アイテムスピーカーを持ってたらかく乱が起こせるから、罠だな。

本来SRの弾は一撃事に装填をしなければならないが

私のは特別仕様だ、第4回全国大会の優勝賞品の

【対物:100%対人:100%近距離:60%遠距離100%】と脅威の武器だ、敵に刺さると炸裂する弾がいっそう怖さをひきたてる

近距離用に銃身が二つあり短い方が近接用だ。

前の大会では「ゲームだから勝てたんだろ?」

「本来そんな武器ないからか!」

と散々言われてきたような代物だ

接近用で撃って!

よし、「馬鹿め!SRは単発撃ちだぞ!」

ほら、でてきた

「今だ!」パシュッ!

【Your victory】


「目標補足。…………」


目が覚めた時には車だった

「マテリアルとか関係無いんだな。狙撃の腕を見てると君の父を思い出すよ」

アキモトか

「は!あいつらは」

「終わったぞ、しかしなぁ俺がボスを撃ちたかったが入ってすぐ頭飛んでったからビビったぞ」

「私は……」

「しかもよくあの状況で寝れるな。」

「何かあんまり覚えてない」

あの記憶は……

「多分、疲れてたんだろ」

「そうかもね」

「私は何かを忘れてる……それが分からない……だけど」

{やっぱ今の状況だと早いよね〜ただ深層に封印されてもまた蘇るよ、私がいえ、貴女が──}

「あれ、リュックに穴が」

「どうやら防弾の役目を果たしたのは防弾チョッキじゃなくてリュックに入ってるナイフが防いだみたいだな」

そういえば防弾チョッキなんてきてなかったもんね

「それと、君の父をあんなめに合わせた奴はあそこに居なかった。下っ端達の取引所だった」

そう……言葉に出たつもりだったけど出てなかった

代わりに頬に熱いものが伝った。

「君の家まで送ろう、目が覚めれば全て忘れてるさ。1晩の夢さ」

あの冷徹なアキモトが優しい声掛けするはずないものね

それにあんな大会も記憶無いし。

目が覚めればきっと

【システム】:影響力が───







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