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056 装備の設定について

 設定の垂れ流し。


 どうぞ。

 初期装備「簡素な○○」シリーズ



「簡素な肌着(上・下)」

 防御力+1 あらゆる経験値+1


 簡素としか表現しようのないインナー。着心地はふつう。

 男女兼用のインナー。生成り色をしたインナーシャツとボクサーブリーフ/ショーツ(モンハンのインナーみたいな感じ)。防御力は最低だが、装備効果は初期装備の中では最強(スキル経験値は初期だと1で固定であるため、倍化しているに等しい)と言える。




「簡素な下着(上・下)」

 防御力+2 魅力値+1(両方で3)


 簡素としか表現しようのないインナー。着心地はふつう。

 女性用のインナー。生成り色の下着。ワイヤーが入っているせいか、防御力は「肌着」より1高い(ほとんど意味はない)。装備効果はモンスターをテイムする際の成功確率に影響を与える数字が上がる……が、3でもとくに効果はない。男性差別ととるか、それとも経験値補正が素で付いていると考えるかは別だが、インナーを付けない選択もできる(その場合でもインベントリには入っている)。




「簡素なシャツ」

 防御力+2 魅力値+1


 生成り色のシャツ。どこにいてもさほど目立たない恰好。

 初期装備のシャツ。インナー+シャツ+鎧と何枚も重ねて着るので、シャツには「温度変化緩和」などの効果が付いたものが望ましい。初期装備(もらえるもの)にそんな高級な効果が付いているわけがないので、とっとと買い換えよう。




「簡素なブラウス」

 防御力+2 魅力値+2


 生成り色のブラウス。どこにいてもさほど目立たない恰好。

 魅力値が1高いという期待させる性能。特殊な効果がないため、実質のところなんてことはない、ほとんど何の役にも立たない初期装備である。




「簡素なズボン」

 防御力+3


 ○色のズボン。やや生地が固く、長くはくことができる。

 説明文にはこうあるが、初期装備はすべて、時間経過による劣化無効である。防御力は高い方なので、地味に人気。○色は選んだ色。




「簡素なスカート」

 防御力+1


 ○色のスカート。

 長さ(三段階)と色をカラーサークルで調整できる、という妙に自由度の高い仕様であるためか、説明文には詳しいことが書かれていない。ひらひらしたスカートなので、防御力は皆無……というか、あるだけマシ。




「簡素な靴」

 防御力+3


 簡素な革靴。長い距離を歩くのに向いている。

 茶色い革靴。男女どちらにも似合う、かつ地味に防御力が高い逸品。蒸れにくく靴擦れもしないため、サラリーマンの中には「現実で履きたい」と無茶を言う人もいるのだとか。筆者も靴擦れしない、疲れない革靴とかめっちゃ欲しいクチである。




「簡素な髪飾り」

 防御力+1


 布のカチューシャ。おしゃれ的には微妙。

 広辞苑に載っていた原典からするとこっち(固いブリッジ状の何かではなく、布)が正解……のはず。そう思わない人の方が多いと思うが、無料配布できるもののクオリティーと考えて納得していただきたい。




「簡素なバンダナ」

 防御力+1


 普通のバンダナ。似合う人と似合わない人がいる。

 布一枚を頭に巻いて得られる防御力なんてこんなもの――と思っていたら、成長ボスを倒して得られる装備だと紙ほどの薄さで魔法鎧並みの防御力を誇るものも。バンダナで攻撃を受けても防御補正は1しかないので、見た目にかっこよくないと本気で役立たず。




「簡素なローブ」

防御力+5


 簡素なつくりのローブ。

 防御補正が高いのはこれ以上重ね着できないから。フードと袖のついたマントみたいな形なので面積は大きく、魔法職の初期装備としてはいい方。



 基本的に「簡素な」シリーズは魔法効果が弱く、初期金額でより良いものを買い揃えることができるため、あくまで「初期」装備に留まっている。ユキカのように大金を手に入れると一足飛びに中級装備を手にしてしまうものもいるため、地味ながら強力な「あらゆる経験値+1」は見落とされがち。以下、職業別初期装備の説明に移る。




「剣士シリーズ」

 総合防御力+10 STR補正+1 AGI補正+1

(レベル1~50まで)


