プロローグ
試しに書いてみました。
後々修正していきます。
僕は15歳の中学二年生。ちょっと他の人に比べてオタクっぽい自覚はある。
親はそんな僕を早々に諦め、現在小6の弟を溺愛している。
そんな僕の夢は、いつかファンタジーな魔法のある世界へ行くことだ。だけど、そんな事叶わないのは自分自身がよくわかっている。そんな事考える暇があるならさっさとこのゲーム終わらそ。
はぁ・・・疲れたぁ〜。時計の針を確認すると、午前1時を指していた。
もう寝るか。なんて事を思ったその時、パソコンの画面が猛烈な光を放って、僕はその中に吸い込まれた。
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気がつくと、僕は見渡す限り白が広がっている場所にいた。
「ここは・・・どこだ?」
「やぁ、気がついたかい?」
声のする方を見てみると、そこには・・・幼女がいた。
しかし、ただの幼女ではない。とても可愛い幼女だったのだ。10人中10人は「可愛い」と言うような。
ただ・・・服装が完全に、上から下まで全てユニ◯ロだったのだ。
「あなたは・・・誰ですか?」
「フッフッフ。聞いて驚け!私の名前は・・・」
いや、もったいぶらないで言って欲しいな。ここで焦らすとか誰得ですか。
「私の名前はリトルエデン!神だ!崇め奉れ!」
「な、なんだってー!?」
とりあえずここは驚いておこう。空気を読むって大事。
でも、まずここはどこか聞かないと。あと僕をここに呼んだ理由。
「ここはどこですか?神様が僕になんの用ですか?」
「ここは世界と世界の狭間だよ。だから何もないんだ。ここに呼んだ理由なんだけど、私、ゲームとかする合間に、日本の人々の生活を見ていたんだ。そこで偶然、君を見つけた。そして、この子もオタクなんだ、って思った。毎日が楽しそうな君の生活を見ていたら、私の世界に呼んだらどう思うだろう?って興味を持ったんだ。だって私も日本のオタク文化が、だーい好きだから!」
「はぁ、そうなんですか・・・ってそんな事より用件を言ってください!」
「あぁ、ごめんごめん。話を逸らしちゃって。という訳で、君、僕が創った世界に転生しない?」
・・・まぁ、話の流れ的にわかるよな。だけど異世界に行くのは僕にとっても、願ったり叶ったりだ。なんて冷静ぶってみるけど、今すぐはしゃぎたい気持ちを、神様がいるから抑えているんだ。だって、絶対に叶わないと思ってた僕の夢が叶ったんだ!チートな能力を手に入れて無双したり、冒険者になって宝を手に入れたりできるんだよ!?むしろ、心を抑えている僕が凄いんだ。
なんてことを考えながら少し興奮気味の口調で僕は神様に返す。
「本当ですか!?ありがとうございます!」
「いいって事よ! それより、異世界に転生するにあたって、その世界の説明をしなきゃね。これから君が行く世界は、僕が日本のゲームを参考に作り上げた世界なんだ。だから、Lvもあるし、魔法やスキルなんかもあるんだ!」
「え?でもどうやってLvとかを確認するんですか?」
「忘れてた・・・。ちょっと頭の中で[ステータス]って強く念じてみて?」
「念じる・・・うおっ。なんか出た。」
念じると視界一杯に白い紙みたいなのがでてきた。一番上に自分の名前が・・・ない!?どうゆうことだ!
