18才の憂鬱
これはちょっとしたわたしの愚痴である。
ちょっと聞いてくれたら幸いだ。
まずは自己紹介、わたしの名前は須藤美咲
都内のある大学に4月から通いだしたばかり。
大学に通うにあたり、わたしはこれまでの自分から生まれ変わろうと思っていた。
これまでは、何というか、自分でもいい辛いのだが人付き合いが苦手で極度の人見知り。
高校にも友達はいたが極わずか、、、、地元の静岡を離れ、東京の大学で今までの自分を変えたいと思っていた。
が、やっぱしそんなにうまくいかないモノだ。
自分から話しかけなければ、自分から動かなけれは始まらない。
頭では分かっているが、中々行動に移すのは勇気と度胸がいるものだ。
大きなため息一つ。
山手線から見える、過ぎ行く都会の景色をぼーと眺めながら、そんな自分が嫌だとモヤモヤする。
自分は変わろうと思っても変えられないモノなのかもしれない。
根底にあるものは結局自分だ。
ドアのガラスに映った自分の姿を見て、肩まで髪が伸びたな・・・・・・・・・。
とりあえず、中身は無理かもしれないが、変えられる所から変えてみようかな。
まずは髪を切って、もう少し明るく染めてみるか。
ネイルもしてみて、、、、。
お金がかかるな・・・・・・人間関係がうまくいってないしバイトを変えてみるかな。
こうなったら無理矢理環境を変えてみるか!!
そろそろ夏休みだから地元に帰省しようかな、
初めての帰省は新幹線を考えてたけど、テレビで見た高速バスに乗ったことないから、高速バスで帰ってみよう。たしか新宿から乗れたはず。
そんな事を考えていたら電車は渋谷についた。
今日はモヤモヤするこの気持ちを発散するために、買い物でストレス解消をしてやろうと考えて来たのだ。
ストレス解消は必要だ、抱えていてもロクな事がないのだから。
モヤモヤを吹き飛ばすために、一種の現実逃避である。
ただ気を付けてほしい、買い物でストレス解消をすると後で後悔することもあるからだ。
アプリで売っても失った金額の半分も帰って来ないだろうし。
さてさて、今からわたしの自分改造をチョットしよう。
まずは出来る所からこつこつと、延長線で少しづつ自分が変われればいい。
改札を出て、巨大なビジョンを見上げたのだった。
まさかこの後、わたしにあんな悲劇が待ち受けているなんて、、、、
この続きは、別小説「18才のファンタジェンヌ」でわたしの冒険と成長を読んでくれたら嬉しいです。