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私を壊した影響力  作者: 少し心の落ち着かない下の蠍
2/9

きっかけはこれ?

ガチャ

「たっだいまー」

玄関を開け靴を脱ぎながら家へ上がった

「火乃!あんたまた伊藤さんにお世話になったね!」

{30代くらいで私似の怒鳴ってる女性は母だよ

なんで怒られたかって?見てみなよ}

「いやー、有名人多くて話してたらー!」

「もう!今月で5回よ!!」

「火乃〜あんたお父さんにも迷惑かかるのよ」

{私より抜けた見た目なちょっとだよ?ちょっと身長の高い女性は私のおねーちゃん!}

「月乃ねぇまでー」

「まぁまぁ、伊藤だって交番勤務なんて暇だから「御宅の娘さんが来るとテンション上がります!」って意気込んでたぞ」

{メガネをかけ新聞を読みながら会話に参加したのは私の父}

「それとこれとは別!それに伊藤さんもうすぐ赤ちゃん出来るのよ!そしたらあんたを対応してくれる人なんて来ないわよ!」

「次からは気おつけマース」

「母さ〜ん、とりあえずご飯ご飯、」

「そうね、みんなあんたを待ってたのよほら」

「あー、母さん水乃寝ちゃってるよ」

{水乃は私の妹、年齢は月乃姉さんが20で私が16で水乃が14}

ぷにゅぷにゅ

「水乃ちゃん起きましょよ!」

「ん?うみゅ〜。あ、あれ?火乃ねぇ?」

「ごめんね私が遅れたせいでご飯遅れちゃって」

「いいよー私は偉大だからね!」

「厨二病は卒業しなさい!」

「母さん、しょうがないよ」

「アナタは黙りなさい!大学生まで厨二病引きづってて!」

「そ、それとは別だ!!ほ、ほら水乃やめなさい」

ハハハハハ!笑いが絶えない。こんな生活が続けばな

とか思いながらふと父の影響力を見てしまった。

昨日は120万今日は130万。

「お父さん、もしかしてまた"仕事"で何かあった?」

これが引き金なのか笑いは静まった。

「後で話そうと思ったがな、実は命を狙われている。」

わっつ?わっと?みんなは知ってる様子だ

「いやー実は違法薬物関連の捜査してたら大御所についてな!どうも大き過ぎるんで対処しきれず余波がな」

「そ、そんな……」

「だから明日は休んでくれ」

明日休みかぁ。休めば誰々休み〜?って広まるから影響力上がるよね!よっしゃ!ってじゃなくて

「うん、わかった」

{私の父は変わった仕事をしててね、探偵なんだけど変わってる所は、警察が依頼した物を解決すると言う少し変わった仕事。そのお陰で時々こうして命を狙われたりするのだ、昔、月乃姉さんが誘拐された事もあるくらい}

「すまんな、その関係で明日は刑事が数人家に張り込む」

「そんなすぐなの?普通気付かぬうちになのに」

「ちょっと特殊でな……」

「分かったわ!」

「じゃー明日はおねーちゃん達と一緒にゲームし放題」

えへへと笑う水乃にみんな貰い笑を零した。


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