まぁ、それはちょっと置いておくとして、他にもいくつか項目がある。名前の下にあるのが<LV>。これは、1だ。まぁ当然か。次に<クラス>、その下に順に、体力、魔力・・・なんか1減ってる。多分ステータスを表示するのに使ったんだろう。筋力、素早さ、<称号スキル>、<スキル>、<魔法>、<系統外魔法>となっている。試しに系統外魔法って念じてみると、なんか1つだけ魔法名が表示された。ステータス魔法となっている。どうやら系統外魔法にはLvが無いらしい。
「ステータスは頭の中に表示されて、自分にしか見えないから、僕には君の能力値がわからない。便利でしょ。多分視界一杯に出てきたと思うけど、念じればサイズは変えられるからね」
おぉ、試しに、小さくなれっ・・・4分の1くらいになったな。場所って移動可能なのかな?・・・おぉ、視界の右上に移動した。これは便利だ。
「そろそろ次に行くよ?Lvについてなんだけど、人間の上限がLv99なんだ。だけど君には限界が無い。つまり無限に成長できるんだ。ちなみにその世界で最強とされる竜種は上限がLv200だよ。」
・・・え?それって人には竜を倒せないって事?ちょっと聞いてみよ。
「それじゃぁ人に竜は倒せないんですか?」
「いいや、普通の人の上限が99なのであって、才能があるものはもっと成長できるよ。ちなみに今現在の人種の最高Lvは・・・113だね。これは職業が勇者だからかな。クラス特性として成長補正/大と、成長限界Lv上昇/成長補正/大がついてるからね。実際にこの勇者は過去に何回も竜を倒してるし。あぁ、安心してくれていいよ。竜にはクラスなんてないし、成長限界上昇も無いから。」
「なるほど・・・うまくできてますね。因みにその勇者は異世界人ですか?」
「うんにゃ。異世界人を呼んだのは君が初めてだよ。」
なるほど・・・まぁ完全に趣味全開の世界だしな。
「次は魔法についてだよ。魔法には幾つか種類があるんだけど、それは追々自分で調べてね?まず、この世界には魔法の使い方が3つあるんだ。魔法陣を書いて発動させる物、詠唱をして発動する物、そして無詠唱。魔法陣は、詠唱などに比べて魔法の威力が高くて、魔力を込めれば何度でも使えるんだ。詠唱は、ただキーワードを口にするだけで、魔法を発動できるんだ。だけど、詠唱が長いと邪魔もされるし、なにを使うかもばれてしまう。誰にでも使えるから、この世界に最も多く広まっているよ。最後に無詠唱。これは強いイメージを必要とするし、魔力をうまく扱えないといけないからとても難しいんだ。どれも込める魔力の量によって威力が変わるよ。」
成る程・・・詠唱が簡単そうだな。魔法は込める魔力の量によって、かなり強くなるってことか。
これは、魔力の量が物を言いそうだな。だけど、質とかも関係してそうだな。用研究だ。
「次はスキルだね。スキルにはLvがあって、最高が10。そのスキルをとるために必要な事をしていけば、スキルLv1が手に入るよ。例えば、火耐性が欲しいなら火に触れるとか」
つまり、耐性系スキルを手に入れたいなら、まずその痛みを体験しなきゃいけないのか・・・つらいな。
「最後に、称号スキルについてだよ。称号スキルにLvはないんだ。例えば、悪い事をしていたら<悪党>スキルがついた。それでも悪い事をしていると、称号が変わって<大悪党>になるとか。ちなみに<鑑定>魔法とかでステータスを見られた時のために、自分のステータスは魔法やスキルで表示を変えられるよ」
つまり、犯罪者もごまかす事ができるのか。気をつけないと危ないな。
「では、君には<鑑定スキルLv10>をあげるよ。このスキルは覚えるのが一番大変だからね。しかも超便利。毒物とか食事に入れられてもすぐ分かる。あとなんか1つ欲しいもんない?転生させるから物は無理だけど」
うーん。これは悩むな。そういえばさっき神様が、僕には成長限界がないって言ってたっけ。なら、これで決まりだな。
「Lvが早く上がったり、魔法を覚えやすくなるようなスキルをください!」
「分かった。じゃぁ君には称号スキル<成長期>をあげよう。これで、Lvが上がりやすくなるし、魔法やスキル、称号スキルも付きやすくなるからね。じゃぁ、そろそろ準備はいいかい?」
とうとうか・・・一応僕は地球にお別れを告げる。まぁ、ここは地球じゃないんだけどね。
「さらば〜地球よ〜旅立つ僕は〜♪」
もちろんネタを挟むのは忘れない。
「じゃぁ、飛ばすよ?良い異世界ライフを!」
できればいい家に転生して、顔もイケメン だったらいいな。そういえば結局あんまりチート貰えなかったな。なんて事を考えている内に、視界がブラックアウトしていった。
書きながら考えたので色々グダグダです。
更新スピードは多分遅いです。
その他、誤字脱字、文法ミス、設定の矛盾などを教えて頂ければ幸いです。