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登場人物
主人公
名前:ナンシー・D・アイランド
見た目:金髪に赤目の美人(但し、言動が見た目に反している
誕生日:転生により消失
血液型:A型
人物紹介:転生する前、厚切りジェニーとして日本で芸人活動をしていた
主人公が落下した地点にいた少女(随伴する予定)
名前:ジュエリー・ダイアモンド
見た目:銀髪に青目の美少女(一般人枠
誕生日:銀月12日
血液型:そもそもそんなのねぇよ
人物紹介:主人公が落下した地点付近に偶然いた少女、とある理由で主人公と同伴を余儀なくされる
自称神様
名前:オッパイーンオツ
見た目:白髪に青目の女性
血液型:神なので存在しない
人物紹介:全ての元凶
たまたま近くにいた偵察中の忍者(らしき人)
名前:現在不明
見た目:黒髪に黒目の女性
誕生日:金月14日
血液型:いや、だから、知らないって
人物紹介:主人公が落ちてきた場所の近くを警戒していた忍者っぽい何か
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キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキーキキ、キキキン、アラレちゃん
「オイ、イヤ、チョットマーツデスヨォ!若干、歌詞モ違ウシ、今何ガ起ッテマァースカァ!」
忍装束を着ている女性と剣を交えていた私がそう叫び声を上げると女性は少し困惑したような様子を見せる。
「え、せ、戦闘でござるが?」
「ナンデェ、アンタガ困惑シテルンダ!私ノ方ガ困惑シタイヨォ!?」
「いや、困惑っと言うか、急に叫んでどうしたでござるよ」
完全に困惑している女性に首を横に振る。
「イ、イヤ、ナンカ今嫌ナ予感ガシタンデェスヨ」
「嫌な予感?」
首を傾げた女性にもう一度首を横に振る。
「キ気ニシナイデクレマースカ?」
「あ、あぁ、と、取り敢えず続けるでござるか?」
「イ、YES」
再びお互いに剣を構え、そして、剣が混じり合うーー
曲名:スーパー○○オ(主題曲)
fate:剣が鳴り合う音
作詞・作曲:著作権の関係上不明
キキンキンキキキッキン、コーン
キンッキンッキンッキンキンキキン
キキッキキッキキンキンキコン
キッキッキンキッキキキン
キキキッキキッキキキッキッチーン
「オイ、イヤ、チョット待テェェェヤァァァァ!!」
剣を打ち合うのをやめ地面に剣を叩きつけながらも絶叫した瞬間、女性の忍装束がいきなり弾け飛び宙に吹き飛ばされる。
「ワ、ワァァツ!?」
「お、お主、や、やるでござるなぁ」
地面に落ちた女性は肌が見える状状態で瀕死になっていた。
「アイエーナンデ、ハダケテノ、ナンデェ瀕死ナノォ!?私、ナンモヤッテナイケドォォォ!?」
女性はフッと地味に格好良い笑みを浮かべる。
「私は剣の打ち合いで音楽を鳴らされると弱いでござるよ」
「ハァ?ド、ドウ言ウ体質ナンダヨォ!」
「お主の剣の打ち合いでの音楽気に入ったでござる、仲間に入れさせてくれでござる」
「イヤ、チョットマテェ、今ノ流レデ仲間ニ入ル要素アッタデェスカ?」
手をこちらに差し出してきた女性に対してツッコミを入れている最中、ジュエリーが勝手に前に出て彼女の手を掴む。
「いいですよ、仲間に来ても」
「オォォイ、勝手ニ加エヨウトスルナァァァァァ!!」
ジュエリーが女性を立ち上がらせ女性はニカッと笑い親指を立てる。
「私の名はディ・ルドバッターナだ、気軽にルドバッターナと呼んでくれでござる」
「イヤ、チョット待テェ、仲間ニスルトモ言ッテナイシ、ソノ、"ディ"ハ要ラナカッタ気ガシマスケドォ!?」
「え、あーディは苗字でござるから抜く事はできないでござるよ」
「苗字ガ"ディ"!?Dデハナクゥ?」
「違うでござる、そのディは知らないディでござるよ」
ジャ、ドノ"ディ"ダヨ!訳分カラナイヨ!!
「モウ訳ガ分カラナイヨ、モウ、ドウニデモナレ」
もう細かい事を考えるのを辞める。
こうして私達の仲間に剣の打ち合う音で音楽を起こすと勝手に吹き飛び瀕死するルドバッターナが仲間に加わったのだった。