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プロローグ

_5年前_


『アンネ!はやく逃げるんだ!』


深夜眠りについていた。少女は、"バン"と大きな扉を乱暴に開け、真っ青な顔で入ってきた。父親の焦り声でおこされた。


『え?お父さん?どうして?』


父親は、腹部を押さえながら、少女に近ずき、少女を、抱き抱え走った。


廊下は、月の明かりを頼りに、かろうじて、見えるぐらい暗かった。父親に()(かか)えられている。少女は、父親の後ろから誰かが追いかけて来るのがわかった。


だんだん、近ずいてくる。


少女は、父親の顔色が、青白くなっており、腹から血がでている事に今さらながら、きずいた。『お、お父さん!大丈夫!こんなに血が…で、でているよ!』


『ア………アンネ……』


悲しい顔をした父親は、近くにあった。緊急脱出用の小型ジェット機を少女に着け、窓から最後の力を振り絞り、少女を飛ばした。"ドス"という音と、ともに、月明かりに照らされ、父親を刺した。ひとの顔を少女は、見てしまった。顔を血で真っ赤に染め"ニタッ"と微笑むそのひとは、少女が(した)っていた。人だった。


そう思った後"マッハモウド"と言う機械声とともに意気よいよく飛んでいった。少女の後をただ観ていた。人物は………


"迷いの子羊よ"またいずれ迎えに行く


少女は、その出来事の記憶を、無くしてしまう事になるのだが、それは、また、別の話しで………



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