 剣の道を志す者たちの服。稽古でなく、実践用。

 初期装備にしてはまずまずのステータス補正、かつ防御力もなかなか。だいたいはこの上に軽い鎧を重ねる。「実践」となっているのは、訓練の対人戦も想定しているから。耐刃繊維などではないので、あまりあてにならない。




「魔術師シリーズ」

 総合防御力+7 INT補正+3 MP+1パーセント

(レベル1~50まで)


 魔術を修めんとする者への贈り物。実戦には使いづらい。

 +3の補正は強力に思えるが、防御力や「MP+1パーセント」は罠レベルで弱い。ちなみにレベルが低いうちしか使えないのは、合計レベル九百くらいになってから「MP+1パーセント」を使わせないためである。他のジョブには関係ない気もするが……。




「ヒーラーシリーズ」

 総合防御力+10 INT補正+1 MP+1パーセント

 回復魔法威力20パーセント増加

(レベル1~50まで)


 癒しの術を身に付けた者の修行用の衣服。すぐ実践に使える。

 低レベルしか使えないのが納得の補正。初心者は下手くそなのでこれくらいやっておかないといけないのだが、防御力とINT補正がもう少しまともならレーティング8はいける化け物である。




「探索者シリーズ」

 総合防御力+7 AGI補正+3 LUK補正+1

(レベル1~50まで)


 前人未到の地域へ踏み入る者への贈り物。その身一つで生き残る自信なくば、身に付けるなかれ。

 説明文通り、他の「危険警戒」や「罠察知」「危険物透視」などのスキルを取っていることを前提として、それらを補助できる装備。差分の中でも、帽子の形は選べない。またポケットが多く、小さなものなら入れておけることが多い。




 ひとまず、これくらい。最初に選べる職業に就き、それらの装備をもらってからログインすることもできる。当然ではあるが、ジョブ別に最適化された性能の防具が手に入ることが多い。また、見た目にはいくつかの差分があり、武器よりも自由度の高い見た目。差分のうちいくつかはあらかじめ公式サイトでチェックすることができ、とても良心的である。人間型の生物に合わせて作られているが、あらゆる形に対応できるようにはできていない。そのためエルフや混成種など「人間とは違う形をしている(・・・・・・・・)種族」には無理がある形になってしまうことがある。


 以下は主要人物の持っているものをちょこちょこ紹介する。




「魔法殴打 不聞名愚理」(まほうおうだ ぶんなぐり)


 殴り合いに術など不要とされた時は、いま終わりを告げる。そして術師に力など不要とされた時代も、いま終わる。時極まれり、今こそ筋肉と漢の時代ッッ!!!

 ユキカの持っている杖。名前も理由も聞かず殴るというすげー名前。これでもINT補正はあるが、魔法の威力以外に関係はない。杖での攻撃に最適、かつ魔法にもそこそこ使える杖としてこれがもっとも良かったようだ。




「マリンブルー・チュニック」


 さわやかなマリンブルーのチュニック。やわらかな生地でできているため動きやすく、日差しや水にも強い。

 水・氷耐性値高めの服。名前が名前なので染色不可。地味に日よけ効果(光耐性)もあるが、プレイヤーはどれだけ日光を浴びても肌の色が変わることはない。耐久値がやや低いのが難点だが、後衛のユキカが身に付けているのでさほど問題はない……と思われる。




「花薫るスカート(紫)」


 ラベンダー色のスカート。生地に織り込まれたよい香りの糸がふんわりと薫る。

 NPCやモンスターに好かれやすくなる装備。強力な効果を持っているが、ユキカはかなり無駄にしている。うまく使えばクエストの報酬額が上がったり名声が必要な職業への転職が早くなるのだが、そこまで(もはや悪用に近い形で)使いこなすことはないらしい。




「夜のマント(宵の揺らめき)」


 美しい揺らめき色のマント。素材は知らぬが仏。

 なかなかグロいものでできた綺麗なマント。素材たちの持っているスキルを忠実に反映して、飛行魔法の自由度とジャンプ力を引き上げる。高級素材を使っているので十万ルトはするはずなのだが、真価を発揮できるプレイヤーが少なく、値段にしては効果がショボいため、超大幅に値引きされている処分品。ユキカは素直に喜んでいる。




「海竜殻のサンダル」


 竜の甲殻を削って作ったサンダル。青い色が人気。

 ユキカの持ち物の中では一般人気がいちばん高い品物。ハイヒールのサンダルでありながら防御力もそこそこあり、水・氷耐性がかなり上がる。夏でもひんやりしているうえ、冬には末端冷え性を無効化できる優れもの。人気の理由は最後の効果ではなかろうか、と邪推する。




