☆メインストーリー7-3 「Mr.Bの真意」※挿絵有
※仮想空間においての会話は
名前「会話文」の特殊表記となります。
詳細はあらすじにて
~仮想空間・天国・Cエリア
天裁「おっとここはどこでしょうか?
あ000さん、お怪我は無いですか?」
000「そんなことより淘汰がいない!」
天裁「無事なようで何よりです」
光が仲間を飛ばし戦力を分断したようだ。
ということは近くに誰か潜んでいる。
そう天裁は考え周囲を見回すと懐かしい友が立っていた。
Mr.B「HELLO.
お久しぶりですね。
我が友と000お嬢様」
000「この裏切り者」
強い敵意を示した000に対し仮面の男Mr.Bはにこやかに笑った。
Mr.B「ノンノンですよ。
私はあくまであなたの背後にいた存在。
GGM様に忠誠を誓っていただけです」
天裁「あなたは彦星のコピー体として生まれそこに生きる価値を与えたのが000さんと言ってましたよね?」
Mr.B「それすらもGGM様による意志による行為。
私は初めから000お嬢様に仕えているつもりはありませんでした」
000「なら別にいい。
私は淘汰以外に興味はないから。
邪魔だからどいて倒せば彼に会えるんでしょ」
天裁「しれっと本音を出しますね」
はっきりとした物言いの彼女に天裁は口に手を当てた。
Mr.B「でも不思議なのは000お嬢様もGGM様も言ってる言葉が同じなのです。
だから000お嬢様に情をもってしまう」
000「単刀直入に目的をいいなさい」
Mr.B「織姫がGGMの魂を取り込むのではなく000お嬢様が取り込めば良いのではと思うのです。
私が妨害したいのはあなた達だけでなくフェンリルも含めています。
織姫を真のGGMにすることが気に食わないからです」
仮面の男はヘラヘラした口調から急に強い熱意を持った口調に変わった。
天裁「つまり000がGGMを取り込めと?
織姫は何故だめなのですか?」
Mr.B「GGM様と000お嬢様は瓜二つの存在。
淘汰に対する強い支配欲を持つ共通点があります。
織姫の意志は弱い。
たちまち神に支配され淘汰を奪うでしょう。
そうしたら000お嬢様は望む結果を得られない」
天裁「策を練りましたね。
仲間の結束を揺さぶるという。
000さん分かっておりますね」
しかしその言葉は彼女に届かなかった。
仮面の男の前に歩み寄ってしまったからだ。
Mr.B「やはり淘汰が1番大切なのですよね。
分かっております。
なら私と一緒に……」
000「リミットオーバー【意思破壊】」
パリンッという音と共にMr.Bは倒れた。
心を砕く技。
当たれば必ず敵の意識を眠り状態にする技だ。
術者が望むなら永遠に。
それを至近距離で放ったのだ。
000「私を見くびらないで。
私だって織姫のことを信じてる。
さっ行こう天裁」
天裁「え、ええ。
Mr.B。
残念ですが一方的な思いというものは上手くいかないものですよね」
静かに横たわる彼を横目に天裁はその場を去った。




