表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

輝く地球の子供達

「二度ある事は三度ある!」という言葉を実証する様にグランドッガにも新たなる出会いが・・・そんな彼と出会ったのは・・・。

 地球連邦政府の結成によって世界中が統一された人間界だが、それ故、政府の役人達の中には自分達を「完全な正義!」等と勘違いする者達も存在する事も有る為か、世界中には統治を認めずゲリラ活動を行う者達も存在し、そのゲリラの中には子供も居て、その内の1人である11歳のリッキー・ロックは幼い頃、飛行機事故に遭いアフリカのジャングルで遭難した所をゲリラに助けられ、その一員になった。

 逆立った金髪の同年代の少年達に比べても体が大きく下は長ズボンを着用しているが上は肌の上にチョッキを着ただけのスタイルの彼は力が強いが自然や動物を愛する優しい心の持ち主で都会の両親と離れ動物学者の祖父と暮らす6歳のワイルドな金髪の胸と腰を隠しただけのターザンの様な衣装に身を包んだ少女、ピカミ・ナリーとは兄妹の様に仲が良い。


 そんな、ある日、ピカミと共に食材を探していたリッキーは黄の卵を拾い

「これ・・・何の卵だべ・・・?」

 と不思議がり、その傍らでピカミが

「何でも良いから早く食べたいのだ~!」

 と涎を垂らしながら、はしゃいでいると中から黄の可愛らしいロボ=グランドッガが現れ

「ふわ~!よく寝た~って、此処は何処や~?3次元・・・人間界か・・・?」

 と問うとリッキーは

「おら達、人間だから・・・そういう事に、なるべ・・・」

 と答え続いてピカミがリッキーと自身を指しながら

「リッキーと・・・ピカミちゃんなのだ~!」

 と答え、それに対しグランドッガが

「ワイはグランドッガや・・・」

 と言い掛けた時、一匹の通常の大人より大きななゴリラが現れ

「その・・・ちっこいのを、よこせ・・・」

 と呟き、それに対しリッキーが

「何処の誰か知らんが、こんな着ぐるみ脱いだら、どうだべか・・・?」

 と言い放つと、その巨大ゴリラは

「これは・・・着ぐるみなんかじゃねえ~!」

と叫びながら、より凶悪な顔付で角の生えた鬼の様な姿に変貌しパンチ攻撃を加えようとし、それを見たグランドッガは

「おめえの相手はワイや~!」

と叫びながら人間大に巨大化し体当たりをし相手にもダメージを与えるが自身のダメージも大きく怒った巨大ゴリラはピカミの身体を自分の顔の近くまで持ち上げ

「やだ~!ピカミちゃん食っても美味くないのだ~!」

 と泣き叫ぶピカミのパンツに手を掛け脱がそうとした時、それを見たリッキーが

「ピカミに手を出すと許さんだべ~!」

 と叫びながら巨大ゴリラの股間に激しい一撃を加え続いて、その顔の前のピカミの、お尻から

「プー!」

 という音がし彼女を離しながら巨大ゴリラは

「いた・・・くせ~!」

 と叫び両方の手で、それぞれ鼻と股間を押さえ、それを見たグランドッガは

「おまんらの、御蔭でパワーが回復したで~!」

 と叫びながらリッキーに続いて股間に一撃を加え、弾き飛ばされた巨大ゴリラは消滅した。


 その後、グランドッガもリッキーとピカミに全てを話し、それを聞いた2人は

「こう見えても物探しには自信が、あるだべ!」

「困った時は、お互い様なのだ~!」

 と協力を申し出た。



 逸れてしまった3体の機械生命体の子供達のトリオだが辿り着いた異世界で、それぞれ新たなる出会いが有り新たなるトリオを結成するのだが・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