「魔法少女のとんがり帽子」


 魔法に憧れる少女たちの帽子。かぶったことのある女性は多い。

 あらゆる魔法の効果+1パーセント、MP+1パーセントという超絶性能(初期は役に立たないが)を誇る、ビギナーにもハイエンドにも好かれる帽子。ちなみに枕詞は「魔女」「妖女」「妖魔」と変わっていく。女性とはいったい何なのだろうか……男性にも人気。クエスト報酬でもらえることが多く、少しでも魔法を修めている人間が案外多いことが分かる。




「喰龍剣」

 エヴェルの持っている剣。龍虫〈メルティピード〉の持つ特徴の中から「竜・龍種族特攻」しか引き出せなかったひどい失敗作だが、素の装備攻撃力はなかなか高い。試練を潜り抜けることができなかった龍虫なので、能力が少ないことも関係している。

 報酬アイテムを加工してできた装備なので、種族名〈メルティピード〉だった彼の真名が装備名に入っていない。




生成装備

 化人族の力によって、その場その場で作られる使い捨ての武器。レベル九百の化人族が作ってもせいぜいレーティング5から6程度のものしかできないが、HPもしくはMPを消費すれば何本でも作れる。また体の装飾を引きちぎるタイプだとさらに消費が少ないこともあって、化人族の主流武器になっている。攻撃するたび武具に呪いをかける化け物や、つまようじでも折るように武器破壊をしてくる怪物にはかなり有効。耐久度は本体のHPと同じ数値を誇る、という点も驚異的。




装備部位


武器(保持でき、攻撃に使える本数まで)


頭(兜/アクセサリー)

胴体1(インナー)

胴体2(服)

胴体3(鎧)

胸元のアクセサリー

籠手

指のアクセサリー

腰(ベルト/ポーチ)

下半身1(インナー)

下半身2(服)

下半身3(グリーヴなど)

足1(インナー、靴下など)

足2(靴など)


※「全裸(裸)」は違法と見なされ、厳重注意を受ける。二度目は逮捕される。


※全裸(裸)の定義は「インナーと服に覆われるべき場所が、視覚的に二か所以上露出していること」。なので、鎧、ズボンを身に付けた下が裸でも視覚的には違法と見なされない。なお、インナーのみで過ごすことは視覚的な露出と見なされるが、足に靴下などのインナーを付けないことは認められている。


※武器は手に持つ二本、口でくわえる数本、足に取り付ける数本、腹に刺す数本、背中から飛び出る数本など猟奇的なありさまであっても、(技量に問題がなければ)攻撃に使える。手の数や足の数が多いともっと増える。ただし、連続剣技を使用する場合、同じ場所に装備している武器が連続で使用されることはない。


※装備重量とインベントリの重量は関係しない。そのためインベントリが重量限界であっても装備重量に負荷が生じることはない。ただし、それぞれ重量限界の場合、新たにアイテムを入れること、それ以上の重ね着をすることはできなくなるか、負荷が生じる。

例:

 装備重量100kg中100kg(これ以上装備できない!)

 インベントリ1t中100kg(900kgの猶予あり)


 装備重量100kg中40kg(60kgの猶予あり)

 インベントリ1t中1t

(捨てるものを選んでください。

レーティング順に並び替える/重量順に並び替える)


 装備重量100kg中110kg(体が痛い……/継続ダメージ)




 なお、「視覚的な露出」でなければどんな奇抜な格好も認められる。どのような仕組みかは分からないが、インナーの下にさらにインナーを付けて規制を潜り抜ける、というものもぱっと見ただけで触法行為でないと判断されたらしい。透視できるのか……? 水着は独立した服のカテゴリであり、インナーとはみなされない――が、形は同じなのでインナーとして身に付けることができる。どうやっても快適ではないと思うが。


 なんだか妙な話題が多いが、変態を擁護しているわけではない(焦燥)。

 装備枠がめちゃくちゃ多いうえにある程度のルール違反もできる(兜の下にメガネをかけるとか)フレキシブルなシステムですが、装備一覧に表示されていないと魔法効果が発揮されないなんてデメリットも。


 変態を擁護していないとかいいつつ「一番外が見た目大丈夫ならオーケー」=「全裸マントオーケー?」なのでは……といまさら気付いてしまった。

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