表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

サッドは悲しい夢を見た

作者: 一つ目

あらすじに書いたとおりの話しです…


これは僕の過去です…


僕の過去には憎しみしかありません~


なので、アナタは強い意志をもって話しを呼んで下さい…


アナタがワタシに呪われないことをイノッテイマス…

 僕はハッピ。人を幸せにしたかったロボットのなれの果てだよ…。


 今日は、少し嫌な夢を見ちゃったんだ…


 だから、その時の記憶を皆に聞いて貰おうと思う…


 




 僕はハッピ。人を笑わせることが生きがいだった子供のなれの果て…だよ……ククク……




 




 「………………。」



 ちょっと怖い話し風にしてみたけど…


 怖くないね…


 いつも通りの挨拶から始めよう



 「僕はハッピ。親を幸せにしたがって親を不幸にした駄目な子供のなれの果てだよ…」




 うん、いい感じかな



 この調子で夢の話しをしようか



 ある日、僕はお父さんに笑ってほしくて何か面白いことをしてあげようと思ったんだ。


 でも、父さんは僕に言ったよ…


 「親を馬鹿にするな、お前みたいな生意気なガキは俺の子供じゃない!」


 僕はショックだったよ…


 だから、母さんに話しを聞いて貰おうとしたんだ…


 すると母さんは言ったよ…


 「お父さんの言うことを聞きなさい」


 僕は…


 何も言えなかった


 母さんは僕を気遣って


 そういう言い方をしたんだって分かってたし


 父さんは自分に自信が無くて


 そういう言い方をしたんだって分かったてたし


 僕は両親に自分の存在を否定された気分だったよ…

 

 母さんに話しを聞いて貰おうとしても…


 父さんに話しを聞いて貰おうとしても…


 誰も僕の話しを聞こうとしてくれなかったんだ…  


 まだ5歳だった僕は動揺したんだと思う…


 そして何を血迷ったのか僕が話しを聞いて貰えないのは僕が悪い子だからなんだって思っちゃったんだ…


 それから僕は良い子であろうと頑張ったよ…


 何か怒られてもすぐに謝って


 何が悪かったのかを聞いて


 そして、良い子であろうと頑張った…


 でも、5歳だった僕に、そんなことできっこなかった…


 そして、僕は思った


 自分は生まれるべきではなかったんだ…とね


 そうしたら


 どうなったと思う?


 僕は難しい言葉を使って人が近づくのを拒んだ…


 それは何度も失敗した…


 だから、もっと賢くなろうとして…


 勉強を頑張った…


 先生は僕を誉めてくれた


 それが堪らなく嬉しかった


 だから、僕は勉強しまくった


 それなのに母さんも父さんも僕に見向きもしなかった…


 父さんは言ったよ…


 「そんなに賢くなってどうするんだ?みんなに嫌われるぞ?」


 僕には脅しにしか見えなかった…


 だから、母さんに助けを求めた…


 すると、母さんは言ったよ…


 「私に助けを求めないで。」ってね……


 もしかしたら、別の言葉だったかも…


 でも、僕の記憶にはそれが染み付いてるんだ…


 だから、僕は無駄に賢くなってしまった頭を使って考えた…


 父さんにも母さんにも頼ってはいけない…


 なら5歳の僕はどうすればいい?ってね


 するさと、怖くなったんだ…。


 どう頑張っても誰も僕を見てくれない


 頑張っても駄目


 頑張らなくても駄目


 なら…


 「どうしろって言うんだよ!!!」


 いつの間にか10歳になっていた僕は叫んだ…


 父さんはびっくりした目をして


 「ごめんな、ごめんな、ごめんな、ごめんな、」


 と、しきりに僕に謝った…


 僕はそれが許せなかった…


 だから、父さんの言葉を自分に助けを求めてる言葉だと思った


 だって…


 そうするしかなかったんだ…


 正直、父さんは頼り無い人間だった…


 だから…だから…僕だけでも強くなろうって…僕が強くなってやるって!!


 母さんに伝えてみたんだ…


 「ありがとう…ありがとう…」


 母さんは感謝の言葉を僕に並べた…


 だから、僕はこう思った


 僕は母さんを助けるために生まれた男だ…


 それなら母さんをいじめるアイツは敵だ!!


 敵は許してはいけない存在だと先生は教えてくれた…


 だから、僕は……父さんを………ユルサナカッタ……ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ………………………………………




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 





 おっと……ごめんね…記憶回路の調子がどうも悪いみたいだ…


 「何やってんのハッピ?」


 後ろからサッドの声がする


 ここは少し驚かしてやろう…


 「君の過去について、皆に話してるんだよ?」


 僕が笑いながら言うとサッドは怒っちゃった…


 あ、殴られる…そう思ったときには既に遅かった…


 サッドのマッハ5のスピードパンチが僕の顔面をクリーンヒットした…


 「ごめん…ちょっと…話しすぎ…た…かも……ね……。ゴフッ…。」


は病弱な僕はワンパンでノックアウトした…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 「えっと…このカメラはどうすればいいんだろ……うーん………ここをこうして……こっちをこうすれば…。」


 って…あ、あれ?もう映ってるの?え…ちょっ…私のキャラが崩れちゃう!!なんとかしないと…ええと……ええと…そうだ!!まずは挨拶だね!


 良い子のみんなー、こんにちはー皆のお姉さんのサッドだよー。今日はハッピお兄ちゃんが急病で休んでるから私が変わりに歌を唄うねー!!


 「って!!マイク入ってないじゃない!!!って…うわああああああああ…またやっちゃった…お姉さんの悪いくせ…ううう…。」


 「何やってんのサッドー、カメラそっち向いてないよ?」


 「うるさいわよ!ハッピ!!あなたは黙ってて!」


 子供たちの笑い声が聞こえる


 みんな幸せそうに僕たちの演技を見ている…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 H「っていう夢を見たんだよ!!ってサッド?聞いてるの?」


 S「分かってる…きいてるから…」


 H「そんな冷たい反応しないでよー…」


 S「別に冷たくしてるわけでは…」


 H「じゃあ僕のこと嫌いなの?」


 S「ななななな、なんでそうなるのよ!!どっちかというと…その………す…す…。」


 H「なーにー?」


 S「笑ってんじゃないわよ!!この…見下しやろう!!!」


 H「…………うっ……ううううっ…言い過ぎだよー…お姉さん…………。」


 S「…っ!!それは昔の話しでしょ!!だいたい、あんたは人の気持ちが分かるくせに!!なんで…なんで…いつも気づかないフリをするのよお………ううう………うああああああ…ああああああああ…………。うああああああああん……」


 H「そうやって泣けば気づいてもらえると思ってるんだね…。まあ…そうだよね……普通は…そうだ……普通の人なら誰かが泣いていれば話しを聞こうとするよね……。ごめんね…でも……僕は怖いんだ……泣いてる人の話しを聞くのが……。」


 S「なによそれ…分かってるなら…分かってるなら…話しを聞いてよ!!!」


 H「そう…だね…僕もいい加減、笑いつづけるのは疲れたんだ……。だから、バイバイ?サッド?なにそれ…仮面ライダー気取りなの?誰それダレソレアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ母は母は母は母は母は母は母は母は母派は……」


 S「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサ…………。」



 漫才もいい加減に疲れたね…


 正直に話そう…


 僕は…この話しの作者は…虐待経験者です…


 一つ目といユーザー名は親に片目を潰されたからつけました…アハ母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母は母……


 僕は親にいじめられてきたーだからーーーだれもーーーーしんじーーないーーーーしーーシンジーラレナイーシー… 



 サッドだって…どうせ…僕のことを内心では馬鹿にしてる!!!!!!!


 だから、ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ



 お前らが僕を遠ざけるから…僕を虐めたから!!!僕をこわがるから!!!


 あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!



S「ちょっと………落ち着いてよ……今、この話しを見てる人たちは何もわるくない……でしょ??」


H「ねえ…サッドー…子供ってなんだろうね?…僕は父さんの物なの?ねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッドねえ…サッド」


S「アハハ…ツーカマーエター…いただきまぁ゛あ゛ずーーーーー…」



 僕は…僕の記憶はここで途絶えた…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「いやー、あれが夢で本当によかったよ!!ねえ?サッド!!」


 「うん…そうね…よかった…本当によかった…。だから無理しないで…もう…元に戻ろう?」


 「・・・そうだね、僕もスッキリしたし。これからは一人でも大丈夫だね!」


 「え…?なんで!!なんで、そうなるの?そんなの望んでない!!私は…私…私は…ハッピと一緒にいたいだけなの!」


 「そっか、でもゴメンナサイ…僕と一緒にいると、…きっとまた泣かせちゃう…だから…バイバイ…」



 サッドの夢はここで終わりましたとさ…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 

一言だけ…


本当にありがとうございます


この話しを読んでもらえることがワタシを助ける唯一の手段だったので…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